女々しさにモヤッ!煮え切らない男の真意とメス力をおさらい

神崎メリ 恋愛コラムニスト
更新日:2020-06-14 06:00
投稿日:2020-06-14 06:00

彼が女々しく見えるのはなぜ?

「◯◯にご飯行こうよ!」ではなく、「◯◯に行ってみたいなぁ」と言うタイプの男性。

まぁ女性側からしたら正直、「堂々と誘ってこんかい!」とモヤモヤするわよね(笑)。

なぜ彼がこんなまどろっこしい言動をするのかって、貴女の本心がちっとも見えないからなのよ。

るりさんは「メス力」をやっていると書いてくださっているけど、それは、少しよそよそしい振る舞いになってはいない?

たとえるなら、いつも行くカフェの店員さん(男性とは限らず、同性の店員さんでも)がすごく感じがよくて雑談もするんだけれども、好感を持ってくれているからなのか? それとも社交辞令(接客)なのか? などと、相手の真意を測りかねる時ってあると思うのよ。

まさに彼にとって、るりさんの言動や態度は「感じいいんだけど、それって社交辞令?」と迷わせるものになってしまっているのだと思うのよね。

彼は、貴女に嫌われないためには慎重に距離感を測ったほうがいいと判断して、遠回しな言い方で貴女の心を伺いながら、「よし! ◯◯デートできそうだぞ!」と段階を踏もうとしているだけなのよね。

こんな風に、大切にしたい女性に配慮する心意気こそが真の男らしさだと、るりさんも年齢を重ねていく中で気がつく日が来ると思うわよ(それほどに「自己中おクズ様」が多いのよ)。

対応策・投げられたボールに快く返してあげましょ

彼に遠回しに誘われたら、「いいですね♡行きたい」と言えばいいだけ。

「名前で呼ぶのって気持ち悪いよね?」と言われたら、後ろから不意打ちで相手のことを名前で呼んで変化球で返してみてもいいと思うわよ。

(直球で「名前で呼んでもいいですよ」と言われるよりドキドキするで~彼は)

「メス力」って、ただ受け身なことじゃないの。こういう遊び心を駆使して男性をドキドキさせて、より深い恋をさせてあげることもできるの。

男性を「おクズ様」ではないか、見定めることは本当に大事。でもまずは貴女自身が恋を楽しむことだって大切なの。

「メス力」で今度こそ恋愛を失敗しないようにって、萎縮してよそよそしくなっているのだとしたらもったいないわよ。

きっと貴女は「メス力」の基本的な振る舞いは身についているタイプだと思うから、もう一つ上の「男心を撃ち抜く」の段階に進んでみて欲しいわ。

男性が投げてきたボールに対して、どんな変化球を投げ返すのか?

想像力を使ってくださいね!

女々しい男の恋心に火をつけて、剥き出しのオトコにしちゃってください(笑)。

2人のことを心から応援しています!

神崎メリ
記事一覧
恋愛コラムニスト
ドイツハーフ。自身の離婚・再婚・出産という経験から「男心に寄り添い、しかし媚びずに、女性として凛として生きる力」=「メス力」と命名し、それこそが幸せの第一歩だと提唱している。男ゴコロや恋バナを発信する公式ブログのアクセス数は月間200万PV以上。Instagramのフォロワー数は12万人を超える。

