早く子どもを産みたい
「ジュンジは前妻との間に、息子がひとりいるんですよ。だけど私には婚歴がないし、とにかく早く結婚をして子どもを産みたいんです。
その話ももちろん私からジュンジには伝えているので、彼だって私の気持ちは理解しているはず。
『君が産みたいなら産めばいいよ』と言ってくれていたので、彼も賛成していると思うんです。なのに、なんで離婚してからすぐに行動に移してくれないのか。
本気でイラつきますし、私が彼の離婚までずっと我慢して待ち続けた時間はなんだったのか…」
話しているうちに、ヒートアップして感情が溢れ出す瑠奈さん。まわりの友人たちは出産した人が多く、自分も早く落ち着いた生活を送りたいと切望しています。
お金に余裕がないから?
「多分、ジュンジは前妻に養育費を払っているので、そこまでお金に余裕がないのでしょうね。
それが結婚に進めない最大の理由だと思います。でも私はジュンジと結婚できるなら、そんなに裕福な生活じゃなくてもいいって納得して今の選択をしました。
不倫の末の結婚だから、結婚式だって挙げるつもりはないです。それに、私だってフルタイムで働いています。ダブルインカムならこれからの生活だってなんとかなるでしょう?
子育て支援も今はどこの自治体も手厚くなってきているし。そんなに不安がらなくてもいいじゃないですか」
経済的に苦しくても、結婚して子どもが欲しい旨は瑠奈さんからジュンジさんへ何度となく伝えたのだそう。
ところが、ジュンジさんはそのときには納得した様子を見せるものの、入籍の話になるとのらりくらりとはぐらかすばかり。そんなやりとりを繰り返しているうちに、気がつけば半年以上の月日が流れてしまったと瑠奈さんは言います。
どうしてそんなこともしてくれないの?
「入籍なんて、婚姻届に記入して役所に提出するだけで済むじゃないですか?
なんでそんなこともしてくれないのか、って本気でムカつきます。
不倫中に、結婚の約束をしていなければ私だってこんなにイライラしないですよ。
でも『離婚して君と再婚する』って最初に言ってきたのはジュンジなんだから、ちゃんと責任もって行動にうつすべきじゃないですか?
もうすぐ私は35歳。これ以上待ちたくないし、本当は年内に決着をつけたいくらいです」
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