努力しているのに認めてくれない
今までは、年下の男性としか親密になったことがなかったKさんは、6歳年上の夫・Iさんの魅力に急激に惹かれたそう。しかし同居生活が始まり、アレコレと指図をしてくるIさんに対して、大きな不満を抱くようになりました。
「私がやることのほとんどを、夫は気に入らないみたい。文句を言ってきたり行動計画を出せと言ってきたり、家にいるだけなのにまるで会社にいるみたいな感じです。
私はちゃんとやっているのに、夫の意に沿わないと、上司のようにガミガミと言ってきて疲れます。
妻を愛していれば、妻のやることの一つ一つに文句なんて言わないと思うので、ひょっとして、夫は私を愛しているわけじゃないんじゃないか?って思うようになりました」
コロナ禍にある今は、ほとんどの時間をふたりで過ごしていることから、朝から晩まで夫の顔色を見て暮らす生活に疲れているというKさん。面倒なので波風を立てないよう、夫が不機嫌になるたびに謝って、さらには同じことを再びやらないよう自発的に行動計画をつくって夫に示すなど、努力をしているとのこと。
楽しい家庭を作りたいのに…
「そこまでやっているのに、日に日に夫からの私への態度が冷めていて、とても不満です。新婚なのに、すでに夫婦の営みもないですし、私から誘っても拒否されます。
交際当時はそんなことはなかったですから、私への愛情が冷めたんだろうなという気がしてなりません。
だけど、夫に真意を訊いてみても、きちんとした答えが返ってこなくて……。今は家にいる時間が長いので、できればお互いに歩み寄って、楽しい家庭を作れればいいと思うのですが、夫にはその気がなさそうに見えます。
どうしたらこの状況が改善するのかわかりませんし、夫が何を考えているのかもわかりません。
こんな夫だから、3回も結婚しているのかな?って思いますが、なんとかして幸せな夫婦になりたいです」
このままの状態が長引けば「夫への自分の愛も揺らぐ」と、不安を口にするKさん。では、夫であるIさんは、夫婦の現状をどう認識しているのでしょうか。次回に続きます。
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