一緒にいると錯覚…ZOOMでイケメンを撮影した写真集がリアル

内藤みか 作家
更新日:2020-11-05 06:00
投稿日:2020-11-05 06:00
 世界にもあまり例がないであろう、珍しいイケメン写真集が発売になりました。これは、4人の俳優をZOOMを介して撮影したものです。イケメンを画面越しに眺めるだけでガマンしている女性もまだまだ大勢いる今日この頃、ZOOMで上手に撮影するコツについて考えてみました。

イケメンはZOOMで撮ってもイケメンだ

 コロナ禍以降、私もイケメンさんへの取材をZOOMで行うことが増えました。その際にその日のオフショットとしてスクリーンショットも撮らせていただくのですが、つくづく感じるのは「イケメンはZOOMで撮ってもイケメンだ」ということ! お肌も綺麗だし、セットしていないナチュラルな長めの前髪が色っぽいのです。嬉しくて、いつもたくさん撮影してしまいます。

 イケメン俳優の、福士蒼汰さん・磯村勇斗さん・佐藤流司さん・塩野瑛久さんの4人をZOOMで撮影した写真集『HAYATO ARAKI PHOTO BOOK ZOOM SESSION』。写真家の荒木勇人さんが彼らとZOOMでやり取りし、その画面をカメラで撮影したものです。遠隔地で被写体になった彼らの画質は決して最高レベルのものではないのですが、それすらも凌駕する美しさがほとばしっていました。

あのイケメンのご自宅をヴァーチャル訪問!

 特筆すべきはやはり福士蒼汰さん。普段過ごされているお部屋の中での撮影なので、とても自然体で、まるで、一緒に暮らしていると錯覚してしまいそうなほど! 私服姿で柔らかい表情でテーブルに座っている彼の写真が拝めるなんて、最高です。

 世の中のオンライン化の流れで新鮮だったことのひとつは、大勢のイケメンさんのお部屋を知ることができたことですよね。外出を自粛していたなか、皆さんご自宅から配信やインスタのアップをされていたので、どういうところでどんなインテリアで暮らしているかを知ることができ、すごく親しい関係になれたかのような悦びがありました。そして、彼らもステイホームしているんだなと励まされる思いだったのです。

進化するイケメンたち

 そして、福士蒼汰さんは想像以上にシンプルでかっこいい暮らしをされているように感じました。真っ白い壁の前にただ立っているだけの画像も雰囲気があり、ひたすらカッコいい! イケメンはヘアメイクしなくてもスタイリストがついていなくても、イケメンなのだという事実を世間に知らしめるスゴイ写真集なのです。

 ZOOMでのリモート会議が増えたため、多くの人が少しでも好感度高く映ろうと、顔が綺麗に映るといわれる「女優ライト」と言われる照明機具を購入したり、顔写りの良い服の色を探してみたりと努力を重ねていますが、この写真集をじっくり眺めることでZOOMでの映え方もかなり参考になることでしょう。

新しい挑戦をするイケメンに感動

 そして、この写真集にはぜひ読んでいただきたいところがあります。最後のほうに載っている4人のイケメン俳優さんたちの言葉です。彼らは皆、新型コロナウイルスで仕事に影響を受け、そのなかでも自分自身でカメラマンさんにアイデアを出し、ZOOMでの撮影でより良い、より新しいショットに挑戦しているのです。

 今回のウイルスで色々と考えるところがあったのか、載っている写真からはこれからも芸能のお仕事を続けていくという決意と覚悟が漂っています。世界中の人が自粛を続けるなか、イケメンさんたちも大変な思いをしていて、そしてそんななかでも前を見て生きているのだなと考えると、励まされますね。

 ウイルスが収束するまでこの写真集を手元に置き、何度も眺めて元気をいただこうと思っています。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

