大きな葉っぱが幸運を招き入れる「モンステラ」のスゴイ威力

斑目茂美 開運花師
更新日:2021-07-21 06:00
投稿日:2021-07-21 06:00

「モンステラ」ってなんですか?

「モンステラ」とは、熱帯アメリカ原産のサトイモ科のつる性、または半つる性の植物でございます。鉢物、切り花ともに人気のある商材で、生花ばかりではなく雑貨やインテリアのモチーフとしても馴染みのある葉っぱでございます。

 モンステラと一言でいっても、実は結構な種類がございます。

 新芽が出て、葉が広がり始めると、最初のうちはかわいらしいハート型、やがて成長が進み、大きな丸い葉に成長すると縁から切れ込みが入ったり、葉の真ん中に穴が開いたりと、独特で不思議な形に変わってまいります。

 ラテン語で「monstrum(異常、奇形)」が、名前の語源。不思議な形のモンステラはハワイでは神聖な植物とされており、伝統的なデザインにも多く使われております。現地の言葉では「湧き出る水」という意味を持つモンステラは、言葉の意味そのままに幸運が湧いて出てくるラッキーリーフとしてよく使われるようになったのでございます。

“金運アップにモンステラ”

 モンステラの愛好家にとって、“金運アップ”のキーワードは常識でございます。

 風水的に丸いフォルムの植物には穏やかな気が宿るとされ、癒しやリラックス効果、あるいは、金運アップに効く、と言われておりますが、ハワイ在住のとあるお金持ちの有名人が玄関にモンステラを飾ってから金運が上がったという経験談から、金運アップの観葉植物としてすっかり有名になりました。

 金運アップを願う方ばかりでなく、大きく丸い外形に切り込みが入った独特のフォルムは実に印象深く、「単に可愛いから好き!」という方は、素敵なボトルやガラスのフラワーベースに切り花のモンステラ1、2本だけ飾って楽しむ方もいらっしゃいます。

「金運」「交際運」「仕事運」「健康運」etc……どの方角や場所に飾っても何らかの良い運気をもたらしてくれるといわれているモンステラは、大きな葉っぱで魔除けの役割も果たし、家庭の中に潜む邪気まで追い払ってくれるとのこと。

 いったいどんだけの開運アイテムなんじゃ! と、驚くことばかりでございます。

 ワタクシ、花屋というお商売をさせていただいておりますが、いらっしゃるお客様の中には「きっとこの人、お金持ち」という洗練されたオーラを全身にまとった方も多々いらっしゃいます。

 そんな方は、たいがいご自宅で生きた植物を絶やすことをとても嫌い、観葉植物を好み、特に「美しいもの」や「顔の大きなもの」に敏感な気がいたします。

 リッチな方はみな共通して素敵な「植物生活」をお過ごしになり、「生きた植物は人を幸せにしてくれる」ということを、感覚的にご存知の様子でございます。

 アナタのお家の北の方角に、モンステラの鉢や切り花を置いてみてはいかがでしょうか。

 特に、北にある玄関や窓の近くはいいかもしれませんわよ。北には金運や貯蓄運を招くとともに、悪い運気を寄せ付けない効果があるようでございます。

 また、西の玄関もいいですね〜。ただし、西の場合は玄関以外あまり意味がなさそうなので、そうではない場合はスルーしてくださいませ。

 良い運気は玄関や窓、ベランダなど外からやってまいります。運気の出入りする場所がキチンと掃除がしてあることは、開運への近道でございます。

 そこにモンステラの鉢や切花を印象的に飾ってみると散財を防ぎ、開運効果が期待できますわよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


中学受験のプロが推薦 御三家でも新御三家でもない将来安泰の「中堅校」
 今年の中学受験シーズンも真っ只中。首都圏では、1月10日に埼玉県、1月20日に千葉県、そして2月1日には東京都と神奈川...
アラフォー女性のリアルがここに! 元旦に誓った今年の目標
「一年の計は元旦にあり」とも言われるように、年のはじめに計画を立てることはとてもいいことです。でも、一年の目標に何を掲げ...
話し合い好きは平和主義?むしろ支配欲強め!一歩間違えるとモラハラに…
 話し合いで解決を図る人、みなさんはどんな印象がありますか? たぶん平和的とか、論理的なイメージが強いのではないでしょう...
美STの開運マスク付録ってなに?ドモホルンリンクルは一式試せて嬉しい
 今回ご紹介する雑誌付録は、「美ST」2024年3月 増刊号(松嶋菜々子表紙)の「開運&美肌見え! PITTA MASK...
なんて素敵な夫! ド近眼の妻にICLを提案した「永久保存版トーク」
 昨年の夏頃から計画して、お正月明けに眼内にレンズを挿入して視力を矯正するICLの手術を受けました。  小学生の頃から...
「正」の字に振り回されて…
 はいっ、新しい年が始まりました。みなさん、お正月は楽しく過ごせましたでしょうか。  お正月の「正」の字には、「あ...
YOUはどうしてバンザーイ?  全開“たまたま”にあれこれ妄想
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
季節の中へ向かう道で 黄色のまぶしさに目がくらんだ
 鮮やかな黄色がまぶしくて思わず目を細める。季節の色ってなんでこんなに力強いんだろう。  葉も実も花も落ちて枝だけ...
冬の園芸は難しい?花屋が教える「ご注意あそばせ」な4項目
 お花屋さんは1年中忙しいイメージがあるかもしれませんが、寒さこたえる1、2月は比較的まったりムード。慌ただしかった年末...
「財布落とした」→先週もだよね? サボり言い訳LINEはリスト化必須
 普段、一生懸命仕事をしていても、人間なら時には「サボりたいな」と感じる日もあるはず。  でも困るのが、サボるため...
生まれた性別で誰かが誰かに恋をした きっとそれだけのこと
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
スマホ中毒な娘にお手上げ!不要で必要な事情、鍵付き棚に入れたのに…!!
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
鍵シッポでつかんだ幸せを“たまたま”にたっぷり貯めこんで♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
誰かを待つのも悪くない 夜の片隅とそれぞれの大切な時間
 誰かを待つ時間、実はそんなに嫌いじゃない。街の片隅に留まるには周囲が納得する理由が必要だったりするから。  最近...
ダブル女偏の「嫉妬」の語源は何?美容院でジェラシった話。
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
先輩から「デートのチークはピンク系」デキる女アピの熱血LINE指導w
 他人からの評価を気にして、仕事や意識の高さ、モテ力など、「デキる女アピール」をしてくる女性は多いですよね。  で...