更新日:2021-09-28 06:00
投稿日:2021-09-28 06:00
長引くコロナ禍では「コロナ離婚」に至った夫婦も珍しくなくなっています。これまで水面下に問題を抱えていた男女ほど問題があぶり出され、その結果として別々の道を歩む選択を迎えているのも現実です。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、コロナ離婚を経験した人たちにその実態を聞くこの連載。今回は、コロナ禍に夫の浮気を知り、短期間で離婚へと舵を切った30代女性の離婚事情をご紹介します。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、コロナ離婚を経験した人たちにその実態を聞くこの連載。今回は、コロナ禍に夫の浮気を知り、短期間で離婚へと舵を切った30代女性の離婚事情をご紹介します。
浮気の気配は感じていた
つい先日、およそ5年間をともに過ごした夫と協議離婚をしたUさん。30代後半のキャリア女性で、シングルマザーとして子どもを育てていくだけの収入も確保できているとのこと。
「今年の夏に、夫が浮気をしていることを知りました。それまでも『怪しいな?』と思うところは多々あって、だけど決定的な証拠がなかったので様子見をしていたんですよね」
夫の浮気を知った最大の理由は、相手の女性から妻に対してLINEが届いたこと。長引くコロナ禍で、将来への不安が大きくなった夫の浮気相手が、大胆なことに夫のスマホからUさんの連絡先を調べ、直談判をしてきたそうです。
離婚を決めた理由とは
「相手の女性には、とにかく図々しい女だなっていう感想です。届いたLINEには、夫と別れてほしい、愛されているのは自分だ、妻が離婚に応じてくれないで困っていると聞いている……といった、いわゆる“不倫相手からの言い分”でありがちな文章が書かれていました」
それでも、夫の浮気を知った当初は、相手の女性への意地もあって「離婚はしない」と思っていたというUさん。しかしコロナ禍が深刻化するにつれて考えが変わったそう。
「ニュースを見るたびに、命の危険と誰もが隣り合わせだと感じるような今の時代に、夫みたいなくだらない男と一緒にいるのはバカバカしいって気持ちになりました。
運命共同体として助け合える夫婦が理想ですが、浮気をしているような夫は信頼もできなければ、今後の人生をともにしたいとも思えなくなっていたんですよね。
それで、くだらない世界からは抜けて、自分をもっと大事にして生きていこうって決めたんです」
ラブ 新着一覧
結婚している女性を「羨ましい」「勝ち組」と思う人もいるでしょう。しかし、結婚相手に妥協し、後悔しながら生活している女性...
交際ナシで結婚する0日婚って本当にうまくいくの…!? と疑問を感じる皆さん、お察しのように後悔するケースもあるようです...
「冷酷と激情のあいだvol.268〜女性編〜」では、5歳年下の夫が両家の親に“タカリ”をしているようで「幼稚」と感じてい...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
いまや恋活・婚活の主流となったマッチングアプリ。手軽に理想の相手と出会える一方で、合コンや友達の紹介などとの出会いとで...
長く交際していたり、ケンカが絶えなくなったりして、相手のことが好きかどうか分からなくなるときもあるはず。そんなときは別...
会話を楽しみ、小旅行気分も味わえる「ドライブデート」。でも実は、ちょっとしたミスで失敗に繋がりやすいデートでもあるんで...
離婚を経験した男女に、離婚直前に飛び交っていたワードをうかがいました。ご夫婦の間で、これらのワードが口癖のようになって...
【『できても、できなくても』あらすじ】
「桃生翠さん…残念ですがあなたは不妊症です」――ブライダルチェックで発覚した...
「冷酷と激情のあいだvol.267〜女性編〜」では、仕事への活力が下がり、退職して専業主婦になりたい夏菜子さん(仮名)の...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
【『できても、できなくても』あらすじ】
「桃生翠さん…残念ですがあなたは不妊症です」――ブライダルチェックで発覚した...
【『できても、できなくても』あらすじ】
「桃生翠さん…残念ですがあなたは不妊症です」――ブライダルチェックで発覚した...
世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
ドラマやネットなどで「女性用風俗」が取り上げられることが増え、一般の女性たちにもその名が浸透してきました。
ア...