ラブ 新着一覧


年親を安心させたい。でも、30代で付き合った不倫相手が忘れられません(44歳女性、IT勤務)
 都内のIT企業で働く44歳女性です。年収は1000万円弱で、経済的には自立していますし、年齢的にも子供も望んでいません...
植草美幸 2025-04-11 06:00 ラブ
どんな“優良物件”も劣化させちゃう悲しきモンスター! 男をダメにする女の5つの特徴
「男を見る目がない」「ろくな男がいない」と嘆いている女性の中には、男をダメにする女が含まれているのも事実。あなたもそんな...
恋バナ調査隊 2025-04-11 06:00 ラブ
アラフォー妻が実践するセックスレス解消の秘技。夫と再び燃え上がった3つのステップ
「ダンナがしてくれなくて…」とセックスレスに嘆く女性は少なくありません。  近頃は女性用風俗や恋人レンタルに癒やしを求...
内藤みか 2025-04-10 06:00 ラブ
「気になる人」と「好きになる人」の違いとは? 自分の恋愛感情を6つの判断軸で考えてみよう
「気になる男性がいるけど、恋愛感情として好きになっているかはわからない…」と自分の気持ちに疑問を抱いている女性、必見。今...
恋バナ調査隊 2025-04-10 06:00 ラブ
「浮気してね?」男性の怪しい言動5選。意外でも深掘りしてみる価値あり
 今回は、男性の浮気を見破ったきっかけについて女性に話をうかがいました。中には意外な言動から見抜いた女性も! ちょっとで...
恋バナ調査隊 2025-04-09 06:00 ラブ
お花見デートの失敗談5選。飲みすぎ→リバースで大ヒンシュク! 桜とともに恋が散った…
 お花見デートのシーズン到来! 「気になる彼と約束してる」なんて女性もいるのではないでしょうか?  そこで今回は、お花...
恋バナ調査隊 2025-04-08 06:00 ラブ
マッチングアプリの意外な成功談4選。まさかの恋愛成就、“加工詐欺”は悪い話とは限らない?
 今回は、マッチングアプリでの意外な成功談を紹介します。マッチングアプリには下心しかないヤリモク男が溢れている印象ですが...
恋バナ調査隊 2025-04-08 06:00 ラブ
彼が萎える彼女の言動7選。遅刻、スマホチェック以外にクチャラー、口ヒゲもドン引きの対象に…
 彼にドン引きされた経験はありませんか? 今回は男性が「マジで萎えるからやめて」とドン引きする彼女の行動をご紹介します...
恋バナ調査隊 2025-04-07 06:00 ラブ
既読スルーをくらって連絡が途絶えた…ラリーが続くやり取りとは? 思わず返したくなるLINEテク3選
 気になる男性からのLINEが途絶えると、「脈なしなのかな?」「また送ったら迷惑かな…」と考えてしまうでしょう。  そ...
恋バナ調査隊 2025-04-07 06:00 ラブ
家事をしない夫への“プチ仕返し”3選。気が済んだら、上手に心を入れ替えさせるコツ3つで改善を
 今の時代は、夫婦共働き世帯が多いですよね。それなのに家事をしない夫に、イライラがつのって爆発寸前の妻たちも大勢います。...
恋バナ調査隊 2025-04-06 06:00 ラブ
「俺のこと好き?」LINEのダメな返し方3選。“真の正解のヒント”は彼との前後の会話にあり
 好きな彼から「俺のこと好き?」とLINEがきたら、あなたはどう返すでしょうか?  3人の男性に「これは嫌だな」「ちょ...
恋バナ調査隊 2025-04-06 06:00 ラブ
「腐れ縁でも寂しくなる」社会に強い不満を持つ55歳男性の別れの予感
「冷酷と激情のあいだvol.240〜女性編〜」では法律婚を選択せず交際10年を迎えた、一回り上の恋人・ハルトシさん(55...
並木まき 2025-04-05 06:00 ラブ
老害予備軍それとも男の更年期? ひと回り上の恋人の豹変ぶりに慄く43歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-04-05 06:00 ラブ
【漫画】「彼女のフリをして欲しい」そんな顔で見ないで…元同僚がたくらむ“偽装恋人”計画『プラチナム』#3
【『プラチナム』あらすじ】  広告代理店を不当に解雇された真中愛は、現在フリーライターとして新たな仕事を探し中。今日も...
【漫画】元同期のシゴデキ男が「俺の時間、体で返してくれ」。それってどういう意味?『プラチナム』#2
【『プラチナム』あらすじ】  広告代理店を不当に解雇された真中愛は、現在フリーライターとして新たな仕事を探し中。今日も...
【漫画】同期NO.1男と5年ぶりの再会…「今日は会えてよかった」と彼が耳元で囁いた『プラチナム』#1
【『プラチナム』あらすじ】  広告代理店を不当に解雇された真中愛は、現在フリーライターとして新たな仕事を探し中。今日も...