授かり婚で覚悟を決めた
「僕ら、授かり婚なんですよね。知人が主催するバーベキューで偶然に知り合い、ちょっといい仲になってすぐに妊娠がわかり、結婚しました。
そうしたら双子だったので確かに予想外なところはあったんですけど、まぁこれも人生かなと、僕は覚悟を決めました。だけど今になって、詩織があまりにも実家にべったりな状態に危機感を感じています。
暇を持て余しているなら、子どもたちを週に何度かシッターに預けて働きに出てくれたほうがよほどいいんですが…。そのほうが、詩織も社会と繋がりを持てるし、社会勉強にもなるじゃないですか」
サダハルさんの両親ももちろん孫を可愛がっているものの、父親も母親もそれぞれに自分の会社を経営していることや、そもそも子育ては息子夫婦を尊重するスタンス。
さらに、息子の妻のやり方に口出ししない方針なので、双子の育児への関与は最小限だそうです。
両親の優しさをわかってもらえない
「僕はこれは両親の“優しさ”だと思っていますけど、詩織は違う認識みたいですね。『あなたの両親は、双子の面倒すら見てくれない』って愚痴をこぼしてきますから。
僕からすれば、汚い言葉で孫たちに接して僕の子育て方針と異なるものをホイホイ買い与える義両親のほうがむしろ問題です。
詩織に『もう少し、子どもたちの将来を考えてくれ』とは、伝えていますがまったく響いていないみたいです。今の詩織は、僕を実家のそばに転居させようと必死って感じですね…。
子育ての方針を夫婦で再確認する余裕もなさそうだし、そもそも結婚しているんだから両方の実家よりもまずは夫婦としてのスタンスを話し合うべきだと訴えても、それもピンとこないようで。
詩織の目をどこかで覚まさなければと…考えていますが、どういう方法が効果的なのかまだ僕のなかで答えが出ていなくて…、毎日悩み続けています」
◇ ◇ ◇
恋人同士であれ、夫婦であれ100%同じ価値観を有する男女は稀です。ましてや交際前の男女となれば、なおのことです。少しのすれ違いが、大きな溝に発展することも少なくないのが異性間における現実でしょう。まさにこれこそが、男女関係における醍醐味にもなれば致命傷にもなる“冷酷と激情”のはざまなのかもしれません。
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