とはいえ、料理が上手いか下手かにかかわらず、同棲や結婚ともなると「日々のごはんどうする?問題」は避けては通れないですよね。
一緒に暮らすことになったら料理ももう少し頑張らないと……と気合いを入れる人もいるかと思いますが、実はそうしない方がいいこともあるんです。
毎日の料理が喧嘩の理由になってない?
「きょう飲み会なんて知らなかった。せっかくごはん作ったのに。そもそも、私ばっかり作ってるのはなんだか不公平。私も働いてるのに!」
本当によくあるこの手の喧嘩。毎日の積み重ねなので、どんなカップルも大小差はあれど喧嘩したりストレスを抱えていたことはあるはず。
「せっかく私が○○してあげたのに××だった」
そう、この期待して打ち砕かれるという構図が厄介なんです。料理がとにかく趣味で、ルーティンなのであれば別かもしれませんが、たいていの人にとっては面倒なこと。
だったら、「せっかく」と恩を着せたくなるような料理をしなければいい。手抜き料理で十分なんです。
毎日料理を一緒に食べる必要は本当にあるの?
「結婚したからには、夫婦は毎日一緒にごはんを食べないといけない」
そんな頑ななルールは現代のカップルにはそぐわないですし、自分たちを縛りつけるだけ。
「仲良くするために週に○回は家で一緒に食べよう」
一見素敵なルールですが、臨機応変とは言えないですよね。いっそ、こんなルールはどうでしょう。
「ごはんは各自。時間が合えば一緒に食べることもあり」
実際、このルールが筆者の実家のルールです。ごはんはたくさん炊いておいて、食事の好みが違うそれぞれが別のおかずを用意し、時に共有しながら食べています。
かなり珍しい家庭ですが、個人の自由が尊重されており、意外と現代のあり方にフィットしていると思います。
気を遣うからストレスに思う人が出てくるんです。
手抜き料理こそ得意であれ!
チャーハン、丼もの、パスタ……10分〜15分で作れるテキトーな手抜き料理のバリエーションを増やすと、突然「一緒に食べよう」イベントが起こっても対応できます。
「彼にびっくりしてもらうために、本格スペイン料理を作るぞ!」と言って意気込んだのに今日は残業で……なんてことが起こるとお互いに不幸です。
手抜き料理であれば、「作ってあげている」という感覚も薄まります。料理の義務感から解放されたいなら、手抜きごはんこそ採用すべし。
終わりに
同棲にしろ結婚にしろ、誰かと一緒に暮らすことには生活を分かち合う楽しみもあれば、日々のしんどさもあります。
毎日のことだからこそ、できるだけルールのハードルを下げることこそ円満カップルの秘訣になります。
毎日気合を入れて料理をするなんて、仕事をしていなかったとしても負担になってしまいますよね。
「奥さん料理が上手くてさ〜」とのろけるよりも、「奥さんいつも機嫌がいい人でさ〜」という自慢の方が、実は現代の価値観にはあっているのかもしれません。
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