金利氷河期の今、どこの銀行に貯金しても結果は同じ!
10万円預けてコンビニのコーヒー1杯
3大メガバンク(三菱UFJ、三井住友、みずほ)の普通預金金利は0.001%(2019年10月30日現在)、60年生きていますがこんなに低い金利は見たことがないです。
定期預金でも、金利1位のネットバンクでさえ0.15%~0.20%です。たとえば10万円を金利0.15%の定期預金に1年間あずけたとします。1年後に解約したときの金額は100,121円、たった121円の利息なんてコンビニのコーヒー1杯で消えてしまいます!
いっそ銀行以外にお金を預けてみる!?
かぎりなくゼロに近い低金利時代の今、どんな貯蓄より利率が高いのはデパートの友の会積み立てです。月々の積立額5千円から、半年または1年、銀行引き落としで積み立てます。
友の会がすごいのは、12ヶ月積み立てると13ヶ月分のチャージカードとなって返ってくることです。利息に換算すると年利15%超え! 同じ金額を銀行で積み立てても、1年後にもらえる利息は38円なので、友の会の貯蓄性はダントツなのです。
デパート友の会カードの使い勝手と驚異の利息率
シャネルが1年中8%引きで買える!!
ただし、友の会で積み立てたお金を現金で引き出すことや、商品券を購入することは残念ながらできません。その代わり宝石売り場からデパ地下のお惣菜、レストラン街など店内のほぼすべてのお店で使えるし、ワコールなどのセール会場でも使えます。
エルメスもシャネルも実質8%引きで買える計算になるので、ほしいデパコスやブランド品のある人にはとても使いでのあるサービスだと思います。また、たとえば三越伊勢丹友の会の場合、伊勢丹ビューティーパーク内でネイルやまつエクの施術を受けるのにも使えるなど、ショッピング以外の利用もできます。
お金を使いたい時期に合わせて積立開始
派遣やフリーランスの人にとってボーナス時期はちょっとさみしいものですが、友の会カードの満期を6月、12月にしておくと、ボーナスセールで使ったり、クリスマスコフレや料亭のお節料理を買ったり、あまった金額で食事をしたりネイルをしたり、ボーナス気分が楽しめます。
国内の有名デパートはどこも友の会があるそうですから、サービスカウンターで資料をもらってみてはいかがでしょうか。
ポイント還元率1%以上のクレジットカードを使い倒す
払えるものは何でもクレジットカードで
ふだん使っているクレジットカードのポイント還元率が何%かご存じですか? お金を貯めるのがうまい人は、光熱費や生命保険料などをすべてクレジット払いにしています。クレジットカードで支払いをするとたまるポイントがバカにならないのです。
クレジットカードを作るときは年会費が無料かどうか、たまったポイントをどこで使えるかを必ずチェックしましょう。知人が住んでいたマンションは、家賃が口座引き落としではなくエポスカード払いでした。「わざわざカードを作らないといけないなんて!」と不満そうでしたが、10万円の家賃の支払いで毎月500円分のポイントがたまると知ってよろこんでいました。
ポイントで何が買えるかを吟味して
楽天カードはポイントをそのまま楽天市場での買い物に使えますし、リクルートカードのように、1. ポンタポイントにしてLAWSONやすき家などの加盟店で使う、2. じゃらんポイントにしてホテルや旅館で使う、3. ホットペッパービューティーに加盟している美容院やネイルサロンで使う、と使い方が選べるものもあります。
また、ヨドバシカメラのゴールドポイントカード・プラスはヨドバシカメラでのお買い物で11%、VISA加盟店でのお買い物で1%のポイントがつきます。ヨドバシ・ドット・コムも家電ばかりではなく、Amazonほどではないとはいえ、食品や書籍、ファッションなども扱っているので、たまったポイントでお米や水など重たいものを送料無料で配達してもらうこともできます。
自分自身でしっかり家計を防衛!
たまたま知っているカードで「年会費無料で1%以上のポイントがつくもの」を中心に紹介しましたが、私が知らないものがもっとあるかも知れません。前にお別れの経済学で「全国の女性の平均賃金は年額295万円ほど」と言いましたが、年収まるごとに1%のポイント還元が付いたとすると、295万円の年収が約298万円になるわけです。
預貯金の金利があてにならない今、どうしても出ていく出費でトクをする方法、ポイントを使って浮いたお金は貯めておく方法でしっかり家計を防衛しましょう。
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