年下男性からの好感度アップ!年上女性のLINEメッセージテク

内藤みか 作家
更新日:2021-05-06 06:00
投稿日:2021-05-06 06:00
 最近、LINEでのモテメッセージの傾向に変化が起きています。スタンプを散りばめた派手なメッセージよりも、落ち着いたオトナメッセージへの好感度が爆上がりしているのです。特に年下男子が年上女性からのオトナLINEに陥落しています。どのようなメッセージが好印象なのでしょうか。

綺麗な日本語が愛される

 私自身、もはやアラフォー通り越してアラフィフになってしまったのですが、20代男子とLINEをすると「すごく文章が素敵なので、もっとやり取りしたいです」と絶賛されています。これは私が物書きで文章が上手だからというわけではなく、ごく普通の日本語を使っているだけなので、誰でもできることです。

 たとえば、外が快晴だった場合、「今日はいいお天気ね」と普通に書きますが、それだけでも上品な文章ですね、とすごく喜ばれてしまうのです。若い女の子だと「いい天気だねー!」などと元気のいいタメ口を送ってくるそうで、男性はそれを乱暴に感じてしまうのだとか。

もうスタンプはいらない

 今までの社会は、インスタ映えにも近い、見た目に華やかなLINEがモテる傾向にありました。「これ食べたよ」「ここに行ったよ」などという楽しげな報告が画像と一緒に送られてきたり可愛いスタンプが連打されてきて、それに「いいね」と反応するような感じだったのです。

 けれどあまり外出しない社会になり、そうした賑やかなメッセージは時代にそぐわなくなってしまいました。面白楽しいスタンプも、うまくマッチしなくなってきたのです。そしてあまり変わりばえしなくなった日常の中で、男性たちは美しい日本語に強い憧れを持つようになっています。

どうして綺麗な日本語が好きなの?

 20代の男性たちは、なぜ綺麗な日本語に好感を抱くようになったのでしょう。それは彼らの周囲の20代女性たちの日本語が、くだけていてあまり綺麗に感じないからだそうです。確かに、とても楽しそうな文体ではありますが、美しい日本語かというとそうではないでしょう。

 なので、若い男性たちにとって、綺麗な日本語、たとえば「です」「ます」などをきちんと使いこなす存在は、もはや希少なものとなっていて、実際にそうした言葉を使ってメッセージをしてくるオトナの年上女性がいると、ときめいてしまうのです。そしてそうした日本語を目にすると、とても気持ちが落ち着くのだとか。

綺麗な日本語に見えるテク

 ではどうしたら綺麗な日本語に見えるのでしょうか。それにはちょっとしたコツがあります。とても大切なのは語尾です。「です」「ます」などのしっかりとした文末も大切ですが、さらに好印象にするには最後に「ね」を付けることなのです。たとえば普段「すてき!」と書くところを「すてきね!」と書いたほうがより柔らかく美しくなるのです。

 急に美しい日本語を使いこなすようになるのは難しくても、最後に「ね」を使うことだけ意識するだけでも、男性の印象は変わります。語尾が柔らかくなると、優しい印象を男性に与えることができるのです。

控えめがアピールになる時代

 気軽に出歩き、誰かと会うということが難しい状況の時は、メッセージの重要度はかなり高くなります。乱暴な言葉や派手なスタンプで相手を驚かせる女性よりも、まろやかな言葉で相手を和ませられる女性のほうが優位に立つようになってきています。

