ワタクシからのおススメは2パターン
今回ワタクシがお提案させていただくのは2パターンでございます。
「寄せ植え」と「寄せ鉢」でございます。
「寄せ植え」とは、複数の植物を一つの鉢に一緒に植え込むこと。
色をカラフルにしてみたり、あるいは同系色でまとめたり、楽しみ方はさまざまで、切り花に例えれば、器にしつらえたアレンジメントフラワーのようなもの。
一鉢にギュッと詰まった小さな世界は、時間の経過と共に全体が馴染んでいき、鉢の中の「小宇宙」がどんどん大きく広がっていく楽しみがございます。
「寄せ鉢」とは、一鉢に植えられた一種類の植物を寄せ集めること。
育つ環境や色、種類など気にすることなく別々の鉢を近くに寄せることでできるアレンジスタイルでございます。
切り花で例えれば、複数の一輪挿しを並べて飾ったようなもの。
「寄せ植え」は違う植物同士の育つ環境や季節、色合わせなど、相性の良いものを選ぶべし、という縛りがございますが、「寄せ鉢」はまったく気にするものはなく、花期が終わったものは単に寄せた場所から取り外せばよいので、本当の園芸ビギナー向きの園芸スタイルでございます。
「寄せ鉢」編
今回ワタクシがご提案させていただくのは名付けて「買ったまんま寄せ鉢」でございます。
本来でしたら、寄せ鉢は購入してから気持ち大きめの鉢に植え替えたものを使用することで、植物の成長も楽しめて息も長いのですが、今回は「買ってきた状態の苗物」をお手持ちのカゴや樽、箱やカバンなどにただ入れるだけ。
アナタのお家に一つや二つお持ちじゃございませんか? 別に使う用事はないけれど、捨てるには惜しいカゴや箱が。
アクションとしては、その中にただ植物を入れるだけ。これだけでございます。
ただ一つポイントがございます。
アナタが「これは好き!」という一種類をキーフラワーに、顔の大きい花、小さい花、ふわふわと茎の長い花など趣の違う植物を組み合わせること。
サンプルは苗物をドーナツ型のカゴに入れて斜めに立て掛けて飾るスタイル。元気のなくなったお花は抜いて入れ替えればイイだけだから凄く気が楽!
毎日場所を入れ替えるだけでも色々なバリエーションが楽しめるのでございます。
取り出した苗物を素焼きやプラスチックの鉢に植え替えれば、さらに別に姿を変えて成長も楽しめるのでございますよ。
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