出産後に母親が産後の手伝いに来てくれた
無事手術が終わり、末っ子が誕生。帝王切開のため、産後は人の手を借りないと思うように動けません。入院中は連れ子たちをひでまるが世話してくれていましたが、退院してからはどうしようか……と思っていました。
すると、まさかの実母がはるばる産後の世話をしに来てくれることに。母は助産師なので、赤ちゃんの世話に関してはプロです。しかし、前の結婚では元義母が産後の世話をしてくれていたので、来ることはありませんでした。
3人目にして初めて母に頼ることになるとは……。
母は「旅行気分で遊びに来た!」と言いながらも、しっかりと孫たちの世話をしてくれ、私も思ったよりゆっくり休むことができました。
三姉妹の長女である私はいつも妹たちを優先していたのですが、今回のことでなんとなく母に甘えられて嬉しかったことを今でも覚えています。
時間をかけて徐々に父とも和解へ…
子どもを出産してからは写真共有アプリ(※)を使って子どもたちの写真を大量にアップロードしていました。このアプリで共有するだけで、どこに居ても写真や動画を見ることができ、気軽に近況を伝えることができます。
このアプリを使ってからは「日々成長していく子どもたちの姿を見れる!」と家族に大好評。母を通して父も見ていたようで、孫たちが楽しく過ごしている様を見て安心していたそうです。
末っ子が生後半年になった頃、突然父から「実家へ帰って来い」との連絡がありました。頭に? を浮かべながら恐る恐る帰省してみたところ、父以外は新たな孫との対面に大喜び。なんでも、祖父母からの大クレームがあったそうで、父はしぶしぶ今回の帰省を認めたという経緯がありました。
「また帰って来てもいいぞ」
口では「許してない」と言いつつ素っ気ない態度を取る父ですが、私がいないところでは孫たちにメロメロな様子。帰りの電車に乗る間際には「また帰って来てもいいぞ」とボソッと呟きました。
やはり、孫の可愛さにはかなわないのでしょう。写真共有アプリで近況を伝えつつ、まめにテレビ電話をしたところ、1年半後には父の態度もすっかり丸くなっていきました。
(※)写真共有アプリ…「みてね」というものを使用しています。
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