48歳人生初のラブホへ。セラピストは「ここからタメ口で話してもいい?」と言った。

mirae.(みれ) ライター
更新日:2025-02-24 09:55
投稿日:2024-09-09 06:00
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。「このまま死ぬまでセックスしないなんて嫌!」と、48歳で意を決して女風を予約しました。
 初めての風俗にドキドキしながら新宿の待ち合わせ場所に行くと、マッシュルームヘアの“今どき”な30代前半男性セラピスト・O氏が現れました。Xデーはどうなる?

イケメンセラピストと手をつなぎ、人生初の“ラブホ”へ

 予約時にリクエストとして出した容姿の条件、「ジャニーズ系のかわいい顔、身長170cm以上&体型はやせ型、短髪のさわやかな見た目」をほぼほぼクリアした、いや、なんなら想像以上のイケメンが現れ、戸惑う48歳処女。

 しかもこれからエロいことをする相手だと“確定”しているわけで、ドキドキが止まりません。そんな心境など知るよしもないO氏は、

「さ、行きましょうか」

 と促します。

「どこへ?」

「何言ってるんですか、ラブホテルに行きましょう」

 きょとんとした顔の私にあっさり。“ラブホ=セックスをするためのホテル”というイメージしかなかったので、その言葉を聞いただけで、股間が濡れてきます。

「手をつないでもいいですか?」

 とO氏。“48歳の私がこのイケメンと手をつなぐなんて恥ずかしい”と思いつつも、「はい…」と答えると、優しく手を握ってくるのでした。

【こちらもどうぞ】私が48歳まで処女だったワケ。30代日本人女性の3人に1人が性体験なし

休憩で6,000円のラブホへ

「初めてだから、ラブホは僕が決めたところに行きましょう」

 エスコートされ、言われるがまま…。O氏が選んだラブホは昼間からギラギラした雰囲気で、ロビーだというのにはためにはスタッフは誰一人見えません。何か隠さなきゃいけないような、オトナが悪いコトをするような、シティホテルではない空気感が漂っています。

 興味津々にロビーを見回していると、目に入ったのは部屋を選ぶパネル!

《あ! ドラマや映画でよく見たやつ!》密かに大興奮です。各部屋の写真が並び、大きなベッドがど真ん中に鎮座する様子を見るだけで艶かしい気分になり、ドキドキが止まりません。

「この部屋にしましょう。お風呂もあるし」

 O氏は慣れた様子でパパッと決めてフロントへ。誰もいないと思っていたロビーには、小さな窓から手だけを表すフロントスタッフがいたのです。

「休憩で6,000円になります。フリータイムなので20時まで滞在できますよ」

 と伝えられ、私が6,000円を支払い、部屋へ向かいました。

「ここからタメ口で話してもいい?」

 部屋の中に入るとクィーンサイズくらいの大きなベッドが目に飛び込んできます。このベッドでたくさんのカップルがセックスしているのね…。

《これがラブホなのね!》と心の中で味わうように復唱し、目をギラつかせていると、O氏はそそくさとバスルームへ行き、お風呂の準備を始めました。

「カウンセリングと簡単な性感マッサージ施術の説明をしますね」「ここからタメ口で話してもいい?」

 打って変わってカジュアルな雰囲気でカウンセリングと説明を進めていきます。

「予約の際に“処女”だって書いてあったけど、緊張してる? 怖い?」

 私が小さくうなずくと、O氏は笑顔で、

「大丈夫。mirae.さんと同じように40代で初めての人はたくさんいるから」「優しくするから安心してね」と、目を合わせて伝えてくれました。

mirae.(みれ)
記事一覧
ライター
アラフィフのフリーライター。ライター歴は15年以上。いろいろこじれて48歳で処女卒業。現在は性に奔放で貪欲に、独身生活を謳歌中。
X

