服やメイクに自信がない…そんな時はディテールに気を配る!

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2020-12-31 05:33
投稿日:2020-10-28 06:00
 パブスナック「どろんぱ」には、今日もたくさんの悩めるお客と女性がやってくる。ここで働くことになったモジョ子は、自信のなさゆえにいつも地味で目立たない衣装ばかりを着てしまいがち――。そんなモジョ子を見かねたママが何か言おうとしているみたいです。

ディテールへの気遣いで印象は180度変わる!

 私がアルバイトをしていたスナックは、キレイなお姉さんばかりが在籍していて、みんな自信に満ちあふれ華やかに見えたのを覚えています。

 そんな中で私といえば、服のコーディネートも下手だし、メイクのセンスだってない……。いつも無難な黒のワンピースばかりを選んで出勤。

 当然、お客さんに顔を覚えてもらえるはずもなく、あっという間に空気のような存在になっていきました。

 そんな時、チーママのような存在だったお姉さんと服の色がかぶってしまいました。どちらも色は黒。

「あら、お揃いだね!」とお姉さんは言っていましたが、圧倒的にお姉さんの方がきらびやか。私はすごく地味に見えました。

 同じ色の服を着ているのに、なぜこんなにも華やかさが違うんだ――!?

 顔のつくりだとかそういうことは差し置いて、その日から、お姉さんたちの衣装やメイクを穴があくほどチェックして研究した結果、あることに気がついたのです。

 それは「ディテールの違い」でした。

 同じ黒の服でも、お姉さんたちが着ているものには光沢があったり、裾にレースがあしらわれていたり。もちろん、私の服にそんな装飾はありません。今思えば「あれはパジャマやったんか?」と思うくらい粗末(シンプル)な物でした。

 また、お姉さんたちはみんなとても手入れの行き届いた美しい髪や肌をしていたのも覚えています。

 中にはノーメイクで働いているお姉さんもいましたが、肌がピカピカでツヤがありました。派手な色にしているわけではないけれど、髪はちゅるんちゅるん。すごく高価な衣装を着ているのかと思えば、そうでもなかったりして。

 細かいところを少し工夫するだけで見え方は変えられるのだと知りました。

 本当の意味で自信を持つには時間がかかりますが、見た目はすぐに変えられます。まずは美容室にトリートメントをしてもらいに行ってください。それだけで十分です。爪をピカピカに磨くのも良いと思います。

 手っ取り早く「自信がある風」に見せたいときは、ぜひ細かいところに気を配ってみて下さい。

登場人物紹介

モジョ子
自分に自信がない主人公。反応が面白いのでママによくからかわれる。

ママ
パブスナックどろんぱの敏腕経営者。お金を稼ぐのが上手。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

ライフスタイル 新着一覧


おひとり様全盛時代でも? 老後こそ“コミュ力”がものを言う
 ぶっちゃけ、私はあまり人づきあいが得意なほうではありません。一人のほうが気を遣わなくていいし、楽だから。  これから...
ムーミン好き必見!ESSEの時短レシピ&開運グッズ付録など使いこなす術
 今回ご紹介する雑誌付録は、「ムーミントラベルポーチ3点セット」と「別冊付録:保存版!ESSEのBest時短ベストおかず...
同僚のボールペン“カチカチ”に敏感反応!繊細すぎる人へのLINEどう返す
 世の中には、人一倍豊かな観察力や感受性を持つ人も存在します。そうした人は「優しい」「気遣いができる」などの長所をたくさ...
黄金色の葉と朱赤の柿の景色 心まで秋色に染まるような日
 秋は色鮮やかな季節。まるで黄金色のイチョウの葉、鮮やかな朱赤の柿。  心まで秋色に染まるような日だった。 ...
「何で後ろから撮るにゃ?」“たまたま”の質問攻めにきゅん♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
年末大掃除、夫が戦力にならない…今年こそやる気を出してもらう方法4つ
 年末の大仕事といえば、家の大掃除ですよね。やはり、一年の汚れを綺麗にしてから、新しい一年を迎えたいものです。でも、何か...
コスパ最強!シクラメン超長生き育成術、この冬は美しい姿をキープさせる
 暖冬にも程がある2023年師走ですね。  カントリー風情たっぷりの立地にある猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花...
日用品は見た目も大事よね♡ 好みの香りで良質な睡眠時間を
 コクハクリーダーズ1期生の「あんず」と申します。今回、ワクワクしながら新商品を使う機会に恵まれました。  日常生活で...
2023-12-16 17:32 ライフスタイル
「見慣れる」ってこわい 散らかった部屋を眺めて考えたこと
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
温泉旅行を計画中! でも浴衣の下は何が正解? オトナ女性の3つの選択肢
 彼氏や女友達と楽しむ温泉旅行。最近では旅館に添えつけの浴衣が用意されているところも多いですよね。  でも浴衣姿で...
悪臭漂う子どもの地獄汚部屋にもう限界!私がブチ切れた“ゴミ袋事件”の夜
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
尾道の町並みより絶景也! 恥ずかしがり屋のクロ“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ふわっと何かが降り立った? 神々の宿る土地の光は優しい
 夜道を歩いていたら、ふわっと何かが降り立った気がした。  振り返ると黄色い稲穂が揺れていた。でも全然怖くはなかっ...
『姑息(こそく)』本来の意味は“ずるい”ではなく、一時しのぎ
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ぼっちの年越し最高!大人の女性だからこそ許される“心の洗濯”プラン5選
 お正月といえば、恋人と過ごしたり、実家に帰省したり、賑やかに過ごす人が多いですよね。でも実は今、ぼっちでも一人のお正月...
【45歳からの歯科矯正】まじか。矯正8カ月で主治医から衝撃の提案が…
【これまでのお話し】 45歳で歯科矯正を始めようと思ったワケ(#1)/45歳女、5年越しにワイヤー矯正を決断!(#...