仕事効率化! オンオフを切り替えるメリット&切り替え術6つ

コクハク編集部
更新日:2021-02-02 06:04
投稿日:2021-02-02 06:00
 仕事が忙しいと、どうしても焦ったり、イライラしてしまうもの。そんな気持ちを、休日まで引きずっている人も多いのではないでしょうか? しかし、これでは、いつまで経っても心が穏やかになることはなく、疲れが溜まっていく一方です。そこで今回は、オンオフを切り替えるメリットや、その方法をご紹介します。

できる人はやっている! オンオフを切り替える3つのメリット

 仕事ができる人を見ると、忙しいにも関わらず、いつも元気な人が多く、「どうしていつも、モチベーションをキープできるの?」と、不思議に思う人もいるでしょう。実は、仕事ができる人はオンオフの切り替えが上手な人が多いんです。まずは、オンオフを切り替えることで得られるメリットを見てみましょう。

1. 集中力が高まり効率が上がる

 "仕事ができる人"というと、休憩も取らずに長時間没頭できる人をイメージする人もいるでしょう。しかし、人間の集中力というのは永遠に続くわけではありません。

 実は、仕事ができる人は上手にオフ時間を作っています。休憩時間を設けてストレスを軽減することで集中力をアップさせ、効率を上げています。オフで頭を軽くすることができれば、アイディアも出やすくなるでしょう。

2. モチベーションアップ&キープがしやすい

 どんなに好きな仕事でも、オフを取らずに続けていては疲れるものです。頭も働かなくなり、やる気も削がれるでしょう。

 そんな時には、休憩時間を作ることが必須。一度頭と体を休めることで、疲れを蓄積することなく、仕事を続けることができます。そうなれば、イライラすることもなくなり、モチベーションアップやキープがしやすくなります。

3. 人間関係もスムーズになる

 仕事が忙しくなると、イライラしてしまうもの。同僚や後輩に、その苛立ちをぶつけてしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。しかし、これもしっかりとオフを取っていないから。

 体と心を休める時間があれば、気持ちに余裕が生まれ、感情のアップダウンもなくなるはずです。そうなれば、自然とコミュニケーションが取りやすくなり、人間関係もスムーズになるでしょう。

仕事効率化! オンオフを上手に切り替える6つの方法

 オンオフを切り替えたくても、なかなかうまくいかないもの。そんな時には、意識的な行動が大切です。「もっと仕事を楽しみたい」「職場の人間関係を良くしたい」と思っている人は、ぜひ、これからご紹介するオンオフを切り替える方法を試してみてください!

1. 朝一番に今日一日の目標やスケジュールをたてる

 あなたは仕事を始める前、一日の準備をしていますか? オンオフの切り替えが苦手な人は目の前にある仕事から始めてしまいがちですが、オンオフを上手に切り替えるためには、まずは朝一に目標やスケジュールをたてることがおすすめ!

「今日は、ここまで終わらせる」「午前中はこの仕事を終えて、午後からは外回りにしよう」と、やりたいことや、やらなければならないことのスケジューリングを行いましょう。このように事前に決めることで切り替えができるだけでなく、優先順位が見え、仕事も効率的に進められるようになります。

2. デスク周りを片づける

 オンオフを切り替える一環として、デスク周りを片付けてみてはいかがでしょうか。デスクの周りが散らかっていると気が散り、集中力を削いでしまうと言われます。実際、仕事ができる人のデスク周りは、すっきりと片付いていることが多いです。

 デスクを片付ける時間をオフ時間とすることで、頭の中もすっきりとさせることができるでしょう。定期的に片付けを行うことで、常に仕事がしやすい環境になるはずです。

3. キリがよいところで休憩時間を作る

 仕事に没頭してしまうと、時間も忘れて仕事をしてしまう人も多いでしょう。確かに、休憩も取らずに続ければ、早く終わらせることはできるかもしれません。

 しかし、休憩も取らずに行った仕事は、集中力が途切れてミスが増えるもの。質の良い仕事をするためには、休憩時間が必須です。キリがよいところでオフタイムを作り、集中力と効率をアップさせましょう。

4. 家に仕事を持ち込まない

 期日が決まった仕事を抱えていると、家にまで仕事を持ち込んでしまう人が多いはず。しかし、これでは24時間常に仕事のことを考えてしまうことになるため、メリハリがつかず、心身共に疲れを取ることはできません。

