赤西は事務所在籍時の映像さえ“お蔵入り”状態
そんな赤西だけに、ネット上や国外では存在感を示しているものの、日本のテレビで近影を見ることがないどころか、事務所在籍時の映像すら見ることはない。
KAT-TUNの退所組の残り2人は、残念ながら違法薬物に手を染め逮捕されるなど、赤西以上にテレビ出演は極めて困難な状況にある。
裏方に回ったタッキーと休止中の嵐
最後にKinki Kidsバックダンサー経験者で“ジャニーズシニア”の選外の可能性が高いのが、現在事務所の副社長となった滝沢秀明、そして活動休止中にある嵐のメンバーだ。
彼らは事務所に残っているが、滝沢は完全に裏方に徹しているし、嵐メンバーは大野智(41)以外、4人それぞれ個々での活動はしているものの共演は2人までというルールがあるようで、先輩の頼みがあったとしても気軽に“ジャニーズシニア”として歌って踊る姿は見せられないのではないか、とファンは見ている。
以上が、木村が放った「今すげぇテレビに出づらい」に該当するのではないかと予想されている面々だ。
木村が実際に誰を思い浮かべながらこの発言をしたのかは不明だ。滝沢や嵐といったジャニーズ所属組を指していたのであれば彼ら自身の事情なので、それほど波風を立てることではない。
ただ問題視されているのは退所組は実際に「人気・実力」とは無関係に「テレビに出づらい」状況にあることだ。
いまだ民放露出の少ない「新しい地図」
特に、元SMAPの中でも唯一事務所に残った木村は今でもグループ時代に引けを取らない活躍・露出ぶりだが、事務所を離れたメンバーは、かつての国民的スターぶりからは想像できないほど、テレビ露出に苦戦している。
前述の山下、今井、赤西らもそれぞれの場所で活躍の幅を広げているが、「人気・実力」には全く相応しくないテレビ露出ぶりだ。
木村の発言にファンの複雑心理
木村が実際に誰を指していようと、一般視聴者は「今すげぇテレビに出づらい」と言われれば、退所組を思い浮かべてしまうだろう。それを想定していなかったのか、木村はジャニーズタレントとしていわば勝者の立場から、「今すげぇテレビに出づらい」面々を、ちょっといじるかのように笑いにしていたことに引っかかったファンもいたようだ。
ただ、木村が大切に思っていた仲間や後輩が業界のしがらみでテレビ露出が減るような現状へのアンチテーゼで、嘲笑的にあえて件の発言をした可能性もなくはない。退所組の露出は少しずつ緩和されているとはいえ、悪しき習慣が一刻も早く改善されることを期待したい。
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