Koji Takano
Koji Takano
フォトグラファー
1963年神奈川県横須賀市生まれ。日芸写真学科卒業後、外国航路の船乗りとして世界を股にかけ、出版社勤務を経て、現在はフリーのフォトグラファーとして活動。近著は写真集「東京の風に漂う」(銀河出版)。
http://www.kojitakano.com/
朱色に惹きこまれて 2022.10.14(金)
 朱色と黒のコントラストに惹かれ、ついレンズを向けた。  お盆のイメージが強いほおずきだけど、玄関に飾ると魔除けの...
夢のショーウィンドウ 2022.10.10(月)
 銀座和光の本館が改装されるというニュースを見た。  実際は再整備で、あの印象的な外観はそのまま残されるようだ。よ...
こんな場所があったんだ 2022.10.7(金)
 青空の下、錆びたゲートをくぐり奥へすすむ。  新しい発見、出会いが待っているだろうか。  いくつになっても...
見知らぬ街で 2022.10.3(月)
 どこもシャッターが閉まる中に、ポツリと灯りが。  道に映った赤い光を見て、ラーメンと炒飯を食おうと即座に思う。 ...
雨の日の相棒 2022.9.30(金)
 小雨降る街をあてもなく歩くのが良い。  いつもにぎやかな大通りが、少し静かになるのも悪くない。  このくら...
贅沢な時間 2022.9.26(月)
 砂に腰を下ろし、荒れた海を見ながら風の音を聴く。  人は何のために生まれ、どこへ行くのだろう……? な~んて考え...
人気のない商店街で 2022.9.23(金)
 古びれた幌(ほろ)に当たる雨粒の音は心地よい。  雨がだんだんと冷たくなってきた。  短い秋と、その後ろに...
燃えるような夕焼け 2022.9.19(月)
 ドボルザークの「遠き山に日は落ちて」が流れる時間。    あと数十分で真っ暗になると分かっていても、その場から動け...
急がない旅の心地よさ 2022.9.16(金)
 気になった駅があれば降りてみてもいい。  途中で行く先を変えたって、しばらく滞在したっていい。  誰が待っ...
激しい雨が止んだ路地で 2022.9.12(月)
 通り雨に降られて、近くの路地に逃げ込んだ。結局しっかり濡れちゃったけど、なんだかいい雰囲気じゃないか。  たまに...
少年だった夏の記憶 2022.9.9(金)
 濃い影をつくる眩しい陽の下で走り回って、そよそよと流れる風にあたって。  懐かしい部屋から外を眺めると、あの夏が...
風鈴の音が聞こえる 2022.9.5(月)
 心に思い浮かべる音はきっとそれぞれ違うけど、  音は聞こえなくても、胸の中に涼やかな音色を聴く。  夏の始...
夏もそろそろ終わりかな 2022.9.1(木)
 ひどく暑かった夏があっという間に過ぎて、気付けば9月。  そういえば、いつかの夏の日。校庭のはしっこで自分よりも...
都会の隅っこで 2022.8.29(月)
 昔は闇夜につながる怪しきトンネルも今はただの通路。  都会の隅っこでも、時間はどんどん過ぎている。  僕ら...
夏が動き出した 2022.8.26(金)
 新宿駅上空を頻繁に飛行機が往く。行先はどこだろう?  この数年の自分と周りの人を見ていて、自由な移動は人間の根源...
月が街を見ている 2022.8.22(月)
 経済や人の流れは、そう何年も止められないと分かった。  人間にとっては未曾有の事態だけど、月にとっては見慣れた光...