著書に「魔法の『メス力』」(KADOKAWA)、「大好きな人の『ど本命』になるLOVEルール~"運命の彼"にめぐり逢い、ずーーーっと愛され続けるための秘密の法則」(大和書房)、「神崎メリのヒロイン手帳2020」(扶桑社)、「ど本命の彼から追われ、告られ、秒でプロポーズされる! 秘密のメス力LESSON」(SBクリエイティブ)、予約段階でAmazon総合1位〜発売前重版決定の最新刊「男のトリセツ」(マガジンハウス)が5日で3刷と好評発売中。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「母親とデートに来る」ってないわ~。婚活女性がドン引きした男たちと“後悔あるある”4選
 婚活に励んでいる女性は必見! 婚活中に後悔&ドン引きした女性たちの話を集めてみました。失敗やトラブルを回避するために、...
恋バナ調査隊 2025-07-15 08:00 ラブ
毎日「君しかいない」と囁く男の“裏の顔”。SNSに私が一切存在しないのはなぜ?
 今やカップルの4組に1組がマッチングアプリで出会う時代。気軽に恋人探しができる一方で、「本当に信じていい人か?」と疑い...
おがわん 2025-07-14 11:45 ラブ
サヨナラ回避!別れを留まった恋人からのLINE3選。「絶対にイヤ」連発にキュン…涙
「もう彼とは別れよう」と決意した女性の意思は固いもの。しかし、彼氏から言われた最後の言葉で考えが変わったり、未練が残って...
恋バナ調査隊 2025-07-13 08:00 ラブ
ヤバ…その違和感、見逃さないで。モラハラ男の“あるある”言動。狙われないためには?
 女性を不幸に突き落とす、モラハラ夫。結婚前に彼がモラハラ男ではないか確認したいですよね。今回は、結婚前にチェックしたい...
恋バナ調査隊 2025-07-13 08:00 ラブ
前の恋人とは「魂レベルで惹かれてる」スピリチュアル夫のバカげた主張。妻との結婚は“成り行き”と断言
「冷酷と激情のあいだvol.254〜女性編〜」では、特定の元カノと結婚後も会い続ける夫への腹いせのために、歴代の元カレに...
並木まき 2025-07-12 11:45 ラブ
元カノと会う夫が腹立たしい。“友達”だとは言うけど…嫌なのは変ですか? 37歳女性が悶々とする夜
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-07-12 11:45 ラブ
3年前の“夫の不倫”が今でも許せない。妊娠中の裏切りがトラウマに(32歳・看護師)
 看護師の32歳女性です。会社員の夫(38)は3年前、私が妊娠中に不倫をしていました。実家で出産準備をしている間にマッチ...
植草美幸 2025-07-11 11:45 ラブ
“縁切り”祈願し続ける女の執念。他人が不幸になろうとも「彼が私と結婚しますように…って」
 世の中が不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-07-11 11:45 ラブ
年下彼氏が女性から去っていく理由…長続きする年の差カップルとの「決定的な差」
 アラフォーやアラフィフ女性が、10歳以上年下の恋人と交際することも珍しくなくなってきました。しかし最終的に年下彼氏が去...
内藤みか 2025-07-10 11:50 ラブ
実は多い? 妻が夫に隠してる「秘密のバイト」体験談。言えない理由に納得
 夫婦でも、出会う前の出来事をすべて把握し合っている男女はいないでしょう。それをいいことに隠し事をしている妻たちもいるよ...
恋バナ調査隊 2025-07-10 08:00 ラブ
LDH系の塩顔男子、初デートで「米しか食べない」宣言→レタスをパクパク…って何!?【私の恋愛 失敗談】
 いまやカップルの4組に1組がマッチングアプリで出会う時代。気軽に恋人探しができる一方で、画面越しの“いい人”が、実際に...
おがわん 2025-07-08 11:50 ラブ
ブス扱いで整形沼に…私が「闇落ち」した彼の残酷な一言【恋愛編】
 心を許している男性、片時も離れたくないほど好きな男性の言葉は、よくも悪くも女性を左右するもの。相手の一言で、性格や価値...
恋バナ調査隊 2025-07-08 08:00 ラブ
フフフ…私の“離婚の切り札”こっそり教えます。バレてないと思うなよ!
「いつか離婚してやろう」と思いながら、我慢して結婚生活を続けている人もいるでしょう。でも、実際に離婚するにはそれなりの理...
恋バナ調査隊 2025-07-07 08:00 ラブ
納得できないよ~。理解不能な“お別れLINE”エピソード。「好きだから別れないと」ってそんな理由ある?
 彼氏からLINEで突然別れを切り出されたら、あなたはどうしますか? しかもその理由が“許せない理由”だったら…!?
恋バナ調査隊 2025-07-06 08:00 ラブ
初孫は可愛いはずでしょ? 実母に育児をさせる息子の恐るべき思考回路「妻とのケンカも母親のせいですよ!」
「冷酷と激情のあいだvol.253〜女性編〜」では、親離れできず、父親としての自覚に乏しい夫に苦心する妻・鈴香さん(仮名...
並木まき 2025-07-05 11:50 ラブ
44歳の夫が隠れマザコンだった。「ベッタリ、とは違うんです」男が義母に“わざと”口論をしかける理由とは
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-07-05 11:50 ラブ