「もっと父親として自覚を」夫の交友関係に不満を募らせる妻

並木まき ライター・エディター
更新日:2020-07-06 00:47
投稿日:2020-07-04 06:01
 男女の関係では、交際相手や配偶者の言動に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、日々の生活への捉え方も大きく異なる場合も少なくありません。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、夫の交友関係に不安が強い妻の切実な思いをお届けします。

出会いは運命だったと思っているけど…

 25歳のSさんは、結婚2年目。いわゆる授かり婚で、新卒で就職した直後に学生時代から交際していた彼との妊娠が発覚し、スピード寿退社をしています。2歳年上の夫とは3年間交際した末の結婚で、子どもが産まれた今でもラブラブムードが続いているそう。

「夫のYとは、とにかく似た者夫婦だと思います。喧嘩も激しいけれど、基本的に価値観がめちゃくちゃ近いので、出会いは運命だったと思っています。

 だけど夫も若くしてパパになっているので、どうしてもまわりの友達は独身が多いし、そういう人たちとは、遊び方もお金の使い方も変えてもらわないといけないから、友達は選んでもらいたいって思っているんです」

 Sさん自身も、まだまだ周囲の友達は「これから婚活」という人も多く、早々にゴールインした自分に幸せを感じている一方で、友人たちとの価値観の違いも感じ始めているのだとか。そのため、今は学生時代の親友とも少し距離ができているそうです。

「今、私は働いていないし、朝から晩まで子育て中心の生活ですから。やっぱり友達とは話が合わなくなってきますね……。まわりのみんなは飲み会とか合コンとか行きまくっていて、入っているLINEグループでも恋愛の話が多いです。友人たちのそういう生活ぶりを微笑ましくも思うけれど、ちょっと寂しいなって気持ちもあります。

 けれど、私はママになった以上は子どもの幸せが一番だと思っているし、今は遊ぶべき時期じゃないってわかっているので、外出もほとんどしていません。

 夫の収入がそこまでいいわけではないので、私が専業主婦で子育てをするには、カツカツっていうのもありますね……(苦笑)。

 だけど、夫にはそこまでの覚悟はないような気がして、イライラしています」

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ラブ 新着一覧


「ヒモ彼氏が欲しい」ってマジ? 理由とメリットを徹底解説
 仕事をせずに、金銭面で彼女に頼りっきりの「ヒモ彼氏」。悪い印象を持つ女性も多いようですが、実は今バリキャリ女子の中で「...
恋バナ調査隊 2023-07-08 06:00 ラブ
胸板、血管、ほくろ…何フェチ? 色気を感じる男性の身体部位7選
 女性で、男性の特定の部位に色気を感じる「フェチ」がある人は多いようです。フェチの部位は人によってさまざま。なかには、ほ...
恋バナ調査隊 2023-07-08 06:00 ラブ
「モラハラ男に引っ掛かったのが運の尽き」自信と笑顔を失った41歳独女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-07-08 06:00 ラブ
「ゼニがあるのに何不満?」月6万円で彼女に世話をさせたい成金50代男
「冷酷と激情のあいだvol.150〜女性編〜」では、モラハラ自覚のない彼のモラハラに悩み、自分に自信を失ってしまった亜紀...
並木まき 2023-07-08 06:00 ラブ
草食も肉食も凌駕!人気急上昇「犬系男子」の特徴、幸せな恋ができそう
 男性のタイプといえば、草食系、肉食系などが思い浮かびますよね。中でも最近、人気上昇中なのが「犬系男子」です。今回は犬系...
恋バナ調査隊 2023-07-07 06:00 ラブ
「不倫夫の歯ブラシでトイレ掃除」恐ろしい!サレ妻たちの計画的な復讐法
 夫に不倫された女性をネット上では「サレ妻」と呼びます。一見、「サレ妻」という呼び方から、悲劇のヒロインのように可哀想な...
恋バナ調査隊 2023-07-07 06:00 ラブ
年下彼氏との食事でお金を出していい時・悪い時、最強ホットスポットは?
 近頃は年下の男性と恋愛する女性が多く、経済力の違いに戸惑うケースも増えています。  彼におごってあげるべきかどうか迷...
内藤みか 2023-07-06 06:00 ラブ
“過干渉オカン”になってない?カレに口出しせずに過ごす方法
 カレが大好きなのに、気になるところを見つけては、口出ししたりイライラしてしまう時ってありませんか。  例えば、友...
若林杏樹 2023-07-05 06:00 ラブ
男性のガラスの心を傷つけてる? 夫婦でも言ってはいけない3つのこと
 今回は、夫婦でも言ってはいけないこと3選を紹介します。夫婦になって一緒にいる時間が長くなればなるほど、お互いの悪いとこ...
恋バナ調査隊 2023-07-05 06:00 ラブ
【7月前半にベストなアロマは?】オスとココロに効くフェロモンジャッジ
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
太田奈月 2023-07-04 06:00 ラブ
「離婚の相」が気になる! 夫と別れたい主婦が相性を占ってもらったら…
「5年後に離婚する主婦 まめ」のニックネームで「セックスレス」をテーマにSNSやメディアの発信をしています。  た...
豆木メイ 2023-07-04 11:28 ラブ
具合悪いからって“バイ菌”扱いする!? 夫を「敵認定」した5つの瞬間
「夫婦関係は、いつも良好」なんて夫婦はごく稀。どんなに仲良く見える夫婦だって、喧嘩をします。言動によっては「夫は敵」と感...
恋バナ調査隊 2023-07-04 06:00 ラブ
永遠のテーマ「お酒を飲む人と飲まない人の結婚」あり派vsなし派の主張
 結婚を考えると、相手とのさまざまな相性が気になりますが、中でも難しいのがお酒に関する相性。お酒好きな人からすれば、結婚...
恋バナ調査隊 2023-07-03 06:00 ラブ
夫に相談した私がバカだった? イライラしたくない人向けの対処法3つ
「男女は脳みその作りから違う」という話はよく言われますよね。特に実感するのが、夫に悩み事を相談した時。相談しているのに、...
恋バナ調査隊 2023-07-03 06:00 ラブ
DV気質、借金大王、束縛魔…ダメ男にいつも引っかかるタイプの特徴4つ
「いつもダメ男に引っかかっている気がする…」「男性を見る目がなくて恋愛するのが怖い」と思っていませんか? それはもしかし...
恋バナ調査隊 2023-07-02 06:00 ラブ
認知症の兆候なの…? 義父との性生活を赤裸々に話す義母、困惑する嫁
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-07-01 06:00 ラブ