毎日頑張るあなたがちょっぴり得した気分になれますように…。
美容室でロックオンされた…
先日、美容室に行った際にロックオンされてしまったのが、アシスタントのA子さん。この方、顔が小さくてお肌の毛穴はどこにあるんですか? っていうくらいツルツルで色白でした。
以前お伝えしたようにワタシの唯一の自慢は肌なのですが、かなわないわ…。
美容院の施術中は黙って雑誌を読みまくるのが常ですが、奇麗の秘訣を聞いてみました。
ワタシ「お肌すごく奇麗ですね。何かしているんですか?」
A子さん「ありがとうございます。特に何もしていないんですよ」
(でたよ~、何もしていない、っていう人。ホントかな~)
ワタシ「そうなんですか。化粧水を普通に塗るだけ、とか?」
A子さん「そうですね。ドラックストアの化粧水をたくさん塗るだけですよ」
(ドラコスの化粧水? 今までいろいろ使ってみたけど…)
質問したところで、アタマの中は嫉妬だらけ。あら?「嫉妬」って字は「女」が2つもある。
嫉妬は女性と関係あり?
【今回の女ことば】嫉妬
嫉妬(しっと)とは――。
広辞苑(第7版):
1. 自分よりすぐれた者をねたみそねむこと。例)出世した友人を嫉妬する
2. 自分の愛する者の愛情が他に向くのをうらみ憎むこと。また、その感情。
新明解国語辞典(第8版):
それまでいだいていた優越感・愛情・独占感が突如、他にしのがれるようになったことに気付いた時に感じる、ねたみの気持ち。ジェラシー。
学研漢和大辞典(第33版):
嫉の右側の「疾」は「疒(やまい)+矢」からなり、矢のようにきつくはやい病を意味。女性にありがちな、頭にかっとくる疳(かん)の虫。つまりヒステリーのこと。「妬」は「女+石」で、女性が競争相手に負けまいと、真っ赤になって興奮すること。
◇ ◇ ◇
漢字の語源は、嫉妬がまるで女性特有のものだとされていますが、広辞苑の例文にもあるように、性別関係なく嫉妬しますよね。
広辞苑に記された2.の意味でも、一方の嫉妬が原因で殺人事件が起きたりと、いまや嫉妬は男女関係なく起こっているものですから。
ちなみに、美容院でのやりとりにはもう少し続きがあり、色白きれい肌のA子さんは「日傘は年中使うようにしています。大きい日傘で日に当たらないように」とも教えてくれました。
あぁ、どんな季節であれ日傘を使うという努力なくして、美肌なし、ですね。
そういえば、かの田中みな実さまが愛用しているという、紫外線、赤外線、可視光線など、全ての光を100%カットする日傘の入荷連絡がきていたわ。
急いで買わないと~。嫉妬している暇はない!
(日刊現代校閲/タダ美)
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