「撮らにゃいで!」撮影拒否の“にゃんたま君”に使った奥の手

芳澤ルミ子 写真家
更新日:2020-05-04 06:00
投稿日:2020-05-04 06:00

「あり得にゃい。絶対無理、レンズをこっちに向けにゃいで!」

 箱入り息子のにゃんたま君のおウチに遊びに行った時のこと。

 その日、にゃんたま君はいつもと違ってご機嫌ナナメ……。

 軽蔑の眼差しで私のことをハレンチカメラマン扱い。(←正解!)

 美味しいオヤツに極上マッサージ&褒め殺し、あの手この手でご機嫌を取って数時間。

 今日はもうにゃんたまω撮らせてもらえないかな……。

 帰り際に“奥の手”です。

 ポケットからマタタビ粉の入ったパケを取り出して「カサカサカサ」とチラつかせた隙に!

 にゃんたまシャッターチャンス!

 明日から極悪カメラマンで指名手配かもしれません。

芳澤ルミ子
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写真家
写真家。1972年生まれ。独学で写真を学び「猫びより」「ネコまる」等、猫撮影を中心に活躍。著書に「にゃんたま」「開運酒場」(自由国民社)、「ネコの裏側」(辰巳出版)等。マニアックな作風から“猫フェチカメラマン”という新たなジャンルを開拓しつつある。「開運!! にゃんたまω カレンダー2024」発売中!

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