条件のいい男と「愛され婚」…気になる貴女の未来予想図は?

神崎メリ 恋愛コラムニスト
更新日:2020-08-23 06:00
投稿日:2020-08-23 06:00

なぜ打算で結婚してはいけないのか?

そしてね、あいさん自身も将来の安定に目がくらんでいると正直に書いてくださっているけど、そういう気持ちで結婚してはいけないのよ。

結婚後に貴女が苦しむ…その代償は計り知れない

前回のご相談は、夫以上に思いを寄せている男性が現れて苦しんでいるというものだったのだけど、大っぴらに言わないだけで、こういう既婚女性、多いのよ。

「夫以上の男性と結婚後に知り合ってしまって苦しい」

「安定、収入で選んだけど夫は男として見れません。他の人に抱かれたいと願う私は最低でしょうか?」

私のところにもこういったご相談がたくさん寄せられているの……。

あいさんが安定を優先して、「どうせ恋愛感情なんて3年で消えるというし……」とモヤモヤと向き合わずに結婚してしまったら、その後の代償は高くつく可能性があるのよ。

「既婚メス力」は365日 バカバカしくなる!

現段階での「メス力」ですらかったるく感じてしまうのに、「既婚メス力」なんて365日のこと。相手への愛情(恋心)がないとバカバカしくてやっていられないわよ。

「なんなの? 私、接客してるみたい……」こんな気持ちになってしまうわ(すでになっていたりして……)。

愛情があれば、ナチュラルに「メス力」できるものなのにね。女心ってそのへん正直なのよね〜。

素の自分をさらけ出してみてもいい

ただ、あいさんが恋愛経験があまりないということなら、まずは「メス力」を意識し過ぎずに、素の自分を出してみることを意識してもいいかもしれないわね。

まったくその気のない男性だからこそどうでもよくて、飾らない素の自分を出してみたら、思いのほか相手からどハマりされて、「え? すごく楽! それにこんな私のことまで受け入れてくれるの? 好きかも♡」と愛情が芽生えることがあるからよ。

別れを切り出す前に“当たって砕けろ”

「なんかこの子、想像と違う!」とドン引きされてしまうこともある、諸刃の剣だけど、別れようと考えているなら最後に素の自分を出してみるというのもアリだと思う。

貴女にとっても、彼にとっても時間を無駄にしないために、「結婚したい!」という焦りを取っ払って、5年、10年、50年先のことまで想像してみてね(まずは会うたびにその人とHできる? 抱かれたい?)。

自分に素直なあいさん、応援していますよ!

神崎メリ
記事一覧
恋愛コラムニスト
ドイツハーフ。自身の離婚・再婚・出産という経験から「男心に寄り添い、しかし媚びずに、女性として凛として生きる力」=「メス力」と命名し、それこそが幸せの第一歩だと提唱している。男ゴコロや恋バナを発信する公式ブログのアクセス数は月間200万PV以上。Instagramのフォロワー数は12万人を超える。

著書に「魔法の『メス力』」(KADOKAWA)、「大好きな人の『ど本命』になるLOVEルール~"運命の彼"にめぐり逢い、ずーーーっと愛され続けるための秘密の法則」(大和書房)、「神崎メリのヒロイン手帳2020」(扶桑社)、「ど本命の彼から追われ、告られ、秒でプロポーズされる! 秘密のメス力LESSON」(SBクリエイティブ)、予約段階でAmazon総合1位〜発売前重版決定の最新刊「男のトリセツ」(マガジンハウス)が5日で3刷と好評発売中。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


