玄関にはしたない音が響き渡り
あの時のセックスは、玄関先でということもあり、明確に覚えています。
熱いペニスが背後から突き入れられた瞬間、あまりにも鋭い衝撃に、身を大きくのけぞらせました。ドアについた両手で身を支え、四肢に力を込めながら、猛烈な胴突きに必死で耐えました。
――ああっ、英明さん……苦しい!
いつもよりも格段に激しい抜き差しに、私は思わず叫んだんです。
――でも、体は悦んでるよ。アソコがキュウキュウ締めつけてくる。
――いや……ダメ。
私はいやいやと首を振りながらも、確かに膣肉がペニスを締めつけていくのを感じ取りました。意に反して体は敏感に反応し、彼の胴突きに合わせてヒップをせり上げてしまうんです。
――弓香はエロいな……そんなところも好きだよ。
英明さんは両手で私の腰を引き寄せ、なおも凶暴な乱打を浴びせてきます。
パンッ、パンッ、グチュチュッ!
肉と粘膜がぶつかり合う、はしたない音が玄関に響きました。
声を出しちゃダメなのに
――はあああっ!
――もっと声を出してごらん。また、マンションの住人が通るかもしれない。
言いながら、今度は斜め下から肉をえぐってきました。挿入の角度が変わったことで、体はさらなる快楽に包まれたんです。
――いやっ……声は……。
私は腹の底から漏れそうになる喘ぎを、必死に噛み殺しました。先ほど、2軒隣の女性がドアの前を通り過ぎてヒヤッとしたことが思い出されて……。
――じゃあ、声はいっさい出さないこと。いいね?
背後から、低く威圧的な声が響いてきました。同時に、またしても怒涛の連打が見舞われたんです。
――くっ……あう!
――声を出しちゃダメだと言っただろう。
されるがままに…セックスにただただ溺れる
英明さんは私の脇の横から両手を前に移動させ、乳房を揉み始めたんです。そのうえ、ブラウスのボタンを外してブラジャーを引き上げ、乳首を摘まみ上げてきて――。
――すごく硬くなってる。
彼の指が、敏感に尖った乳首をひねりあげました。
――っぁあ……。
私は奥歯を噛みしめました。膣に深々とペニスが刺さり、あげく乳房や乳首も刺激されて……快楽まじりの困惑で混乱する体は、されるがまま。
ただ、意思に反して、結合部からはおびただしい蜜液が噴き出してくるんです。
――アソコは大洪水だな。
彼はせせら笑うように貫き、そのたび、ニチャッ……ネチャ……ッ! と、ハレンチな粘着音が私の鼓膜を打ってきたんです。
私の欲情はいっそう高まっていきました。その頃には、元カレのことを指摘された怯えなど消え去っていましたね。
英明さんとのセックスにただただ溺れる自分がいたんです」
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