親の常識を疑う「気になる子連れマナー」はどう対処するのがいい?

コクハク編集部
更新日:2023-08-04 06:00
投稿日:2023-08-04 06:00
 日本人は、集団でのマナーやルールを重要視する文化がありますよね。だからこそ気になるのが「子連れマナー」です。子どもの行動=親の責任となるため、少しでも気になる子どもの行動があればつい親の態度が気になってしまいます。
 今回は親の常識を疑う子連れマナーエピソードや、遭遇した時の対処法をご紹介します。

気になる子連れマナー…親の常識を疑ってしまったエピソード

 子どもなので多少の迷惑な行動は仕方ないとしても、中には親の常識を疑うようなマナー違反も……。さっそくチェックしていきましょう。

1. 店内で子どもが走り回っても注意しない

「気になるのが、店内で走り回る子どもを注意しない親です。先日も走り回る子どもが高齢のお年寄りにぶつかりそうになったのを目撃しました。それでも親は謝りもせずに普通に買い物をしていました。常識を疑います」(50代・パート勤務)

 子どもに走ってはいけない理由を説明して教えてあげるのが親の責任なはず。

「子どもだから仕方がない」という顔をしていれば、周囲が疑問に思うのは当然かもしれません。

2. 人前で子どもを怒鳴り散らす

「先日、彼氏とデートをしていたら、ものすごい形相で子どもに叫びまくる親を見ました。言う通りに動かないのが気に食わなかったようですが、子どもの顔は硬直していました。彼氏とこんな親にはなりたくないねと話していたところです」(20代・アルバイト)

 子育て中は、思い通りにならない日々にイライラしているお母さんも多いはず。だからといって、人前で子どもを大声で怒鳴り散らすと、周囲の人もとても嫌な気持ちになりますよね。

 もしかしたら、子育てノイローゼのようになってしまい、心に余裕がないのかもしれません。

3. スマホに夢中で子どもを放置している

「子どもを連れて公園に遊びに行った時、2時間くらい遊んでいる間に一度も子どもを見ずにずっとスマホを眺めているお母さんを見かけました。子どもが何度かお母さんに話しかけていたのですが無視。見ていてとても悲しい気持ちになりました」(30代・保育士)

 公園は遊具での事故や連れ去り事件など危険も多い場所。スマホではなく、しっかり子どもを見てほしいですね。

4. 体調が悪いのに遊びに来る

「子ども5人と親でホームパーティーを企画していたのですが、当日微熱と咳&鼻水を出した子が1人来ました。親は『楽しみにしていたから』とのこと。帰れとも言えず、マスクをしてもらいましたが、後日インフルエンザだったと発覚。ほかのママ友と一緒にドン引きしました」(30代・OL)

 同じ子育て世代から疑問の声が上がるのが、体調が悪いのに遊びに来る親子です。咳や鼻水が出ている状態で遊びに来られては、周囲の子どもに移ってしまいますよね。

 子どもの体調不良=親が仕事を休む事態にもなるので、体調が悪い時は気を遣ってほしいものです。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


仏様のお供えは「花」とは限らない! もうすぐお彼岸、仏花にまつわるケンミンSHOW的な話
 ねこ店長「さぶ」率いる我がお花屋は、神奈川の仏事に手厚い土地柄の片田舎にあります。とりわけ、夏のお盆からお彼岸月の9月...
ロボット掃除機より優秀!? “激落ちくん”のお掃除スリッパが突き付けた我が家の床の現実
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
私の心が狭いのか? 甥っ子が放った「お金持ちだから好き」発言にモヤモヤした話
 あっという間に、9月ですね。早い! 夏休みの帰省で姪っ子や甥っ子に会った方も多いのでは。  筆者にも、5歳の甥っ子が...
テーブル下でこっそり放熱中…ステンレスで涼をとる賢い“たまたま”君
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
子どものいない祭り
 都会の喧騒の中で見つけた祭り。  そこにははしゃぐ子どもの姿はなかった。  たまにはいいかな、自分のためだ...
ほっこり癒し漫画/第81回「センセッ ジカンデスヨッ」
【連載第81回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
「鉄漿」って読める? ヒント:最古のメイク
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
子ども同士のLINEにもドラマが!将来の夢はスパイに忍者…ピュアな感じがたまらん
 最近では、小学生でもスマホを持っている子が増えていますよね。連絡ツールとして友達とLINEを使いこなし、時代は変わった...
女はお嫁さん要員? 年収800万でも「行き遅れ」と見下される田舎の地獄
 西新宿の高層ビル内にある大手食品会社のデザイン室に勤務し、初台に暮らす咲子。実家とはほぼ縁を切ってはいるものの、悠々自...
毒親の介護をしたくない 実家から逃げた女が「決別」のため払った金額は
 西新宿のビル内にある大手食品会社のデザイン室に勤務し、初台に暮らす咲子。実家とはほぼ縁を切ってはいるものの、おひとりさ...
田舎を捨てた「独身女」は不幸ですか 絶縁した家族が来て…今さら何の用?
 いまだ残暑が残る9月の初め。月曜日のAM7:30。  すでに汗ばむ陽気に包まれながら、西村咲子は新宿西口の高層ビ...
職場で飛び交う「大人のちくちく言葉」4選。無意識に同僚・後輩のモチベを下げてない?
 人の気持ちを不快にさせる、ちくちく言葉。子どものちくちく言葉は「アホ」「バカ」「マヌケ」などストレートですが、大人にな...
“たまたま”に見覚えあり!尾道市立美術館の「ケンちゃん」ではないかぃ?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
大優勝!秋から元気な“開運最強”花5選。一輪挿しでも存在感たっぷりで映える1本を紹介
 台風10号の遠隔豪雨は、神奈川にあります猫店長「さぶ」率いる我がお花屋にも様々な影響を及ぼしました。大雨を睨みなが...
みんなどうしてる? 大地震の経験者が語る我が家のリアルな地震対策7選
 南海トラフ地震の危機感が高まる中、「我が家も地震対策を見直さないと」と思っている人は増えているようです。ただ、実際に被...
バツイチ女一匹「昭和の意地」を捨てたおじさまから商店会会長を任されましたよ…!
 前回、ポンコツ商店会再起動という渦に巻き込まれた私。とりあえず、様々な問題解決のため、床屋さんと元酒屋さんとの密なミー...