「愛してる」の一言を決して言わない恋人
簡単にその言葉を引き出せそうなラブラブムードが漂っているタイミングを見計らって尋ねているものの、まだ恋人から一度も「愛してる」の言葉は聞けていないのだそう。あまりにも言ってくれないことに徐々に不満が募り、今では「なんで言えないの? 何か理由があるのでは?」と気になって仕方ないそうです。
「浮気をしている様子もないし、私がセカンドって感じでもなさそうなんですよね。
だけど、『愛してる』だけは、絶対に言ってくれないんです。
もちろん、私からは彼に何度も『愛してる』って伝えています。多くの彼氏は、そうしたら『俺も』とか返してくれるじゃないですか? だけど、今の恋人であるYだけは、絶対に言ってくれないんですよね。
酔っ払って泥酔しているときもダメ、ベッドの賢者タイムもダメ。最近では、意地でもYに『愛してる』を言わせたくて、私もイライラしてきました」
あの手この手で思いつくままに、その言葉を引き出そうと努力するも、ことごとく結果に繋がらなかったと苛立つTさん。最近では「わざと言わないでいるのだろうから、そこには理由があるのでは?」と考えるようになったのだそうです。
イライラも限界に
「愛していないなら、それはそれでいいんです。
だけどそれなら、付き合っている意味ってないですよね? ただの照れ屋だって言うなら、それはそれで本心を伝えてもらいたいのに、何かを隠されている気がしてなりません。
『愛してる』って、付き合っている恋人同士なら普通に口にする言葉だと思っていたので、こんなに焦らされるなんて初めてです。何か理由があるなら知りたいけれど、まだ怖くて自分からは面と向かって聞けていません。
って言っても、そろそろイライラも限界なので、今度彼とデートするときには聞いてみたいなと思っているんですけどね」
さて、では交際相手であるYさんの真意はいかに……? 実は「愛してる」と言わないのには、深い理由がありました。次回に続きます。
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