第24週「あんぱんまん誕生」#116
嵩(北村匠海)は再び“おじさんアンパンマン”の絵を描き始め、物語はほぼ完成する。原画を見つめながら、嵩の話に耳を傾けるのぶ(今田美桜)。そんな中、嵩は映画『千夜一夜物語』のキャラクターデザインの仕事が佳境に入る。
そして過酷な作業が一段落つくと、嵩はのぶにお茶をたててほしいという手嶌(眞栄田郷敦)を連れて帰ってくる。お茶を飲んだ手嶌は、映画は見た人の人生観が変わるほど面白いものであるべきだと語る。
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【本日のツボ】
“太ったおんちゃん”から、いつの間に“アンパンマン”に?
※※以下、ネタバレあります※※
「朝ドラ」って土、日も放送していましたっけ? そんなふうに思えた今週の始まりでした。
というのも、金曜日のラスト、嵩が例の「あんぱんを配る太ったおじさん」のイラストが描かれた紙を引き出しから取り出して見つめ、のぶも嵩のそばに寄り添い、そのイラストを2人で見つめ、そこに「2人の想いは実を結ぶのでしょうか…ほいたらね」という林田アナのナレーションで終わったはずでした。
そのイラストがいまだラフ画なのも、前の家では壁に貼っていたはずが、押しピンの跡がどこにもついていないことなども気にはなりましたが、それはいったん置いとくとして、そんなふうに終わりました。
それが、なんということでしょう。本日、あの「あんぱんを配る太ったおじさん」のイラストはペン入れされ、物語も出来上がっているふうでした。よく見ると、空を飛ぶイラストから手に持っていたはずの“あんぱん”がなぜか消えていましたが…。
仕事場にパンと飲み物を持ってきたのぶがそれをみつけて、「これ…」と嵩に話し掛けると、「うん、一度かたちにしようと思ってね」と嵩。
何度も言いますが、というか、いままであのラフな鉛筆書き1枚だけで、よく編集者に持ち込みしていたなあ、と逆にびっくりです。それで断られても仕方がないと思うのです。
「私、やっぱり、このおんちゃんが好き」とのぶ。「ちっともかっこよくないけどね」と嵩。「そこがえい」「見てもえい?」とのぶ。
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