浮気調査開始!最凶&最狂アプリで精神崩壊「人間だもの」

小悪魔ドルチェ寿司 編集者
更新日:2020-03-06 11:35
投稿日:2020-02-21 06:00
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットなイットボーイというより、じわじわ低温やけどさせる傘寿系脳みそ性器は、女の子大好き。初めての浮気発覚について語ります。

どんな善人でも何かは必ず見つかる「パンドーラーの箱」

【vol.44】

 午前様で帰宅したひろしが無理やりセックスでなだめ、うやむやになった浮気疑惑。ここで、何年も前のあの時のことを考えていると、恋人の携帯電話をこっそり覗き見るという行為がもたらす結果は、すべて終わりの始まりにしかならないのだな、ということがしみじみ思われます。

 よく携帯電話はパンドーラーの箱、といわれます。

 パンドーラーとは、プロメーテウスが人類に火を与えたことに怒った全知全能の神ゼウスが、人類に災いをもたらすために作らせた人類最初の「女性」。決して開けてはいけないといわれた箱を持ってエピメーテウス(プロメーテウスの弟)の元に送り込まれたパンドーラーは、一目惚れされたエピメーテウスと結婚し幸せに暮らしていたのですが、あるとき好奇心に負けてその箱を開けてしまいます。

 その途端、あらゆる悪、疫病、争い、悲観、不安、憎悪、犯罪、欠乏など、災いが人間界に蔓延しました。人間に“すべての災いをもたらすモノ”が詰まった箱だったわけですが、パンドーラーが慌てて箱を閉めたので、あるひとつの災いだけが箱に残りました。その最後に残った災いというのがエルピスです。

 “予兆”という意味を持つエルピスは、「未来がすべて見える」災いといわれ、その未来が見える災いが飛び出して行かなかったことで、人類は希望を持つことができる、といわれています。

最凶にして最狂アプリといわれた「ケルベロス」

 携帯電話に話を戻しましょう。これは絶対に見てはいけないもの。絶対に開いてはいけないものです。最凶にして最狂アプリといわれていた「ケルベロス」を、ひろしの携帯電話にこっそりダウンロードしていたわたしがいうのだから、間違いありません。

 このケルベロスというアプリはアップデートされて今では浮気調査に使える機能もそう多くはないのですが、わたしがひろしの浮気で心身ともに疲弊していた頃は、大まかにいうと下記の機能がありました。

・スマホのカメラ機能を遠隔操作して静止画、動画の撮影が可能
・スマホ周囲の音を遠隔操作で録音が可能
・スマホのデータをメールで転送が可能
・スマホの通話履歴やSMSの通信記録が遠隔操作で取得可能(現在はできません)
・遠隔操作でスマホのスクリーンショットが可能
・スマホの現在位置、位置情報のログが閲覧可能
・ストレージ内で非表示設定が可能

(出典:浮気調査NP)

携帯電話を見ることは、おわりのはじまり

 今現在浮気しているお方なら、これがこっそりダウンロードされている恐怖は筆舌に尽くしがたいものがあると思います。自分の携帯電話が“勝手に☆監視カメラ”として機能していたり、カメラ機能が遠隔で起動されて、浮気相手と出向いたホテルで何気なくベッドサイドテーブルに置いた携帯電話が部屋の内部の写真を撮影していたりするわけです。

 ちなみに持ち主の許可を得ずに、疑心暗鬼に陥った恋人が相手の携帯電話にインストールして勝手に位置情報を検索したり、スマホのロックを解除して起動させたり通話したりなどの行為は刑法168条『不正指令電磁的記録供用罪』という罪で罰せられる可能性がありますし、パスワードを勝手に入手してログインした行為には不正アクセス禁止法違反に当たります。

 法律上の妻なら、罪は軽くなると聞いたことがありますが敏腕弁護士がついていればの話。この不法行為で入手したやりとりは、不貞行為の証拠になり得ませんからリスクだけが高まります。なぜならイチャイチャLINEだけでは性行為をした、という証拠にならないからです。

胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎のトリプル地獄

 そのときのわたしは憔悴し切っていて、不貞行為の証拠を集めて裁判で有利にしたいとかそういうことでなく、捕まってもいいから真実を知りたいと覚悟して徹底的に監視した結果、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎のトリプル地獄に陥りました。

 サレ側、シタ側、両方を経験しているわたしが唯一いえるのは、「コレはコレ、ソレはソレ」なんですよね。そして「人間だもの」。このふたつの金言が狂おしくも一番刺さります。

 恋人には自分以外の人を魅力的だと思って欲しくない、自分以外の人を大切に思って欲しくない。でも社会的動物である人間は、ふたりっきりでカプセルの中に閉じこもっているわけにもいかず、魅力的な人に毎日出会うことができます。

 そこで、あなたの恋人にとって、あなたが一番大事であるという不文律が揺らがなかったら、目くじらをたてる案件でないということ、携帯電話を見て自らぶち壊しにいってはいけないということなのですが……。まぁ、渦中にいると絶対にそうは思えませんよね。

