ライバル心を刺激され夢中で腰を…
――二組のご夫婦が同じ空間でセックスするのを想像しただけで、体が熱くなってきます。
「僕たちも、互いに相手カップルを横目に見ながらセックスし、女性陣は競うように淫らな喘ぎを漏らしていました。そのうち、奥さんが『私もバックから突きまくってほしい』と言いだしたんです。
異論はありませんでした。すぐに結合を解いて、奥さんをベッドに四つん這いにさせ、豊満な尻をつかんで背後から勃起を叩きこみました」
――続けてください。
「ペニスは、奥さんの愛液を潤滑油に、スムーズに膣奥まで届きましたね。騎乗位とは角度が違いますから、膣の感触や締め付けも新鮮です。
奥さんの顔は、ちょうど窓辺にいるご主人のほうを見る位置でしたから、僕からもHさんが妻U子とまぐわっている様子が見えました。
さすが夫婦交換のベテランだけあって、Hさんの腰づかいは絶品でした。やや下側から斜め上へと角度を変えたり、時おり軽くU子のヒップを叩いたり、ガラス窓に女体を押しつけたまま腰を突きあげたりと、バックひとつとっても様々な工夫が感じられました。
もちろん、腰を振るスピードや深度も変えていたと思います。僕もライバル心を刺激されて、夢中で腰を振りたてましたね。窓側を向いているU子の表情は見えませんでしたが、悲鳴にも近い喘ぎ声を出しているのですから、きっと艶めかしい顔でHさんのペニスを受け入れているのだと、猛烈に興奮しました」
――続けてください
「しばらくセックスを続けていると、Hさんが振り向き『私どもも、隣のベッドに行っていいですか?』と訊いてきたんです」
異常な事態にさらなる欲情が
――並んだベッドで夫婦交換のセックスを?
「はい、驚きました。同じ部屋でセックスをすることすら普通じゃないのに、まさかとなり合ったベッドでだなんて……。
一瞬、僕は言葉を失ったのですが、四つん這いになって僕に貫かれている奥さんが『あら、いいわよ。興奮しちゃう。WさんもOKよね?』と、当然のように言ってきたんです。僕は、『あ、ああ……構いません』と告げました。
そのあと、さらに驚いたことがあったんです。
U子との結合を解くと、Hさんは『さあ奥さま、ご主人のベッドまで行きましょう。ただし、僕のモノをバックからハメたまま、這って進んでください』と頼まれたんです」
――どのような意味でしょうか?
「はい、Hさんが言うポーズは、『女性が両手両脚を伸ばして床に手足を着き、尻を突きあげた四つん這い』です。なおかつ、バックからペニスで貫かれたまま、這って歩くというものでした。
AVでは時々見かけますが、僕たち夫婦がやったことはありません。
最初こそ戸惑っていたU子でしたが、言われた通りのポーズをとり、ペニスを叩きこまれ、ゆっくりとこちらに向かって歩き始めました。
――続けてください
「その時、初めてU子と僕の目が合いました。
互いに別のパートナーと性器をつなぎ合わせたまま絡む夫婦の視線……その異常とも思える状況の中、僕のペニスは欲情で、いっそう肥え太りました。U子も高揚のせいか、瞳を妖しく潤ませていたんです。
U子はHさんのモノに貫かれながら、右手、左手、右脚、左脚……とゆっくり歩を進めてきます。Hさんは時折「さあ、ペニスが抜けないよう、慎重に歩いてくださいね」と、ズンと腰を穿ってきて……。そのたび、U子の眉間に深いしわが刻まれ、唇のあわいから『っ……ああっ』と悩ましい喘ぎが漏れました。
やっとの思いで隣のベッドまでたどり着くと、Hさんは結合を解き、『ベッドにあがってください』と声をかけてきたんです。
今の今まで男根に貫かれていたU子は、震える手を伸ばしてベッドの縁を掴み、汗みずくの体でベッドにあがりました」
――隣同士のベッドに、二組の夫婦が並んだ。
続きは次回。
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