11月後半 貴女の度数いくつ?オスを引き寄せるフェロモンジャッジに挑戦
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
太田奈月 2023-11-21 06:00 ラブ
「昔からの友達を好きになった…」彼女に昇格できる?気になる男性の本音
 異性としてまったく意識していなかった男友達を好きになったら、あなたはどうしますか? 「今の関係が壊れてしまうかも……」...
恋バナ調査隊 2023-11-21 06:00 ラブ
あーじれったい!くっつけたい2人のキューピッドになる手順や成功のコツ
 どう考えてもお互いに好意があっていい感じなのに、なぜか一向に付き合わない男女がいると、もどかしくなりますよね。くっつけ...
恋バナ調査隊 2023-11-20 06:00 ラブ
「いっそ嫌いになれたら楽なのに…」好きと言えない関係に悩む女性たち
 好きな彼と特別な関係になれないとしても、相手に「好き」と伝えられる恋はまだマシかもしれません。世の中には、自分の気持ち...
恋バナ調査隊 2023-11-20 06:00 ラブ
社内不倫デートの誘いは第1~第3会議室の暗号で…ムフフ♡お誘いLINE
 好きな彼からくる夜のお誘いLINE。それまでの空気が一変して、ラブラブな甘いムードに包まれますよね。今回はそんなドキド...
恋バナ調査隊 2023-11-19 06:00 ラブ
「ダメ妻がご迷惑かけまくって…」自称・リーダー気質50代夫の結婚懺悔
「冷酷と激情のあいだvol.169〜女性編〜」では、モラハラが激しい11歳年上の夫に対して悩む妻・麻子さん(44歳・仮名...
並木まき 2023-11-18 06:00 ラブ
新婚早々モラハラ夫に豹変!悪者扱いされ、離婚も拒まれる44歳妻の孤独
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-11-18 06:00 ラブ
ハライチ岩井が19歳タレントと電撃婚 娘や姪が10代で結婚したがったら
 お笑いコンビ「ハライチ」の岩井勇気(37)が13日、18歳下のタレント・奥森皐月(19)との結婚を所属事務所を通じて発...
「女として見れない」発言にショック、引き下がる前に5つの改善策を
 好意を抱いている男性から「女として見れない」と言われたら、誰だってショックですよね。  好かれようと必死に努力してい...
恋バナ調査隊 2023-11-17 06:00 ラブ
“ささっと和食”が感動級だった!アラフォー女性を好きになった男性の告白
 アラフォーになって女性としての自信を失くしてしまっている人もいるのではないでしょうか? 「年齢的に私なんか需要ない...
恋バナ調査隊 2023-11-17 06:00 ラブ
今話題のセカンドパートナー 不倫とどこが違うの?
 ユーチューバーが発言したこともあり、近ごろ話題の「セカンドパートナー」。どういう関係なのか、不倫とは何が違うのかを調べ...
内藤みか 2023-11-16 06:00 ラブ
やっぱり「セフレから付き合う恋」ってなし?男性の本音と彼女昇格のコツ
 セフレの男性に恋をした時、「彼女になりたいけど、セフレから付き合うのは絶対に無理……」と感じてしまいますよね。でも、実...
恋バナ調査隊 2023-11-16 06:00 ラブ
時代遅れな夫「そこまで太ったらおばさん」って…ドン引きルッキズム発言
 ジェンダーレスや多種多様なありのままの生き方、姿が尊重される時代です。  にも関わらず、未だに古い時代の価値観を引き...
恋バナ調査隊 2023-11-16 06:00 ラブ
男性が一緒にいたい女性とは? 今すぐできる魔法の共感テク
「ずっと一緒にいたい」って、好きな人に言われてみたくないですか?  仲良さそうなカップルを見かけて、「どうやった...
若林杏樹 2023-11-15 06:00 ラブ
夫に結婚記念日を忘れられた!可愛いor笑えない、どっちの仕返しを選ぶ
 記念日を大切にする女性が多いのに対して、男性は記念日を忘れがち。それでも一番大切な結婚記念日だけは覚えておいてほしいで...
恋バナ調査隊 2023-11-15 06:00 ラブ
私の親は共依存夫婦だったのかも…結婚後も自立にこだわる理由を考えた
 セックスレスや婚外恋愛、セルフプレジャーをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  つい最近、自分の親に...
豆木メイ 2023-11-14 06:00 ラブ