運命変わる土用の丑の日に…金運UPの花「アナベル」の育て方

斑目茂美 開運花師
更新日:2021-06-16 06:26
投稿日:2021-06-16 06:00

金運アップのおまじない

 アナベルのトップシーズンになると、「金運アップの花」としてアナベルを販売なさる花屋がチラホラ出現してまいります。

 そもそもアジサイは婦人病に効くおまじないや魔除けにも使われておりますが、商売繁盛のおまじないとして、軒下にハチの巣に似たアジサイを吊るす風習がございました。働きバチがせわしなく巣を出入りする様が、お客様の出入りに例えられた“おまじない”でございます。

 また、アジサイはあず(集ず)ざい(材)で、「金運」に効く花としても知られております。

 アジサイには、「夏至の前日に切ったアジサイを夏至の“日の出前”に半紙に包んで、金銀の水引を付けて玄関に逆さに吊る」という、金運アップのおまじないがございます。

「金運に効く花」といえば黄色い花! と思ったアナタ。まぁ、確かにそうですよね(笑)。願わくば、黄色というより黄金色やヤマブキ色といったところでしょうか……。

 アナベルはアジサイ科。ということは、「金運にも効く」。咲き進むとアンティークグリーンにかわるアナベルは、簡単に今流行りのドライフラワーになり、それがなんと!ヤマブキ色に変わるのでございます。

 金運アップのおまじない、アナベルの方法は簡単。

満開の白色を過ぎてアンティークグリーンに変化したアナベルを切って、土用の丑の日に玄関の内側と外側にぶら下げる」、以上!

「ただぶら下げる」でも構いませんが、ドライフラワーになることを想定して、アンティークグリーンに変化している成熟したアナベルを束ね、スワッグやリースにして飾っても素敵。

 アナタのお部屋もお花で美しく、しかも、金運が上がれば一石二鳥!

 惜しみなくアナベルをバンバンぶら下げられるように、鉢物のアナベルを入手するには、まさに今が絶好のシーズンでございます。

 どうしようかなぁ~と思っているアナタ。ちょっと花屋や園芸店を覗いてみてはいかがでしょうか?

お花を収穫したら…

 お花を収穫したら「お礼肥え」として、たい肥や緩効性の固形肥料を、ぜひ食べさせてあげてくださいませ。

辛抱強い愛情」「ひたむきな愛」が、アナベルの花言葉。ほっぽらかしでもまぁまぁ育つアナベルですが、水やりや花後の「お礼肥え」、冬の間の寒肥などを与えることで、驚くほどの花付きへと変貌してまいります。

 去年ワタクシが鉢で購入したアナベルちゃんは、「お礼肥え」どころか何度も水やりを忘れてしまいましたが……、枯れては復活を繰り返して、なんとなく今年も咲いております。

 これこそ「辛抱強い愛情」と言わずして、何と言う!

「ひたむきな愛」のアナベルがアナタに幸せと金運をもたらしてくれることを……遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


予約必須店で失態!食い意地が勝り、朝10時からフルコースの“敗者復活”
 汗ばむ気温のとある週末、筆者は湖畔の景色を見ながら、優雅にフルコースをいただいておりました。時計の針はまだ午前10時を...
“面倒くさい”ママ友って本当に必要?メリットとデメリットを検証してみた
 あなたにとって、ママ友は必要ですか? それとも不要ですか?「仲良しのママ友を作って、一緒に子育てを楽しみたい」と思う人...
暑い日こそIN・鍋!のんびり“たまたま”君の大あくびをパチリ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
心をすり減らす“毒友”と縁を切る3つの方法 その違和感に目を背けないで
 自分にとって毒になる友人、毒友。一緒にいて違和感を抱くあの人も、あなたにとって毒友なのかもしれません。今回は、毒友の特...
3歳娘にアタマジラミ!? 我が家を救ったアナログな退治法と意外な美容家電
 2人の保育園児を育てる我が家では先日、ちょっとした“事件”がありました。下の子どもの頭にアタマジラミが住み着いてしまっ...
女友達へのディスり誤爆!《純粋アピールのフルコンボだったじゃんね笑》深夜LINEの後悔が止まらない…
 深夜に誰かへLINEを送るときはくれぐれもご注意を。“深夜テンション”でネガティブになりすぎたり、ヤケクソになっていた...
「女人禁制」の読みは「にょにんきんせい」とは限らない?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
「明日は何時?」親の老いをLINEでも実感…切ないけれど受け入れる!
 人間誰しもいつかは老いがやってくるものです。ただ、これまでたくさんの愛情と安心を与えてくれた絶対的な存在の「親の老い」...
アラフォーが若者とのカラオケで失敗しない方法3つ 10年前の選曲はあり?
 職場での飲み会後、二次会としてよくあるのがカラオケ。アラフォーともなると、若〜い後輩を引き連れてカラオケに行くこともあ...
「スナック常連客に嫌われるNG行為」初めての店ではマジ注意して!
 いわゆる夜のお店というのは、「大人の社交場」と言われることがあります。昔からなんとなく納得してはいたんですけど、最近や...
キィー!羨ましい! 実はめらめらとママ友に嫉妬している6つの瞬間
 子どもがいると切っても切れない仲になるのが、ママ友。母として生きている女同士、話が盛り上がりますよね。その一方で、近い...
美しすぎる方向転換…国宝級“たまたま”にどこまでもついて行きます
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
夏に日持ちする切り花オススメ7選、家庭で簡単にできる“延命対策”7カ条
 神奈川の片田舎にある猫店長「さぶ」率いる我がお花屋。夏の暑い昼間の来客はめっきり減りますが、夕方の若干涼しい時間帯にな...
人間の決断回数は1日35,000回! 悩ましい「決断疲れ」の最終兵器は猫?
「今日のランチはどこに行こうかな?」「仕事も疲れてきたし、カフェにコーヒーでも買いに行こうかな? それとももう一踏ん張り...
【調香師直伝】汗かいても“爽やかフェロモン女子”!夏の疲れを癒す簡単手作りデオドラントスプレーも紹介
 汗をかく行為はフェロモン放出にとって重要ですが、汗自体のにおいがよくないとフェロモンを上手に活かせません。  本...
育休明けのモヤモヤがしんどい。先輩ママの体験談から紐解く3つの解決法
 育休明けのママたちは、職場復帰するにあたって多くのモヤモヤを感じているようです。子供と仕事と生活の間で、ベストな答えを...