Koji Takano
Koji Takano
フォトグラファー
1963年神奈川県横須賀市生まれ。日芸写真学科卒業後、外国航路の船乗りとして世界を股にかけ、出版社勤務を経て、現在はフリーのフォトグラファーとして活動。近著は写真集「東京の風に漂う」(銀河出版)。
http://www.kojitakano.com/
凍り付くような空気で胸を満たすと 2023.1.16(月)
 音が雪と氷に吸い込まれていく。  凍り付くような空気で胸を満たすと、一瞬だけ世界が止まったように見えた。 ...
主なきビリヤード場 つわものどもが夢の跡 2023.1.12(木)
 古びた木造建築の破れた窓から覗くと、かつてのビリヤード場だった。    ここでどれだけの激戦が繰り広げられたんだろ...
この斜面を登った先には、また斜面が… 2023.1.9(月)
 同じ苦難でも、先が見えるよりも、見えない苦難のほうがつらい。  この斜面を登った先には、また斜面があるのだろうな...
夜も更けてそろそろ眠くなってきた 2023.1.6(金)
 終わらせたい仕事があって、帰宅時間が遅くなった夜。冷えた空気の中、コートの襟を立てて帰り路を急ぐ。夜も更けてそろそろ眠...
凍り付く空気の向こうに… 2023.1.2(月)
 雪化粧の富士山が見えた!!  空に向かって緩やかにそびえたつ、このシンメトリーな形に心が洗われる気がするのは日本...
違う場所で同じ太陽を見ている 2022.12.30(金)
 ここから朝日が昇ると知っていてカメラを構えていたのに、いざ現れると、強い光と存在感に思わず「おおっ」と声がでた。 ...
寒い時は寄り添うのが良いね 2022.12.23(金)
 寒い日にぬくもりを求めるのは、人間も動物も同じ。  こんな風にみんなで集まって寄り添えば、心もからだも温まりそう...
子どもの目に映る大人に見えないもの 2022.12.19(月)
 懐かしさを感じた路地で子どもの目の高さになってみた。  見慣れたはずの風景のいつもと違う顔をのぞき見てしまったよ...
大人も子どもも楽しそう 2022.12.16(金)
 商店街を歩くと無性にワクワクしてしまう。大人も子どもも楽しい何かと出会える場所。  最近は寂れてしまった場所も多...
好きな景色を観たいと思うタイミング 2022.12.12(月)
 昔から、特に訳もなく好きな景色を観たいと思う時がある。  人から、街から離れたところで、悠々とそびえる景色や自然...
美女と鉄の塊のコントラストに心掴まれた 2022.12.9(金)
 黒光りする鉄の塊と美女の放つ「それぞれの艶」の混ざり合う時間。  バックの分厚い雲が、いい脇役になっている。 ...
これも何かのご縁だからね 2022.12.5(月)
 通りがかり。誘惑に負けずやり過ごすのが難しい光景。  さすがにシャンプーはないけれど、リュックにはちょうどタオル...
遠くまでいかなくても季節はそこに 2022.12.2(金)
 商店街を歩いていたら、頭の上の色鮮やかなもみじに気が付いた。  今ごろはこれが、クリスマス飾りやイルミネーション...
いつか彼らが大人になるとき 2022.11.28(月)
 こどもの成長を願う七五三詣り。いつもは静かな神社が、華やかな着物姿と笑い声でにぎわう。  彼らが成長して大人にな...
朝露が胸に染む 2022.11.24(木)
 秋が深まり冬が近づいてくると、過ぎた季節が恋しくなるタイミングがある。  まだ誰の気配もしない朝、朝露のきらめき...
峠の上、静寂の中で考えたこと 2022.11.21(月)
 峠の上、静寂の中、ただじっとしていると秋が心に入ってきた。  秋は短い。  その短さがきっと、秋をさらに美...