NHK朝ドラ「らんまん」～第1週「バイカオウレン」#2
全ての画像を見る初回で分家のおじさん軍団に「生まれてこんほうがよかった」呼ばわりされ、すっかりイジケモードのチビ万太郎（森優理斗）。母・ヒサ（広末涼子）の元へ行き、自分は生まれてこない方がよかったのか、と泣きながら訴えて母を困らせる。
そんなチビ万太郎に、ヒサは欲しくて欲しくて、裏の神社に毎日お参りして神様に何度もお願いしてやっとできた「神さんがくれたがよ」と話すも、納得がいかないチビ万太郎。「おかあちゃんもおばあちゃんもきらいじゃ。大っきらいじゃ」と叫び、家を飛び出す。
向かった先は、裏の神社。「神さん、神さん」と天に向かって話しかけ、返事がないと「わしがみんなと違うのは神さんのせいじゃに。神さんの阿呆」と悪態をつく。すると、風が吹き、落ち葉が舞い、「ハハハハ」とどこからか笑い声が……。
「神さんを阿呆呼ばわりするき、不逞（ふてい）、坊じゃのう」と木の上から声をかける男。「誰？ 天狗？」……。
【本日のツボ】“天狗”のディーン・フジオカ
チビ万太郎、大活躍の巻でした。「あさイチ」の「朝ドラ」受けでも、大吉さんたちが「万太郎くんカワイイねえ」と絶賛。たった2日でおじさんおばさんを虜にしてしまった森優理斗くん。寺田心くんの急成長で空席だった“国民的愛され子役”のポジションに納まるのも時間の問題かと。
が、そんなチビ万太郎にも負けないオーラを放っていたのが、ディーン・フジオカ（42）でした。こんなに早く降臨するとは思わなかったので、驚きました。
「あさイチ」の鈴木奈穂子アナウンサーも「天狗の破壊力、インパクトにやられました、朝から」、と。「あさが来た」の五代友厚の時と同じように、主人公の心強い味方になってくれるのでは、と期待が高まります。
ただ、惜しむらくは、ディーン様が坂本龍馬役だということが事前に発表されているため、オープニングで、せっかく「天狗 ディーン・フジオカ」と配役に書かれていてもサプライズにならないこと。
これはもったいない！ しばらくは、正体不明・天狗のディーン様を楽しませて欲しかったなあ、と。
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コクハク編集部 
