時短美容協会に所属する筆者が、デカ顔に見えてしまう残念メイクを5つ、再現します。
1. ファンデーションを均一の濃さで塗る
ファンデーションを顔全体に同じ濃さで塗っていませんか?
顔全体にきれいに塗り広げたい気持ちもわかるのですが、同じ濃さで全体にファンデーションを塗ってしまうと、顔の輪郭や立体感が生まれません。全体が平坦に見え、デカ顔に見える原因となってしまうんです。
顔の中心部分にはファンデーションをしっかり塗り、顔の外側は中心に塗ったファンデーションを薄く広げるだけでOK。自然に陰影がつき、立体感が生まれますよ。
2. 眉尻が極端に長い
眉尻が極端に長いメイクもNGです。
顔の余白が埋まるから小顔効果が狙えると思いがちですが、長すぎる眉尻によって、顔幅が眉尻部分まで拡張されてしまい、デカ顔見えに。それだけでなく顔のバランス自体も崩れて不自然な印象に…。
眉尻は、小鼻から目尻を結んだ延長線上を目安に描いていきましょう。
骨格やパーツによって多少の個人差はありますが、目安さえ守っていれば大きくバランスを崩すことはありません。
3. シェーディングとハイライトを使わない
陰影による立体感があるのとないのでは、顔の大きさの見え方が全く異なります。
シェーディングは生え際やあご周り、眉頭の下から鼻の根本部分、鼻先の両サイドなど顔のパーツの「影」にしたい部分に、ハイライトはおでこや鼻先、あご先など顔のパーツで「光」にしたい部分にのせていきましょう。
顔全体に立体感やメリハリが出て、引き締まった印象になりますよ。
4. チークを塗らない
チークも塗っていないと、肌のくすみが目立つだけではなく、顔全体を平坦に見せてしまいます。結果として余白が目立って、顔の大きさが強調されてしまうんですよね。
頬に立体感を与え、顔全体のバランスをよく見せるために、筆者はすっぴんでもチークを塗ることをおすすめします。
顔の中心から外側に向かって広げるイメージで楕円形に塗っていくと、顔の余白が埋まってデカ顔見えを回避できます。
5. 涙袋を描かない
涙袋を描かないメイクだと目の縦幅が小さく見え、顔全体の余白が目立ってしまいます。
下まぶたにアイブロウペンシルなどで涙袋の影を描いて、目元に自然な立体感を出しましょう。目の下から頬の余白が埋まると、顔が小さく見えますよ。
影を濃く描き過ぎたり、涙袋にラメやシャドウを塗るのはNG! 涙袋だけ不自然に目立ってしまい、古臭い印象に。あくまで自然な立体感を意識しましょう。
陰影と顔の余白にはくれぐれも注意
顔に陰影や立体感が感じられないと、どうしてものっぺりとした顔に見えてしまいやすく、顔の余白が目立つことから、デカ顔認定されやすくなります。
「デカ顔の人」なんて思われないように、一度メイク方法を見直してみてくださいね。
(時短美容協会所属/野元玲杏)
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