錦戸亮解禁に万歳!Netflix「離婚しようよ」でセクシー光線ダダ漏れ

ボルドー太田 イケメンソムリエ
更新日:2023-07-02 06:00
投稿日:2023-07-02 06:00

大石静ドラマにイケメンあり!

「セカンドバージン」放送から13年…(C)日刊ゲンダイ
「セカンドバージン」放送から13年… (C)日刊ゲンダイ

 今、話題のNetflixシリーズ「離婚しようよ」はもうご覧になりましたか? 宮藤官九郎と大石静の共同脚本ということで、ストーリーが面白いのはいうまでもありませんが、それよりもなによりもキャスティングが素晴らしい(あくまでもイケメン的に!)。

 これはやはり、イケメン目利きの大石静先生のお力によるものではないか、と。NHK朝ドラ「ふたりっ子」(96年)では内野聖陽、同「オードリー」(00年)では長嶋一茂、堺雅人、佐々木蔵之介、「セカンドバージン」(10年)では長谷川博己などと、次々とイケメンを世に送り出しています。

 昨年の北村匠海や千葉雄大、ディーン・フジオカを起用した「星降る夜に」(テレビ朝日系)も記憶に新しいところ。「大石静ドラマにイケメンあり」。覚えておいて損はありません。

納得の主演俳優・松坂桃李

私生活ではパパに(C)日刊ゲンダイ
私生活ではパパに (C)日刊ゲンダイ

 話を「離婚しようよ」に戻しましょう。今作で主人公を演じるのは松坂桃李(34)。クドカンとは「ゆとりですがなにか」(16年、日本テレビ系)、大石とは「あのときキスしておけば」(21年、テレ朝系)でタッグを組んでおり、主人公に選ばれたのも納得です。

 シリアスもコメディもどちらも演じられるのが松坂の強み。彼が演じる東海林大志は、亡き父の地盤「愛媛5区」を受け継ぎ補欠選挙で当選した新人議員で、女にだらしなく、女子アナとの路チューを写真週刊誌に撮られたという過去も。女にだらしなく、ちょっと抜けていて、どうしようもない3世議員なのですが、松坂が演じるとチャーミングでピュア過ぎるがゆえのバカ息子という感じに見えて、憎めないから不思議です。

「巫女ちゃん」と「あまちゃん」

「かしこみ、かしこみ~」くせになる!(C)日刊ゲンダイ
「かしこみ、かしこみ~」くせになる! (C)日刊ゲンダイ

 大志の妻・ゆいを演じるのは仲里依紗(33)。愛媛を舞台にした「巫女ちゃん」というドラマで人気者になった女優です。「かしこみ、かしこみ~」が決まり文句の「巫女ちゃん」が、「じぇじぇじぇ」の「あまちゃん」を彷彿させるところ、笑いどころ満載です。

あんなにセクシーだった?

セクシー光線ダダ漏れ(C)日刊ゲンダイ
セクシー光線ダダ漏れ (C)日刊ゲンダイ

 ゆいの主演ドラマ「愛とか恋とかおいといて君の雑炊が食べたい」で共演するイケメン俳優役で神尾楓珠(24)が出てきたり、大志のライバル議員役で山本耕史(46)が出てくるのも注目ですが、イチオシは錦戸亮(38)です。

 そう元関ジャニ∞です。ゆいの不倫相手・加納恭二を演じています。パチプロで自称アーティストの色気ダダ漏れ男を、実に魅力的にフェロモン全開で演じています。「錦戸亮ってあんなにセクシーだった?」、近頃、イケメン好きの間ではその話でもちきりです。

 クドカンと錦戸は「流星の絆」(TBS系)や「ごめん青春!」(同)でタッグを組んでいましたね。まだ7話までしか見ていないのですが、今、一番気になっているのは、「心配すんな、俺できないから。不能なんだ。ダメ? できないと」と不能を押し出して口説く恭二とゆいが結ばれるかどうか。

「不能」が恋愛を盛り上げる

「不能でもいい。だけど不能でなければもっといいかな」「私が治す。恭二くんの不能、私が治すから」と。「不能」が恋愛を盛り上げるアイテムになるとは知りませんでした。

 錦戸亮は、NHKBSプレミアムドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」で父親役を演じていて、これもまたいいんです。

 錦戸亮の解禁に乾杯!

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毎クールすべてのテレビドラマをチェックする最強のドラマウォッチャー。が、その目的がイケメンにあることは誰も知らない。

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