小悪魔ドルチェ寿司
記事一覧
編集者
出版社で勤務のかたわら、現場主義のスケベライフを送っている最中に81歳と恋に落ち同棲生活開始。

エロコク 新着一覧


愛人仲間とパパを交換! 25歳フリーターが仕掛けたウルトラC
 エロ好きの方ならスワッピングってご存じですよね。そう、いわゆる“夫婦交換”ってやつです。  AVでもさほど珍しく...
中山美里 2023-05-16 06:00 エロコク
累計100万個突破の「ローション風呂パウダー」に新作登場!
 このたび、累計100万個突破のローション風呂「ハニーパウダー」に和の香りをイメージしたシリーズがお目見え、「椿」「檜」...
桃子 2023-05-14 06:00 エロコク
40代地下ドルの悲劇!夫と後輩ホステスの店内SEXに遭遇 #5
 17歳でアイドルデビューし、現在も地下アイドルとして活躍中のR美さん(43歳/バツ2独身・子供アリ)。ロングヘアにキュ...
蒼井凜花 2023-05-19 12:15 エロコク
双子の妹と入れ替わるのはヤバすぎ!25歳OLのエッチなお悩み
 愛人が欲しいという既婚男性に話を聞くと、外に女ができたら「奥さんがさせてくれないエッチをしてみたい」と答える男性、多い...
中山美里 2023-05-09 06:00 エロコク
スイングするバイブで初めての中イキ体験出来ちゃうかも?
 バイブレーターにおいて、先端が小さく回転してうねうねとスイングするのは古くから定番の動きのひとつです。でも、まさかこの...
桃子 2023-05-07 06:00 エロコク
TOP5の人気ホステスに暗雲…「偽イロカン」で第2子妊娠?#4
 17歳でアイドルデビューし、現在も地下アイドルとして活躍中のR美さん(43歳/バツ2独身・子供アリ)。艶やかなロングヘ...
蒼井凜花 2023-05-05 09:38 エロコク
愛人から授かり婚!29歳“ちっぱい”派遣社員が掴んだ女の幸せ
 特定の殿方からお手当をもらうかわりにエッチのお相手をする。愛人のシステムって、いたってシンプルですよね。  でも...
中山美里 2023-05-02 06:00 エロコク
パワフルなのに繊細で丁寧! シンプル操作が好印象な吸引系
 クリトリスを覆って振動刺激を与えながら吸い上げる、いわゆる“吸引系”グッズは、いまや定番中の定番。  多機能化し...
桃子 2023-04-30 06:00 エロコク
新恋人がタバコの火を…!バツ2のアラフォー地下アイドルの悲鳴 #3
 17歳でアイドルデビューし、現在も地下アイドルとして活躍中のR美さん(43歳/バツ2独身・子供アリ)。艶やかなロングヘ...
蒼井凜花 2023-05-05 09:43 エロコク
テクは裏切らない! 愛人道を突き進む60歳の美熟女のケース
 昨今はお年を召した一般女性の中にも、芸能人に負けず劣らずお美しい方がいらっしゃいますよね。 「若さの秘訣は……や...
中山美里 2023-04-25 06:00 エロコク
超優秀ローターを味わいつくしたら今度はバイブで楽しんで
 ラブグッズ初心者のみなさん、朗報です。  きっと「何を買っていいかわからない」とお悩みだと思います。特に挿入タイ...
桃子 2023-04-23 06:00 エロコク
アイドル→デキ婚→六本木のホステスへ 禁断愛の口内射精 #2
 10代からアイドルデビューし、現在も地下アイドルとして活躍中のR美さん(43歳/バツ2独身・子供アリ)。  サラ...
蒼井凜花 2023-04-28 19:43 エロコク
女性無料パーティーにご用心!風俗嬢扱いされた20歳JDの怒り
 パパ活中の女性が参加するパーティーも実態はピンキリ。話を聞かせてくれたのは、プチ愛人歴1年の女子大生、菜々美ちゃん。 ...
中山美里 2023-04-18 06:00 エロコク
吸引口の大きさに注目!クリが包まれているような感覚に♡
 あざやかで深みのあるブルーに、まず目がときめきました。「ピュイサント」はこの春注目の、フランス発のブランドです。洗練さ...
桃子 2023-04-16 06:00 エロコク
バツ2子持ちのアラフォー“地下アイドル”が語る20代の妊娠 #1
 桜の開花とともにマスク着用が自己判断となり、屋外ではマスクを外す人が増えてきた。一部では「顔を晒(さら)す怖さ」なども...
蒼井凜花 2024-08-26 16:25 エロコク
爆乳アラフォーがハマった同窓会不倫…1回4万円のお手当も
 今回お届けするテーマは、“同窓会”。お話を聞かせてくれたのは、都内在住の専業主婦、晴美さんです。アラフォーの奥さまです...
中山美里 2023-04-11 06:00 エロコク