「自責と他責」バランス上手な大人が口癖にしている神ワード

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2024-01-12 06:00
投稿日:2024-01-12 06:00
 ここ数年、自責思考・他責思考みたいな話題をよく見かけませんか? 私はもう見るたびに「うるせぇ~!」となっている反面、しっかり考えたいとも思っています。
 どちらにも偏らず、いい感じで人生やっていくコツはないのか? そう考えていると、一つだけ思い当たるものがありました。

自責・他責とよく聞くけれど…

 

 

 

最強ワード「おかげさま」をフル活用せよ!

 私は基本的に、自己責任論には大いに賛成です。

 自分を振り返っても、「しょうがない、自分で選んだ道だから」と言い聞かせる時も多かったし。

 これからもきっとそんな生き方をするのでしょう。だけど、20代半ばくらいまでかなり他責思考が強めだったんです。

 自分の思う通りにならないと、み~んな人や環境のせいだって思っていたし…。

 それが変わったのは、漫画家になる夢が叶ってからでした。

 正確には、自分で選んだ環境の中で生きていく力があるとわかってからでしょうか。

 環境や付き合う人は選んでいいと知ってからは、誰かのせいにするのは極端に減りました。

極端な自己責任論は本末転倒

 SNSを見ていると、「30超えて他責思考の人はダメ」みたいなのをよく見かけるし、私もそうだと思います。

 だけどその結果、いきすぎた自己責任論になってしまったら無意味。

 人間、選べない状況や環境はたくさんありますからね。だからしんどい時は、自分の生活のなかの「おかげ」を探すように意識するのがオススメです。

 〇〇のおかげで今日も晩酌ができると考えると、ネガティブなワードって出てきません。

 私の尊敬するお姉さんたちも、本当によく使っています。

「おかげさまで」って、素晴らしい言葉ですよね…!

  自責も他責も、過不足なくいい塩梅でできる。それが大人になるってことなのかもしれません。

 みなさんもこの週末、自分の周りの「おかげ」をたくさん見つけてくださいね!

登場人物紹介

コミ:どろんぱの人気ホステス。明るく聞き上手で、お客さんからの信頼度も高い。酒乱なのが玉にきず。ママに一番よく怒られている。

ママ:どろんぱのママ。怒ると怖いが、女の子たちを娘のように思って大事にしている。今年の目標は長期休暇をとって美容旅行すること。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


にゃんたま総長、おやつをどうぞ! 猫族の頂点に君臨する風格はさすがです
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
【動物&飼い主ほっこり漫画】第102回「夏のバカンスだワン!」
【連載第102回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽの...
【漢字探し】「妍(ケン)」の中に隠れた一文字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
夫の「相手」と直接対決した結果…妻が抱いた不思議な感情。ベッドでありえない“未来”を夢想する夜
 亜理紗は夫・慶士の不自然な泊り大阪出張の真相を探るべく、浮気相手である女のインスタを見て、大磯のプールリゾートへやって...
“清純系”女の視線にゾッ…地獄を見せるはずだったのに。29歳の妻が企んだ稚拙な復讐
 亜理紗は夫・慶士の不自然な泊り出張の真相を探るべく、浮気相手である女のインスタを見て、大磯のプールリゾートへやってくる...
「なめられてたまるか」出産直前、夫は女と沖縄へ…密会場所に乗り込む“元ギャル妻”の計画
「明日の本社への出張さ、やっぱ早朝に出て新幹線で行くわ」  1カ月前から予定されていた夫・慶士の大阪出張。 ...
「ウチは犬派だ」で険悪に…義両親との会話がハードモードすぎ! 帰省時のテッパン会話5つ
 お盆の帰省で、頭を悩ませるのが義実家との付き合いです。義実家とは年に数回、長い休みの時しかにしか会わないという方も多い...
65歳の男が「完璧な人間=幸せ」じゃないと気づいた瞬間。やっぱり人間は好きなことでしか頑張れない
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(65)。多忙な現役時代を経て、56歳...
スナックで見た! 実際にあった“ホステス同士”の陰湿なバトル「京都の女、嫌いなんだよねー」にヒヤッ…
 夜の世界を描いたドラマや漫画、きっとみなさんも一度は見たことありますよね。  その中に出てくる女同士のケンカって...
“毒親”に我慢しないで。酒で暴力、友人と肉体関係…絶縁を決意した5人のエピソード
 実の親子であっても分かり合えなかったり、親に苦しめられたりする人もいるもの。場合によっては、縁を切る選択がふさわしいケ...
賃貸の壁、将来の不安…独女が「ひとりで生きていく」ってどうすれば? これからの“住まい”を考える
「アラフィフ独女、51歳、フリーランス」この3点セットで生きていると、ふとした瞬間に「このまま、ひとりで歳を重ねていくの...
41.8度だってよ! 暑すぎて働けない…夏のやる気ゼロ→私がモチベUPできた対処法4つ
 夏本番。朝から照りつける日差し、ムワッとした湿気、汗が止まらない毎日…。そんな中で「今日も仕事か…無理かも」と思ってし...
ゴクリ…日本最大級“にゃんたま”様に出会ってしまった。撮影困難な生きる伝説にひれ伏す!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
大切な“お盆”は何を供える? 花屋がオススメする4選。ホオズキにはご先祖様を導く願いが
 もうすぐお盆がやって参ります。  お盆の時期は地方によって7月か8月に分かれますが、お盆とは、仏教でいうところの...
中年の会話は「あれ、あれ」のオンパレード。それでも“物忘れ”は悪くないと感じた女同士のとある会話
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
この夏「帰省しない」派は4割。理由は“夫の態度”にある? 妻が悩む2つのケース
 大型連休になると訪れるイベント、“義実家への帰省”。せっかくのお休みなのに、「帰省のことを考えるだけで憂鬱」という声は...