コロナでも「浮気」や「不倫」を自粛できなかった人の言い分

内藤みか 作家
更新日:2020-06-18 06:10
投稿日:2020-06-18 06:00
 いよいよ全面解除も近い新型コロナウイルスの自粛要請。とはいえ、今後も当面は密を避け、ソーシャルディスタンスを保ちながら慎重に暮らす必要があるといいます。そんななか、コロナ禍であっても浮気や不倫を自粛できなかった人たちもいます。

エッチをやめられない!

 実はラブホテルは休業要請対象ではなかったので、自粛期間中も利用することができました。そのため、地方でも都会でも、ラブホテルが平日の昼から満室という現象があちこちで起きていたのです。自宅で暇を持て余した人たちが訪れていたのかもしれません。

 こうした施設を利用する人たちには、理由があります。たとえば、親と同居なので、エッチをするときはラブホテルを利用するしかないというカップルもいます。彼らは前々からラブホデートを続けてきたし、ホテルならちゃんと消毒しているから大丈夫だろうという考えだったのです。

【あわせて読みたい】濃厚接触お構いなし…自粛中もラブホテルが大混雑だった理由

浮気や不倫をやめられない!

「相手が本当に大切だからこそ、今は会わないほうがいい」とあちこちで言われていた状況でしたが、それでも会ったカップルには、さまざまな事情があったと思われます。自粛期間に逢瀬を重ねたカップルをやみくもに非難するべきではありません。ただ、問題なのは、恋人や配偶者がいるのに、外で浮気や不倫を重ねてしまった人です。

 恋人や配偶者に秘密で他の異性と濃厚接触をした場合、その浮気相手から感染したら、大変なことになります。恋人や配偶者にまで感染のリスクを負わせてしまうかもしれないのです。こうなると単に浮気や不倫だけの問題にはとどまりません。命の問題にもなってしまいかねないのです。

出会いをやめられない!

 恋人や夫を信じていた人が浮気の事実を知ったら、大変な衝撃です。コロナ禍の真っ只中だった場合、心も体も傷ついてしまうかもしれないから、なおさらです。大切な人から大切にされるどころか、危険な目に遭わされたら、彼に愛されているのかも信じられなくなってしまうでしょう。

 感染症が心配な時期にもかかわらず浮気や不倫をやめられない人のことは、注視する必要があるかもしれません。マッチングアプリにも「コロナだけど、ちょっとなら大丈夫だと思うので会いませんか?」「既婚者ですが、それでもいいという人、安全そうな場所で遊びませんか?」などという自粛知らずの書き込みが後を絶ちませんでした。

「今は出かけるべきではないとわかっているけど、誰かと体を重ねたいという欲求を抑えられない」「バレたら何もかも終わりだと思うけど、ガマンできなくて続けてしまう」というのが、彼らの言い分です。浮気や不倫の「いけないことをしているスリル」が病みつきになっていると言う人もいます。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

ラブ 新着一覧


恋愛とキャリア、どっちも身の丈で両立させるにはどうする?
 仕事が大好きで、キャリアアップすることが何よりも楽しいと感じるバリキャリ女子。でも、恋愛面においては「どう仕事と両立し...
恋バナ調査隊 2023-10-23 06:00 ラブ
疲れたから寝るLINEを送ってきた彼と道ですれ違う?最悪な恋愛の思い出
 恋愛で得られるのは幸せだけではありませんよね。好きな人と付き合えたとしても、最悪な出来事に見舞われるケースもあるはずで...
恋バナ調査隊 2023-10-22 06:00 ラブ
整形美女との結婚話を破談にしたい37歳男、老いるほどいじるでしょ?
「冷酷と激情のあいだvol.165〜女性編〜」では、結婚の話が出ながらも、なかなか具体的な行動に進んでいかない恋人に悩む...
並木まき 2023-10-21 06:00 ラブ
美意識高い系40女、婚約者とのシラけた夜の生活に努力してるのになぜ?
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-10-21 06:00 ラブ
不倫沼に陥った女が失う「5つのモノ」友達 仕事 時間 自尊心そして…
 既婚者と不倫をすると、相手の家族を苦しめることになります。でもそれだけでなく、不倫をした当の本人たちが失ったものもたく...
恋バナ調査隊 2023-10-21 06:00 ラブ
遠野なぎこは食い逃げ被害2日後に新恋人…チャチャッと付き合う女って?
 女優の遠野なぎこ(43)が今月16日、自身のインスタグラムで《ルンッ♪が、ルンッ♪な事になりまして。 無事にアプリを退...
愚痴るの、待って!自分の恋愛相談を友達にしないほうが良い4つの理由
 好きな人とうまくいかないときや彼氏とケンカしたときは、つい友達に相談したくなりますよね。でも、相談することにはいくつか...
恋バナ調査隊 2023-10-20 06:00 ラブ
マッチングアプリの恋活要注意!「どこ住み?」は“ヤリモク男性”の手口
 コロナ禍以降、マッチングアプリで恋活や婚活をする女性が増加傾向にあります。真剣な出会いを求める男性ばかりならいいのです...
内藤みか 2023-10-19 06:00 ラブ
えっと、女の武器ってなんですか?さりげなくモテる人の4つのテクに学ぶ
 昔から女の武器を使ってモテる女子には、同性からも「ずるい」と批判の目が向けられてきました。でも、同性から好かれようとし...
恋バナ調査隊 2023-10-19 06:00 ラブ
マジ羨ましい…神のように優しい「神彼氏」の作り方とは?
 友達の彼氏がレストランで毎回ご飯を奢ってくれるって聞いて、「うちの彼、全然そんなことしないよな」と思った経験はありませ...
若林杏樹 2023-10-18 06:00 ラブ
付き合ってもソッコーで破局の謎…恋愛が短期間で終わるタイプの問題点
「好きな人と結ばれてもすぐに別れてしまう」。そんな悩みを抱えている女性もいるのではないでしょうか? 短命な恋愛ばかりだと...
恋バナ調査隊 2023-10-18 06:00 ラブ
貴女はどのディズニープリンセス気分?フェロモンジャッジ愛され香り術
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
太田奈月 2023-10-17 06:00 ラブ
脳内で美化されてない? 元彼と復縁→後悔した女性とそのトラブル
 別れた彼に未練がある女性は復縁を望むでしょう。ただ、復縁しないほうが幸せになれるケースもあります。  元彼に復縁を迫...
恋バナ調査隊 2023-10-17 06:00 ラブ
夫の過去の嘘許せますか?交際人数盛り申告からマジで笑えない婚姻歴まで
 信用している夫に嘘をつかれるのは嫌ですよね。たとえ結婚前の過去の話だとしても、内容によっては不信感を持つでしょう。 ...
恋バナ調査隊 2023-10-16 06:00 ラブ
「体の相性?子作りには支障ない」結婚延期の不満を切り出せない42歳男
「冷酷と激情のあいだvol.164〜女性編〜」では、プロポーズをしてきた恋人のカズトさん(42歳・仮名)との体の相性が悪...
並木まき 2023-10-14 06:00 ラブ
気持ち良くも楽しくもない…体の相性が最悪で結婚に踏み切れない39歳女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-10-14 06:00 ラブ