永野芽郁、三山凌輝、中居正広氏など“渦中の人物”が頑なに記者会見を開かない理由…弁護士が推察
女優の永野芽郁(25)が12日深夜、「永野芽郁のオールナイトニッポンX(クロス)」に出演した。永野は、オープニングトークで天候に触れ、「きっともうすぐね、梅雨が始まるってことなんですよね。本当びっくりね」と語ったが、視聴者からは《もうメンタル強すぎて逆に怖くなってきた 永野芽郁もうお前の勝ちでいいよ》《永野芽郁さんの強いメンタルは見習いたい所》などと、逆にビックリさせられたようだ。
放送中は「週刊文春」で報じられた俳優・田中圭(40)との不倫疑惑やLINE上のやり取りについて言及することはなく、Xでは「永野芽郁ANNX」がトレンド入り。
永野は4月28日の同ラジオ放送内で1分程度の「ごめんなさい」をしたが、不倫疑惑については事務所を通して「完全否定」を貫く。田中も同様に事務所が否定している。
“疑惑の人”でいえば「週刊文春」に結婚詐欺疑惑を報じられた「BE:FIRST」メンバーRYOKIこと三山凌輝(26)も、事務所を通して「法令に違反していることがないことを確認」の一点張り。現在までファンの前で釈明していない。三山もまた報道後、公式SNSで自身のプロデュース商品の宣伝をする厚顔ぶりだ。
■中居氏も会見スルーで初動を誤った?
今年1月23日に芸能界を引退した元タレント中居正広氏(52)の代理人の弁護士が今月12日、元フジテレビアナウンサーの女性への性暴力を認定した第三者委員会に“反論”。発表から1カ月以上経って、「暴力的または強制的な性的行為の実態は確認されませんでした」との見解を明らかにした。
だが、中居氏に批判が集まったのは第三者委の報告書の件だけではない。アナウンサーとのトラブルが報じられた直後の1月9日には、公式サイトで「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」と発表している。
「そもそも中居さんも、最初時点では芸能活動を続けるつもりでした。それなのに個人事務所のサイトからの一方通行の報告だけで、記者会見を行わなかったことが世間の反感を買っています。永野、田中、三山も同じで、報道が間違っていたなら謝罪をする必要はありませんが、スポンサーや番組関係者、視聴者からの好感度、ファンの応援あっての商売ですから、誤解なら表に出て釈明すべき。一昔前なら、不倫だけでなく薬物や暴力騒動であっても当事者が直接会見していたのですから……」(芸能リポーター)
芸能活動休止中の「ダウンタウン」松本人志(61)も、23年12月に「週刊文春」に女性トラブルを報じられた後、自身のⅩで《事実無根なので闘いまーす》と投稿。訴訟や芸能活動休止については代理人弁護士や事務所が発信し、松本自身の言葉でファンに説明する機会はなかったがこれにも賛否両論だ。
一方で、謝罪や釈明会見をしたところで報われるわけでもない。不倫した「アンジャッシュ」渡部建(52)や闇営業問題の当事者だった元雨上がり決死隊の宮迫博之(54)のように何年も地上波やCM復帰できないケースも少なくないからだ。民事訴訟に詳しい山口宏弁護士が言う。
「芸能プロダクション側も、これまでのタレントの不祥事とマスコミの報道から学んでいるのでしょう。記者会見をしても、タレントが誤魔化したり、失言すれば切り取られネットにも残りますし、傷口に塩を塗る結果が見えている。徹底してスルーしていればいずれ別の人のスキャンダルが起こりますから、上手く答えられないなら何もしないのは選択肢です。同じく多いのが舞台を法廷に移すパターン。『法的措置をします』『訴訟します』といえば、“多くを語れない”を免罪符に釈明せずに済む。マスコミも裁判となれば長期になり報道のトーンが下がりますので、タレントにとっては意外とダメージは少ない。それに、ひっそりと取り下げてしまえば沈静化しますからね」
最近は、一般人の不倫の慰謝料を巡る訴訟ですら、当事者間が対面で謝罪して余計なことを言うリスクを恐れてすべて書面で対応するケースも少なくないという。対面する“誠意”は不要らしいということか。時代が変わったのか。
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