「子供産まない」人生を正解とする夫婦の価値観、つらいと感じる瞬間は?

コクハク編集部
更新日:2023-07-06 06:00
投稿日:2023-07-06 06:00
 生活スタイルや働き方、恋愛に関しても自由になってきた今、結婚しても子供を産まないことが「正解」と考える人が増えてきました。一昔前までは結婚したら子供を産むことが当たり前でしたが、それも古い価値観になってきているのかもしれません。
 今回は子供を産まないことを正解と考えている夫婦の価値観と、それでもつらいと感じる瞬間をご紹介します。

子供産まないことを正解と考えている夫婦5つの価値観

 子供を産まないことを「正解」と考えている夫婦は、どんな価値観を持っているのでしょうか。代表的な5つの価値観がこちらです。

1. 夫婦ともに子供が苦手

 子供は可愛いものですが、誰にとってもそうとは限りません。中には、「子供が苦手」という人もいます。

 夫婦ともに子供が苦手であれば、「子供を産まない人生」を選ぶのはごく自然なこと。あえて苦手な状況や生き方を選択する必要はないでしょう。

2. 夫婦二人の生活を楽しみたい

 子供ができれば、どうしたって子供中心の生活になってしまいます。それを理解しているからこそ、子供を産まない選択をする夫婦も少なくありません。

 夫婦仲がよく、「これからも夫婦二人だけの生活を楽しみたい」と思えば、子供を持つことは考えられないでしょう。

3. 今のライフスタイルを変えたくない

 子供を産まないことを「正解」と考えている夫婦には、お互いに仕事や趣味を満喫しているタイプが多いでしょう。

 子供ができればさまざまな制限が出てくるため、夫婦共に今のライフスタイルを変えたくない場合、子供を産まない選択をします。

4. 子供を育てる経済力がない

 子供を産まない選択をしたものの、「本当は子供が欲しい」という気持ちがある人たちもいます。「欲しいなら作ればいい」と思うかもしれませんが、経済力がない夫婦にとってその選択は難しいもの。

 二人での生活もままならない経済状態であれば、子育ては難しいでしょう。「子供が生まれたら何とかなる」と軽く考えず、慎重な判断をくだすのは責任感があるからこそ。

5. 自分たちのためにお金を使いたい

 子供が産まれると、当然育てるのにお金がかかります。子供一人を大学まで行かせるのに1000万円ほどかかるという試算もあり、「そのお金は自分たちのために使いたい」と考える夫婦もいます。

 子供がいる生活のプライスレスな素晴らしさもありますが、自分たちのためにお金を使い、人生を謳歌したいと考える人も少なくありません。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


元芸能人「売れるため覚悟を決めた」“暗黙の関係”を選んだ女の後悔。スポットライトの裏で失ったもの
 芸能界の華やかさに憧れて飛び込む若者は多い。しかし、その裏には語られにくい現実がある。元タレントのAさん(仮名・30代...
見返り猫が尊すぎる!神聖なる“たまたま”を近くで拝める幸福よ…
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
なぜおばさんは“早朝ウォーキング”するのか? 運動音痴の私が中年になって実感した朝
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
ふわぁ~眠すぎる…でも寝ちゃダメ! 一瞬で覚醒できる「私の目覚まし対策」6選
 仕事中、急な眠気に襲われて意識が飛んでしまう…。社会人なら誰しも一度は、もしくは日常的に経験しているのではないでしょう...
不安体質は性格のせいじゃない、変えられない自分を責めないで。穏やかな生活を送るコツ【専門家監修】
 2012年に59歳で亡くなったロック歌手・桑名正博さんとアン・ルイス(68)の長男でミュージシャンの美勇士さんや、タレ...
なぜ『鬼滅の刃』は心に響く?ボロボロだった女が“ある台詞”で救われた話「雷に打たれたような衝撃でした」
 最終決戦が描かれる映画三部作の第一章が公開され、アニメの歴史を塗り替える伝説を打ち出し続けている『鬼滅の刃』(フジテレ...
SNSだらだら、安物を爆買い…全部やってる! やめらない“ムダ習慣”7つがじわじわ刺さる
「やめたいのに、なぜか続けてしまう」そんな“惰性の習慣”に心当たりはありませんか? 毎日の行動の中には、「なんとなく」「...
生きる伝説、“スター★にゃんたま”の貫禄あふれるポージングを見よ!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「自慰行為」の語源になった人物の悲劇。“悪いこと”と罰された本当の理由
 職場や近所、SNS界隈に現れる「残念な人」、いますよね。実は今から約2000年前から現在に伝わる「聖書」にも「残念な人...
「イラつく顔ね」にグサッ…義母が放った“ひどい言葉” 5選。離婚すればってそりゃないよ~
 嫁姑の関係が悪化する原因の1つに、姑の悪意ある発言があるのかもしれません。こんなことを言われたら、姑への憎悪が膨らむの...
【動物&飼い主ほっこり漫画】連載特別編「ハルちゃん 幼少期の思い出」
【連載特別編】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場!  11月下旬発...
「うちはもっとヤバいよ!」え、不幸話で勝負してる? 聞いてて疲れる“愚痴LINE”3選
 人に不幸話をするときは、いくつか気をつけるべきポイントがありそう。なぜなら「それって不幸自慢?」とウザく感じる人が少な...
「着飾るのは何もないから」偽セレブがマウントを取る理由。“本物の令嬢”の前で見つけた本当の自分
 綾乃は千代田区の高級マンションから武蔵小杉に2年前に引っ越して来た。セレブ気取りの綾乃は同じマンション住人でさえない ...
「あの人が…なんで?」地味ママの“富豪人脈”に呆然。勝ち組を演じていた女の勘違い
 綾乃は千代田区の高級マンションから武蔵小杉へ2年前に引っ越して来た。以前の土地では、富裕層中心のママ関係に居づらさをお...
「世帯年収1500万じゃ恥ずかしい」御茶ノ水からの“都落ち”…武蔵小杉のタワマンを選んだ女のプライド
 リビングの大きなガラス窓の向こうには、大樹のようなマンションがいくつもそびえている。  その景色はまるで都会の森...
ママ友の悪口を誤爆!「このLINE、共有しますね☆」やっちまった…恐怖の誤爆エピソード3選
 子どもを介した友達“ママ友”。それぞれ性格が違うので、合う合わないがあるのは当然です。でも裏で悪口や愚痴を言っていると...