ファンも待ち望む欅坂46らしい活動とは…
活動自粛下に欅坂46がグループの特性を踏まえ、絶対にできることが2つ、あるのではないか。
1つは基本に立ち返って“カッコいいパフォーマンスを見せる”こと。それを、まずは無料で行う。過去のライブ映像なら山ほどあるはずだ。
これまでに欅坂46ライブで円盤化されたのは1枚目「欅共和国2017」、2枚目「欅共和国2018」、3枚目「欅坂46 LIVE at 東京ドーム ~ARENA TOUR 2019 FINAL~」のみ。作品数は少ないが、いずれも10万枚超えのセールスを誇る。
音楽映像作品として、1枚目は女性アーティスト年間売上2位、2枚目は同1位を記録。3枚目も12万枚を超え、自身最高売上を現在進行形で更新しており今年も同部門年間1位を争うだろう。また1枚目から3作連続でDVD、Blu-rayおよびその合算の3部門同時1位は歴代最高記録だ(いずれもオリコン調べ)。
過去には16年3月のデビューカウントダウンライブをTBSチャンネル(CS)で生中継したり、同年12月有明コロシアムでの初ワンマンライブをAbemaTVで生中継したこともある。
特に後者は無料で誰でも見ることができ、累計視聴数160万人を記録した。ここから新規でファンになったという人も多い。
ファン垂涎のライブ映像が眠っている
上記以外にもまだ公開されていないライブの映像は宝の山のように蓄積されているはずだ。
過去映像となると平手中心の楽曲も多くなるが、1曲の披露で終わる音楽番組よりずっと長く欅坂46が映るので、平手の横や後ろにいたメンバーが実はグループのパフォーマンスの骨格を担っていたり、楽曲のメッセージを届けるために素晴らしい表情をしていることに気が付くことも多い。
またTVでは披露されることがない平手以外のメンバーによるユニット曲もたくさんあるので、より多くの魅力あるメンバーを発見する契機になる。
そしてファン同士でSNSで後列のメンバーが実はこんな動きをしてたとか、全員の振りの揃い方が凄いといった見どころを共有し、盛り上がれることだろう。それが伝播して一般の人も見てみようとなるのではないか。
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