Koji Takano
Koji Takano
フォトグラファー
1963年神奈川県横須賀市生まれ。日芸写真学科卒業後、外国航路の船乗りとして世界を股にかけ、出版社勤務を経て、現在はフリーのフォトグラファーとして活動。近著は写真集「東京の風に漂う」(銀河出版)。
http://www.kojitakano.com/
江ノ電の忙しい季節がきた 2022.8.5(金)
 写真のレトロ車両は開通95周年を記念して造られた10形。  ほかにも500形、300形、1000形、2000形、...
豊かで静かなる夜明け 2022.8.1(月)
 早起きのご褒美のような、ある朝の風景。  人々がよく知る道の僕だけしか知らない一面。  今のところ、誰にも...
風の音が胸に沁みる 2022.7.29(金)
 目を閉じると風と波の音が胸に沁みて、身体が透明になったような不思議な感覚。  生物はどこで生まれて、どこに行くの...
青色の中で過ごす日 2022.7.25(月)
 きょうは7月最後の月曜日。  クーラーの効いたオフィスで「海に行きたいな」とふと誰かが言った。    人もヨ...
すいかばかと呼ばれる男<3>「水果」でささやかな夏の贅沢を
 山梨県のすいかの生産量は全国で最下位の47位。その山梨県北杜市で、ひとりこだわりのすいかを作る男がいる。寿風土(ことぶ...
トンネルを抜けたら夏だった 2022.7.22(金)
 潮風の匂い、波の音、肌を焼くまぶしい太陽。  しばらくご無沙汰だったから今年こそは……。  しまい込んだ水...
青空に独りきり 2022.7.18(月)
 高みを目指してひたすら上っていく人は、きっと孤独とともにある。  後ろを振り返っても誰もいない感覚ってどんなだろ...
母が呼ぶ声を思い出す 2022.7.15(金)
「そろそろ帰ろう」「やーだよ」  こんな夏がずっとずっと続くもんだと思っていたのに、気付いたら大人になっていた。 ...
夏のにおいをかいだ日 2022.7.11(月)
 目を閉じると思い出す、あの夏のこと。  カンカン照りの下で時が止まったような風景。  隣で一緒に見た雲を、...
陽の光を楽しむ時間 2022.7.8(金)
 眩しいくらいの陽の光の下で、うれしそうな緑と鮮やかな原色に圧倒される。  人間は木陰に避難して、また陽が落ちたら...
なんかよう? 2022.7.4(月)
 こっちだってさ、忙しいんだよね。  こう見えても貴重な休憩時間だからさ。  だけど、どうしてもって言うのな...
思いをはせる場所 2022.7.1 (金)
 気持ちを整理する。何かに思いをはせる。  そんなことに適した場所がある。  誰かと一緒ではなく、ひとりで向...
夢で見た光景 2022.6.27 (月)
 あれはとても暑い日だった。空と海が青色でつながっていた。  ブランコに揺れる後ろ姿の少年は、いつかの自分。
すいかばかと呼ばれる男<2>ハッパ64で10年に一度のすいかを
 山梨県のすいかの生産量は全国で最下位の47位。その山梨県北杜市で、ひとりこだわりのすいかを作る男がいる。寿風土(ことぶ...
こんな道をどこまでも行こう 2022.6.24(金)
 訪れたこともないのに、なぜか懐かしく感じる場所ってあるよね。  実家から山が見えたから? 都会生まれの人も同じよ...
とどまり続ける 2022.6.21(火)
ずっと同じ場所にとどまるわけにはいかないけれど。 変わらない場所っていつまであるのかな。