初の国立ライブ大盛況Snow Manにささやかれる独立の「Xデー」 メンバー超過密スケジュールにファン懸念
アイドルグループSnow Manが4月19日にスタートさせた初の国立競技場ライブは翌20日と約14万人を動員し、6月に神奈川の日産スタジアムで行う2日間と合わせると実に計28万人超もの観客を動員するとの見通しをスポーツ各紙が伝えている。デビュー5周年を記念しての初のスタジアムライブは大盛況のようだが、業界関係者の間ではメンバーの「独立Xデー」が取り沙汰されているという。
「初日の終演後にメンバー9人でのマスコミ取材の場があり、そこで今回のライブと監修を『嵐』の松本潤が担当していたことが明らかにされました。松潤は嵐の旧国立ライブなどで何度も演出を手掛け、演出家としての実力の高さは誰もが知るところですけど、今回はメンバーから『アドバイスを頂きたい』と直談判したことで、松潤が演出および監修を手掛けることになったというのです」
とは、旧ジャニーズ時代から取材する芸能記者。
「松潤は2024年5月30日をもって『STARTO ENTERTAIMENT』から個人活動で独立し、個人事務所『MJC Inc.』を立ち上げて現在に至っています。嵐メンバーとしてのエージェント契約は継続しつつ、収入増や活動の自由度向上を目指し、新たな道を切り開こうとしています。Snow Manの9人にとっては、そういう部分でも大いにアドバイスをもらいたい先輩であるのは想像でき、もう色々勉強しているのだろうなとの憶測はマスコミでも流れていますね」
ジャニーズ時代の「奴隷契約」とされたような事務所支配下にSTARTO社のタレントは置かれてはいないと見られてはいる。独立したとしても、ジャニーズに忖度した業界によって「干される」といった、かつての不文律やリスクも軽減したと見られている。では今後、Snow Manが動く可能性はどの程度あるのか。
■「奴隷契約」とは真逆の、自由なオプションをすでに手にしている可能性も
某広告プロデューサーの見方はこうだ。
「現状は完全独立ではなく、個人事務所を設立しつつSTARTO社とはエージェント契約してグループの活動を続けていくという流れになっていますね。佐久間大介、渡辺翔太、阿部亮平、ラウールはすでに個人事務所を設立し松本さんとおなじスタイルを確立しています。ただし、彼らの事務所の住所は旧ジャニーズ(SMILE-UP.)と同じですので、今のところ節税対策という程度にみえます」
しかし、彼らがエージェント契約を結ぶSTARTO社には「旧ジャニの看板を掛け変えただけ」との疑念が少なくないという。福田淳社長には「言葉足らず」などと言った堂本光一のように不信感や不満を持つタレントもいるようだ。
「誹謗中傷問題への対応の遅れや、情報漏えい問題などは、まさにそれ」と冒頭の芸能記者は言っている。
そうした状況にあるのでれば、Snow Manが今後もずっと、STARTO社のマネージメントで活動していくかどうかは分からないようにもみえる。超過密スケジュールをこなすメンバーを心配するファンの声もあり、もっと自由に伸び伸びと活動できる道を求めても不思議ではないし、それができそうなオプションも売れっ子の彼らはすでに持っているのかもしれない。
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たくさんの期待が集まるSnow Manの国立ライブだが、ファンの不安はないわけではないようだ。関連記事「Snow Man体調不安説浮上で初の国立ライブに暗雲…ささやかれる旧ジャニーズからの悪しき『働き過ぎ文化』の影響…などもお目通しください。
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