NHK朝ドラ「虎に翼」~第12週「家に女房なきは火のない炉のごとし?」#60
はる(石田ゆり子)と心ゆくまで語り合った寅子(伊藤沙莉)たち。花江(森田望智)は道男(和田庵)からの謝罪を受け入れる。
道男の将来に対して自分に何ができるか悩む中で、寅子は懐かしい人との再会を果たす。それは道男にとっても、希望の光となる再会だった。
【本日のツボ】
「(働き口)あるよ」と頼もしいおいちゃん(田中要次)
※※以下、ネタバレあります※※
はるのおかげで素直になった道男、花江にほんとうの気持ちを伝えて謝罪しました。道男、年上好きかと思ったら、そうではなく猪爪家の子どもになりたかったようです。
これで花江の貞操も守られ、天国の直道(上川周作)も安心したのではないでしょうか。
家庭裁判所に懐かしい声が…。誰かと思ったら傍聴マニアの笹山のおいちゃんではないですか。生きていてよかった。寅子と再会を喜び合い、場面変わって、なぜか猪爪家においちゃんの姿が!
以前のようにお寿司を届けにやって来たのかと思いきや、そうではなく、道男に住み込みで働いてくれないか、と言いに来てくれたのでした。
中の人・田中要次といえば…
道男も二つ返事でOKし、契約成立です。昔の職人さんは厳しい人が多いイメージですが、笹山のおいちゃん、なんていい人なんでしょう。数年後、道男が特上寿司を手土産に、猪爪家にやって来る姿が目に浮かぶようです。
それにしても、笹山のおいちゃん、ただの傍聴マニアかと思っていたら、こういうかたちで、寅子のお役に立ってくれる要員だったとは。無駄のない脚本に頭が下がります。
願わくば、おいちゃんには「(働き口)あるよ」と言って欲しかったですね。中の人、田中要次といえば、「あるよ」ですから。
最後に、はるの日記に書かれてあった貯蓄計画。10年後の寅子の給料を試算し、収入150000円と書いていました。「寅子ならこのあたりまでいけるはず」とも。
母の期待に応えようと寅子も頑張れるのでしょう。さすがです、はるさん。
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