中居正広氏が反撃“性暴力レッテル”が生活に支障…食い違う主張で被害女性に二次加害の恐れも
元女性アナウンサーとのトラブルで芸能界を引退した元タレントの中居正広氏(52)が、フジテレビおよびフジ・メディア・ホールディングスが設置した第三者委員会の調査報告書についに声をあげた。
12日、中居氏は代理人弁護士を通じて「受任通知兼資料開示請求及び釈明要求のご連絡」という文書を公表し、第三者委員会が報告書を作成した際の関連資料の開示のほか、報告書の疑問点、問題点についての釈明を要求している。中居氏側が特に疑義を呈しているのが、報告書が認定した被害女性に対する「業務の延長線上の性暴力」という部分だ。
「一連の女性トラブルが発覚した当初から、中居さんは女性とはあくまで〝合意の上〟だったという認識を持っていたようで暴力行為などは一切なく、女性側と示談が成立していることから、芸能活動の再開を楽観視していたと言います。しかし、その後、第三者委員会の報告書によって世間に〝性犯罪者〟のレッテルが貼られてしまったことに、沈黙を守ってきた中居さんは我慢ならなかったといいます。身近な家族や恋人が中居さんを支えているものの、このままでは普通に生活していくことすらままならなくなるため、反論したとみていいでしょう」(芸能ライター)
報告書が認定した性暴力は、WHO(世界保健機関)が“強制力を用いたあらゆる性的な行為”と定義しているものだが、中居氏側はその言葉が持つ暴力性や性行為の強制という意味合いと事実が大きく乖離していると主張しているのだ。さらに、女性との間のトラブルについての守秘義務解除を自ら提案したものの却下され、中居氏が応じたヒアリングの内容が報告書に全く反映されていないという。
■本当に強制的ではなかったのか
《中居氏は当初、守秘義務解除を提案していましたが、第三者委員会から「2人の密室で何が行われたかが直接の調査対象ではな」いとの回答があったという経緯がありました。そのような中、中居氏は2025年3月9日、守秘義務にとらわれず、約6時間にわたり誠実に第三者委員会のヒアリングに応じましたが、本調査報告書には当該発言要旨がほとんど反映されていません》
SNSでは、中居氏の反撃に賛否両論巻き起こっている。
「中居氏は今回、自身に強く植え付けられたレッテルを取り払いたいという思いが強いようです。しかし、中居氏の反撃によって熱狂的なファンによる誹謗中傷が被害女性に向かうなど、2次加害を引き起こす可能性もあります」(女性週刊誌記者)
強制的な性行為はなかったと主張する中居氏だが、被害女性はPTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断されているように、そうは捉えていない。中居氏の主張は認められるのか。
◇ ◇ ◇
反撃に出た中居正広氏に鈴木エイト氏が苦言を呈したワケは? 関連記事【もっと読む】反撃の中居正広氏に「まずやるべきこと」を指摘し共感呼ぶ…発信者の鈴木エイト氏に聞いた…では、その詳細について識者が解説している。
エンタメ 新着一覧