きっとただでは済まされない
――それなら、僕が先に写真をお送りします。タイプじゃなければ、お断りくださって大丈夫です。
チャットとともに、スッキリとした和風イケオジ顔の純也さんの写真が送られてきたんです。予想以上のイケメンぶりに、トキめきが怒涛のように押し寄せてきて…私の恋心も一気に加速しました。
――お写真、ありがとうございます。とても素敵♡ 私も写真を送りますね。タイプじゃなければ、断ってくださいね。
私はサイトのプロフィール写真のボカシを取り除いた写真に、少しだけ美肌加工をして送ったんです。彼からの反応が来るまで、祈るような気持ちでした。
もし断られたら、かなり心が折れるはず…でも、それは杞憂でした。
――お写真ありがとうございます。とてもキュートで魅力的です。すぐにでも香織さんに会いたい。
彼の熱烈なアプローチに、私のヴァギナはヒクつきました。会ったら、きっとただでは済まされない。
いや…私だって彼に抱かれることを望んでいる。複雑な思いに駆られました。結果、
――ありがとうございます。明日の夜はいかがですか?
――大丈夫です。明日会いましょう。場所は…。
私たちは新宿の外資系ホテルのカフェレストランで会うことになったんです。サイトの登録から1週間後です」
彼の脚が私のひざに密着、早く2人きりになりたい
――登録後、1週間でデートとは…サイトってすごいですね。続けてください。
「当日は丁寧にヘアメイクをし、清楚な白いワンピースと揺れるピアス。ショートカットなので、少しでも女性らしく見えるように工夫しました。『板』になった胸には前開き型のパッド入りブラジャーです。
私が店に足を踏み入れると、スーツを着た長身の男性が立ち上がったんです。すぐに純也さんだと分かりました。
――初めまして。今日はお時間を作ってくださりありがとうございます。お写真よりもずっと美しい。
彼は満面の笑みを見せてくれたんです。写真よりも数段カッコよくて、もうドキドキです。
――こちらこそ、ありがとうございます。純也さんも実物のほうが魅力的です。
彼のエスコートでカウンター席に着きました。店内はほの暗く、ロマンティックなムード満点のインテリアです。
すでにチャットでやり取りしていたせいか、彼の脚が私のひざに密着しても、イヤではなかったですね。
むしろもっと…いえ、早く2人きりになりたくて、私もさらにひざを押しつけてしまって(笑)。
熱い蜜がトロリと滲みだし、パンティを濡らすのが分かったんです。
スパークリングワインで乾杯して、チーズやフルーツ、生ハム等の軽いフードを摂っている間も、心の中ではセックスが頭をよぎりました。
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