大人の女性にも大事な行事…上巳の節句に「桃の花」で厄払い

斑目茂美 開運花師
更新日:2021-02-24 06:00
投稿日:2021-02-24 06:00

日本ならではの四季を感じる儀式

 暦の上では「立春」を過ぎ、「おひなさまを飾るなら今よ!」の目安、二十四節気での「雨水」を迎え、気候も気分もフワフワポカポカしてくる春の季節が巡ってまいりました。

 一年なんてあっという間。お節句のような季節行事は、多忙な現代人にとっても少し立ち止まって季節を感じるブレイクタイム。人間らしく生きていくためには大事なことだなぁ、と実感するワタクシでございます。

 季節の変わり目を表す「節日(せつにち)」は、日本古来の伝統的な年中行事を行う季節の節目の日とされており、その式日を「端午の節句」や「重陽の節句」など「節句」という言葉で呼んでいることはご存知の方も多いはず。

 陰陽五行説由来の暦からいえば、「陽」である奇数は縁起が良いとされ、奇数が重なると「陰」の偶数になってしまうため、奇数が重なった日はとても縁起の悪い日とされておりました。そんな日には邪気を祓う行事が行われており、その風習が日本に伝わったものが五つの節句である「五節句」でございます。

 その中でも今回は、女の子のお節句「厄を落として邪気を払う、上巳の節句」の解説でございます。

斑目茂美
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開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

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