ラブ 新着一覧


「妻が出て行けばいい」“無駄遣い”は原動力だと言い切る夫。資産形成や貯金の要望を拒否する呆れた理由
「冷酷と激情のあいだvol.260〜女性編〜」では、ミーハーな暮らしを好む夫との離婚を決意したミニマムライフを好む真琴さ...
並木まき 2025-08-23 11:45 ラブ
「人生設計が狂いました」妊活に失敗した妻、浪費家の夫といる意味が見いだせない。離婚願望が強くなる日々
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-08-23 11:45 ラブ
「宝塚の男役みたいで…」夫には秘密、女性同士の濃密な関係。昂ぶる想いが“執着と嫉妬”に変わるまで
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-08-22 11:45 ラブ
「ほんと、ちょろい」裏アカが暴いた彼の本性。優しい言葉は全部ウソだった…SNS二重人格男の恐怖
「優しそうで誠実な人がいいな」――そんな言葉を繰り返していた友人のマキが、「まさに理想通りの人に出会った」と目を輝かせて...
おがわん 2025-08-22 11:45 ラブ
イケメンより優しい人より「筋肉男子」好き! 今、そんな女性が増えているワケ。背景は“社会情勢”にあり?
 筋トレ男子が人気です。今までは「マッチョはちょっと怖い」と言っていた女性も、「やっぱり逞しい人がいい」と気持ちが切り替...
内藤みか 2025-08-21 11:45 ラブ
なんで付き合ってるの? 友達の彼氏に“ドン引き”したエピソード。カスハラに束縛男って無理すぎ!
 友達の恋愛は応援したいですよね。でも「その彼氏はやめておいたほうがいい!」と思うときもあるはずです。今回はそんな体験談...
恋バナ調査隊 2025-08-20 08:00 ラブ
「優しい男はモテない」説の真実…女が語る“ガッカリした”5つの瞬間。神対応は私だけじゃなかったの?
 多くの女性が理想の男性像に“優しい人”を挙げるものの、“優しいのにモテない男性”が存在します。この矛盾はいったいなぜ生...
恋バナ調査隊 2025-08-19 08:00 ラブ
彼氏に「見知らぬ土地で置き去り→バックレ」って最悪じゃん! 人間性終わってた男の最低エピ5連発
 恋愛は、人の数ほどストーリーがあります。胸が熱くなる純愛エピソードもあれば、時には信じられない最低最悪彼氏に出会うこと...
恋バナ調査隊 2025-08-19 08:00 ラブ
「ホテル行かん?笑」にキモッ!男友達との友情が崩れたLINE3選。冗談でもムリだけど
 あなたは、男女の友情はあると思いますか? もちろん「ある」と答える女性もいるでしょう。でも、友達だと思っているのはあな...
恋バナ調査隊 2025-08-17 08:00 ラブ
「女の役目でしょ」帰省を拒む妻がムカつく――47歳夫の譲れない家族観。絶対に同行させたい理由とは
「冷酷と激情のあいだvol.259〜女性編〜」では、コロナ禍に定めた「夫の実家にはもう帰省しないでいい」というルールを、...
並木まき 2025-08-16 11:45 ラブ
「夫と子どもで帰省してよ!」妻から“夫婦のルール”を破る男への抗議。義母と相性最悪なのになんで?
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-08-16 11:45 ラブ
「私と結婚してほしい」障害のある恋、成就した女が決めた5つのルール。捨てられる女との違いはどこに?
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-08-15 11:45 ラブ
鈴木亮平似のアドバイス男、“頼りがいがある”のは幻想だった。「いい女になれないよ」に絶句…!
「もっと痩せた方が可愛いよ」「笑うときに口元を押さえると品が出るよ」  そんな“アドバイス”を、あなたはどこまで許...
おがわん 2025-08-15 11:45 ラブ
ダメ男を“理想の夫”にアップデート! 5つの成功例を教えます。プライド激高→「洗濯したよ♪」に変えたテク
 夫に対して「家事を積極的にやってほしい」「考え方を変えて欲しい」と思っている女性は必見! 今回は、夫を進化させる方法を...
恋バナ調査隊 2025-08-15 08:00 ラブ
イメージと違う!“写真詐欺”をどう回避する? 肩にフケ、明らかにおじさん…プロにお願いする時のコツ
 近頃話題の女性用風俗。ドラマやマンガでは、イケメンが気持ちよくマッサージしてくれるので、利用したくなるかもしれません。...
内藤みか 2025-08-14 11:45 ラブ
違うのに~! 彼氏に「浮気」を疑われた5人の体験談。首元のこれ、キスマークに見えちゃうの?
 男性に彼女の浮気に寛大なのかと聞くと「彼女が浮気をしたら別れる」と考える男性はかなり存在します。  そんな相手に...
恋バナ調査隊 2025-08-14 08:00 ラブ