 オンオフを切り替えるためには、仕事のことを考えない時間を作ることが必要です。

5. 休みの日は、好きなことをして思い切り楽しむ

 オンオフを上手に切り替えるためには、仕事とプライベートの両方の時間を持つことが必須です。

 休日は、仕事のことは忘れましょう。あなたにとって「楽しい」と思える時間を過ごすことでメリハリができるため、休日明けには仕事スイッチが自然に入りやすくなるはずです。

6. 自分なりのオンオフスイッチを見つける

 上手にオンとオフを切り替えるためには、自分なりのスイッチを見つけることも大切です。

 たとえば、「このメイクをしたら、仕事モード」「このカフェに入ったら、プライベートモード」など、自分なりのスイッチを作っておくと、頭の切り替えもしやすくなりますよ。

オンオフを上手に切り替えて、仕事をもっと楽しもう!

 一生懸命仕事に取り組むことは、とても素敵なこと。やりがいを感じられれば、生活に充実感を得ることができるでしょう。しかし、持ち時間すべてが仕事になってしまうと、好きだったはずの仕事にもうんざりしてしまうかもしれません。

 そうならないためにも、オフの時間をしっかり作ってプライベートを充実させましょう。仕事へのモチベーションも、ぐんと上がるはずですよ♪

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


便利家電を使いこなすお婆ちゃんが教えてくれたこと
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
〆ラー卒業のアラフォーに!「かに鍋&水炊き」缶のススメ
 お酒を飲んだ後、人はなぜラーメンが食べたくなるのでしょうか? アルコールに浸った体が脂と塩分を欲しているのか…。  ...
虫歯1本に治療費100000円!? ベラボーな額を請求される米国の高額治療費
「アメリカに住んでます!」 と聞くと、日本にはないキラキラした素敵な生活を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。 ...
2024-02-26 19:02 ライフスタイル
子どもの友達に「ばあば」と間違えられたショック! 高齢出産の後悔4つ
 世間では、高齢出産する人がとても増えていますよね。晩婚化が進んだ背景や、不妊治療が保険診療になった変化も大きいでしょう...
親バカ上等!いうて夫よりマシかも?子どもの可愛すぎるお手伝い失敗談
 子どもはいつだって、ママを助けたい、褒められたい、役に立ちたいと思っていますよね。だから、小さい子どもはママを喜ばせよ...
おんにゃの子の匂いに夢中!“たまたま”君の恋が実るといいな
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
日本海から吹きつける風の中、黙々と歩く少年たちが愛おしい
 早朝にも夕方にも見える空の色、学生服の少年少女、ミラーに映る電車。  どこか非現実的な景色は、まるで中村宏の絵画...
ほっこり癒し漫画/第65回「パカラパカ、春のひとみにタツノオトシゴ」
【連載第65回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 「しっぽ...
惚れてまうやろー!彼氏より気が利くChatGPTに「好き」について聞いた
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
恐怖の親知らず抜歯!30女が超ビビりながら人生初抜歯した話
 皆さんは親知らずがまだ生えていますか? 筆者は30代になってもすべての親知らずが生えたままです。  歯は大切にしてい...
世帯年収1500万円でも越えられない壁。耐え難い屈辱を喰らった女の選択
 御茶ノ水駅が最寄りの持ち家で2歳年上の夫・孝憲と4歳の娘・香那と3人家族で余裕ある生活を送る彼女は、ママ友と共に充実し...
え…? 優雅な御茶ノ水ママ友会をブチ壊した、地方出身者の悪気ない一言
 御茶ノ水駅が最寄りの持ち家に住む薬剤師の綾乃。2歳年上の夫・孝憲と4歳の娘・香那と3人家族で余裕ある生活を送る彼女は、...
千代田区民は“勝ち”だよね。通勤ラッシュを知らない自分は上流階級層の女
――『東京の中心に暮らす、ということ』…なんてね。  鈴木綾乃の頭の中にマンション販売のコピーのような、そんな言葉...
「自責と他責」バランス上手な大人が口癖にしている神ワード
 ここ数年、自責思考・他責思考みたいな話題をよく見かけませんか? 私はもう見るたびに「うるせぇ~!」となっている反面、し...
たまにはこんな日もあるよね? 終電を見送ってしまった夜
 久しぶりの仲間との時間が楽しくて、「あと1杯だけ」「あと10分だけ」を続けていたら終電を見送ってしまった。  だ...
出張ホスト、ママ活、女風…女性の金目当てに上京する男性が増えている!
 近頃は地方移住が話題となっていますが、その逆に「地方では稼げないから上京する」男性も出てきています。  出張ホストや...