 また、丁寧な日本語を使う女性は、控えめな印象を相手に与えることができます。何かと不安な毎日のなか、「私を見て!」とばかりにスタンプをたくさん送ってくる女性よりも「この間カゼっぽいと言っていたけど大丈夫だったの?」と相手を気遣うことができる言葉を送る女性のほうが、男性の心をほっとさせ、彼らのほうから「もっとお話ししたいです」と言いたくなるのです。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「もう向き合う気力もない」夫婦のセックスレスに疲れました。自分を守るたったひとつの方法は?
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。  セックスレスや夫...
豆木メイ 2025-04-15 06:00 ラブ
「GPSアプリ入れて」と要求されたらどう思う? アラサーアラフォー世代の男性のホンネ
 相手がどこにいるのかリアルタイムで把握できるGPSアプリ。若いカップルの間では利用している人が少なくないようです。 ...
恋バナ調査隊 2025-04-15 06:00 ラブ
「ドキドキしてる」にテンション爆上がり!デート前日のLNEは女からが吉
 意中の彼とのデートが間近に迫っている女性は必見! 今回は、男性が喜ぶデート前日のLINEをご紹介します。いったい男性は...
恋バナ調査隊 2025-04-13 06:00 ラブ
「俺もいいトシのおじさんですから」燃える恋愛より穏やかな関係を求める52歳男性の達観
「冷酷と激情のあいだvol.241〜女性編〜」では、カツノリさん(52歳・仮名)との交際を検討している瞳さん(47歳・仮...
並木まき 2025-04-12 06:00 ラブ
「寂しいアラフィフ女認定は嫌!」自分のブランディングに翻弄される47歳女性の見栄
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-04-12 06:00 ラブ
「色白のお肌がいっそう映えますね」呉服屋・イケメン若旦那は熱海の旅館でマクラ営業? #2
 静香さん(35歳・茶道講師/既婚子供アリ)は、祖母、母と3代にわたり、都内の邸宅で茶道教室を開いている女性だ。彼女は懇...
蒼井凜花 2025-04-11 06:00 ラブ
年親を安心させたい。でも、30代で付き合った不倫相手が忘れられません(44歳女性、IT勤務)
 都内のIT企業で働く44歳女性です。年収は1000万円弱で、経済的には自立していますし、年齢的にも子供も望んでいません...
植草美幸 2025-04-11 06:00 ラブ
どんな“優良物件”も劣化させちゃう悲しきモンスター! 男をダメにする女の5つの特徴
「男を見る目がない」「ろくな男がいない」と嘆いている女性の中には、男をダメにする女が含まれているのも事実。あなたもそんな...
恋バナ調査隊 2025-04-11 06:00 ラブ
アラフォー妻が実践するセックスレス解消の秘技。夫と再び燃え上がった3つのステップ
「ダンナがしてくれなくて…」とセックスレスに嘆く女性は少なくありません。  近頃は女性用風俗や恋人レンタルに癒やしを求...
内藤みか 2025-04-10 06:00 ラブ
「気になる人」と「好きになる人」の違いとは? 自分の恋愛感情を6つの判断軸で考えてみよう
「気になる男性がいるけど、恋愛感情として好きになっているかはわからない…」と自分の気持ちに疑問を抱いている女性、必見。今...
恋バナ調査隊 2025-04-10 06:00 ラブ
「浮気してね?」男性の怪しい言動5選。意外でも深掘りしてみる価値あり
 今回は、男性の浮気を見破ったきっかけについて女性に話をうかがいました。中には意外な言動から見抜いた女性も! ちょっとで...
恋バナ調査隊 2025-04-09 06:00 ラブ
お花見デートの失敗談5選。飲みすぎ→リバースで大ヒンシュク! 桜とともに恋が散った…
 お花見デートのシーズン到来! 「気になる彼と約束してる」なんて女性もいるのではないでしょうか?  そこで今回は、お花...
恋バナ調査隊 2025-04-08 06:00 ラブ
マッチングアプリの意外な成功談4選。まさかの恋愛成就、“加工詐欺”は悪い話とは限らない?
 今回は、マッチングアプリでの意外な成功談を紹介します。マッチングアプリには下心しかないヤリモク男が溢れている印象ですが...
恋バナ調査隊 2025-04-08 06:00 ラブ
彼が萎える彼女の言動7選。遅刻、スマホチェック以外にクチャラー、口ヒゲもドン引きの対象に…
 彼にドン引きされた経験はありませんか? 今回は男性が「マジで萎えるからやめて」とドン引きする彼女の行動をご紹介します...
恋バナ調査隊 2025-04-07 06:00 ラブ
既読スルーをくらって連絡が途絶えた…ラリーが続くやり取りとは? 思わず返したくなるLINEテク3選
 気になる男性からのLINEが途絶えると、「脈なしなのかな?」「また送ったら迷惑かな…」と考えてしまうでしょう。  そ...
恋バナ調査隊 2025-04-07 06:00 ラブ
家事をしない夫への“プチ仕返し”3選。気が済んだら、上手に心を入れ替えさせるコツ3つで改善を
 今の時代は、夫婦共働き世帯が多いですよね。それなのに家事をしない夫に、イライラがつのって爆発寸前の妻たちも大勢います。...
恋バナ調査隊 2025-04-06 06:00 ラブ