パワハラ認定は回避を…叱り上手な人が実践するコツ5つ&間違った叱り方

コクハク編集部
更新日:2023-10-26 06:00
投稿日:2023-10-26 06:00

絶対にやってはいけない、間違った叱り方

その𠮟り方は間違ってますよ(写真:iStock)
その𠮟り方は間違ってますよ (写真:iStock)

 こんな叱り方をしている人は要注意です。

1. 人前で叱る

 どんなに大きな失敗や同じ失敗を繰り返しても、人前で叱るのはNG! 大勢の前で𠮟りつけるとスッキリするかもしれませんが、人の前で叱られた側はプライドが傷ついたり、恥ずかしい思いをしたりしてあなたに反発心を抱きます。

 信頼関係を築くどころか、敵意を向けられることになるでしょう。

2. 一方的に叱る

 相手の話を一切聞かず、一方的に叱っていませんか? 「失敗した人が悪い」と決めつけて話も聞かずに叱ってしまうと、誤解が生じる恐れがあります。

 どんな失敗であっても、まずは相手の話を聞くことを心がけましょう。叱る上で状況把握することは必須。相手の考えや思いを知るいいきっかけにもなるはずです。

3. 他人と比べる

比べちゃダメ!(写真:iStock)
比べちゃダメ! (写真:iStock)

 失敗ばかりしている部下を見ると、ついつい仕事ができる部下と比べたくなるもの。でも、「どうして○○さんみたいにできないの?」なんて言ってしまいたい気持ちは堪えてください。

 それを言葉にしてしまったら、尊厳を傷つける恐れがあります。人と比べた叱り方は、ハラスメントと捉えられる可能性もあるため要注意です。

叱り方上手になるには、自分も大人になる必要があるかも

気持ちよく仕事したいよね(写真:iStock)
気持ちよく仕事したいよね (写真:iStock)

 他人を叱るのは、思った以上に難しいもの。イライラして感情的に責めてしまえば、ハラスメントと思われて、信頼関係まで壊してしまいます。

 部下や後輩を育てために「叱る」という大前提を忘れずに、大人になる必要があるかもしれませんね。

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