欲求…我慢してない?自分に素直に生きないことのデメリット

七味さや 漫画家・イラストレーター
更新日:2021-02-15 06:00
投稿日:2021-02-15 06:00
 みなさん、欲求に素直に生きていますか? こんな風に言うと、え、欲望のままに生きることって悪いことなんじゃないの? という声が聞こえてきそうです。自分のやりたいことを我慢することは、果たして良くないことなのでしょうか。
 このマンガの主人公・リコちゃんも欲望がたくさん! パートナーという安心もほしい、でももっと素敵な異性にも興味があるし……欲望だらけでどうなっちゃうの!?

より強い欲求を選び、叶えていこう

 例えば、いろんな異性と遊んでみたい。お金に不自由しない人と結婚したい。こんな仕事はやめて、もっと自由に生きたい……でもこんなこと「よくないこと」だから我慢しなくちゃ。

 知らず知らずのうちに、そんな自分の内なる欲求を否定して生きてはいないでしょうか。

 自分の欲求を否定し続けていると、その欲求を難なく叶えている人のことを許せなくなります。「わたしはこんなに我慢してるのに!」っていう気持ちが溢れてしまうんですね。

 また、世間的に良いことばかり求めて自分の欲求に蓋をしていると、本当はどうしたいのか?という自分の心の声が聞こえなくなってしまいます。結果、他力本願に陥ることも。自分で納得のできる人生を目指すには、欲求という道しるべが必要なんです。

 ただし、ありとあらゆる欲求を叶えることはできません。一生恋していたいから結婚は視野に入れない、年収の高い人と結婚したいから容姿や年齢の部分は妥協する。自由を手に入れたいから会社員という安定を手放す……etc.

 何かを選ぶということは、代わりになにかを選ばないということ。こうした取捨選択の決断を通して、その人の人生になっていくんだと思います。

 離婚直後は離婚前よりも比較的自由になった人が多いはず。このタイミングで自分の欲求と向き合ってみたら、新しい道が開けるかもしれません。もちろん、リスクも責任も背負う必要はありますが、今までよりも心の声に素直に生きてみるのもオススメですよ。

登場人物紹介

リコ
 離婚から立ち直りたいアラサー。同僚の柏原さんと付き合ってみたんだけど……なんで他の人に目移りしちゃうんだろ。自分が何をしたいのか、わかんないよ~。助けてノラちゃん!

ノラ
 リコの高校時代からの友人。リコと柏原(リコの彼氏)とは同じ会社の別部署で働いている。自分の欲求や美意識を大切に生きている。そのために犠牲にしてきたものも色々あるんだよ。ぜんぶは手に入らないんだよっ。

七味さや
記事一覧
漫画家・イラストレーター
離婚済アラサー漫画家。不注意型ADHD傾向ありの綱渡り人生。世界中からゆるされたくて、「ゆるし系」漫画やキャラクターを描いています。やさしい世界をつくりたい。Xでも随時漫画更新中。お仕事実績はこちら:https://shichimin.com/

ラブ 新着一覧


毎日「君しかいない」と囁く男の“裏の顔”。SNSに私が一切存在しないのはなぜ?
 今やカップルの4組に1組がマッチングアプリで出会う時代。気軽に恋人探しができる一方で、「本当に信じていい人か?」と疑い...
まゆう 2025-07-14 11:45 ラブ
サヨナラ回避!別れを留まった恋人からのLINE3選。「絶対にイヤ」連発にキュン…涙
「もう彼とは別れよう」と決意した女性の意思は固いもの。しかし、彼氏から言われた最後の言葉で考えが変わったり、未練が残って...
恋バナ調査隊 2025-07-13 08:00 ラブ
ヤバ…その違和感、見逃さないで。モラハラ男の“あるある”言動。狙われないためには?
 女性を不幸に突き落とす、モラハラ夫。結婚前に彼がモラハラ男ではないか確認したいですよね。今回は、結婚前にチェックしたい...
恋バナ調査隊 2025-07-13 08:00 ラブ
前の恋人とは「魂レベルで惹かれてる」スピリチュアル夫のバカげた主張。妻との結婚は“成り行き”と断言
「冷酷と激情のあいだvol.254〜女性編〜」では、特定の元カノと結婚後も会い続ける夫への腹いせのために、歴代の元カレに...
並木まき 2025-07-12 11:45 ラブ
元カノと会う夫が腹立たしい。“友達”だとは言うけど…嫌なのは変ですか? 37歳女性が悶々とする夜
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-07-12 11:45 ラブ
3年前の“夫の不倫”が今でも許せない。妊娠中の裏切りがトラウマに(32歳・看護師)
 看護師の32歳女性です。会社員の夫(38)は3年前、私が妊娠中に不倫をしていました。実家で出産準備をしている間にマッチ...
植草美幸 2025-07-11 11:45 ラブ
“縁切り”祈願し続ける女の執念。他人が不幸になろうとも「彼が私と結婚しますように…って」
 世の中が不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-07-11 11:45 ラブ
年下彼氏が女性から去っていく理由…長続きする年の差カップルとの「決定的な差」
 アラフォーやアラフィフ女性が、10歳以上年下の恋人と交際することも珍しくなくなってきました。しかし最終的に年下彼氏が去...
内藤みか 2025-07-10 11:50 ラブ
実は多い? 妻が夫に隠してる「秘密のバイト」体験談。言えない理由に納得
 夫婦でも、出会う前の出来事をすべて把握し合っている男女はいないでしょう。それをいいことに隠し事をしている妻たちもいるよ...
恋バナ調査隊 2025-07-10 08:00 ラブ
LDH系の塩顔男子、初デートで「米しか食べない」宣言→レタスをパクパク…って何!?【私の恋愛 失敗談】
 いまやカップルの4組に1組がマッチングアプリで出会う時代。気軽に恋人探しができる一方で、画面越しの“いい人”が、実際に...
まゆう 2025-07-08 11:50 ラブ
ブス扱いで整形沼に…私が「闇落ち」した彼の残酷な一言【恋愛編】
 心を許している男性、片時も離れたくないほど好きな男性の言葉は、よくも悪くも女性を左右するもの。相手の一言で、性格や価値...
恋バナ調査隊 2025-07-08 08:00 ラブ
フフフ…私の“離婚の切り札”こっそり教えます。バレてないと思うなよ!
「いつか離婚してやろう」と思いながら、我慢して結婚生活を続けている人もいるでしょう。でも、実際に離婚するにはそれなりの理...
恋バナ調査隊 2025-07-07 08:00 ラブ
納得できないよ~。理解不能な“お別れLINE”エピソード。「好きだから別れないと」ってそんな理由ある?
 彼氏からLINEで突然別れを切り出されたら、あなたはどうしますか? しかもその理由が“許せない理由”だったら…!?
恋バナ調査隊 2025-07-06 08:00 ラブ
初孫は可愛いはずでしょ? 実母に育児をさせる息子の恐るべき思考回路「妻とのケンカも母親のせいですよ!」
「冷酷と激情のあいだvol.253〜女性編〜」では、親離れできず、父親としての自覚に乏しい夫に苦心する妻・鈴香さん(仮名...
並木まき 2025-07-05 11:50 ラブ
44歳の夫が隠れマザコンだった。「ベッタリ、とは違うんです」男が義母に“わざと”口論をしかける理由とは
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-07-05 11:50 ラブ
評論家「田中圭は令和のモテ男子の典型」平成のキムタクブームから変化する“イケメン”のトレンド
 5人に1人が推し活する時代。”推し”になる理由のひとつが「自分のタイプのイケメン」かどうかだろう”。しかし、「イケメン...