過去にはダルビッシュ投手から「消してください」
「ここ数年、張本氏がヤリ玉に挙げてきたのが、現在メジャーリーグで多くの大記録を塗り替えているエンゼルスの大谷翔平選手です。張本氏は最近になってようやく発言を変えてきましたが、少し前まではとにかく大谷選手への皮肉ばかりでした。大谷選手がメジャー1年目にホームランを打つと『まぐれなのか、アメリカのピッチャーのレベルが落ちたのか、まあ両方だと思いますね』。つい先月も『(大谷選手の)打率やピッチャーの成績とかは並以下』『10勝以上のピッチャーは何人もいる』などとコメントし、ファンを怒らせていました」(民放スポーツ担当記者)
2019年には、夏の高校野球岩手大会決勝戦で目玉投手を登板回避させた監督の判断について、張本氏が「サンデーモーニング」の御意見番コーナーでこんな発言をした。
「ケガを怖がったんじゃ、スポーツ辞めたほうがいいよ。みんな宿命なんだから、スポーツ選手は」「苦しいときの投球を体で覚えてね、それから大成したピッチャーはいくらでもいるんだから。楽させちゃダメですよ」
これには、自身もケガに悩まされてきたメジャーのダルビッシュ有投手(34)が反応。自身のツイッターで、「シェンロンが一つ願いこと叶えてあげるって言ってきたら迷いなくこのコーナーを消してくださいと言う」と苦言を呈した。
「2015年にはサッカー元日本代表の三浦知良選手に『もうお辞めなさい』と“引退勧告”して炎上しました。『J2は野球でいうと2軍だから話題性がない』『しがみつく必要はないでしょ』などと持論を展開。カズのファンだけでなく、多くのJリーグファンから非難を浴びていました。張本氏は20年間に渡ってご意見番として“君臨”してきましたが、いまや御年81歳。令和の時代の考え方や価値観とは完全にズレてしまっている。今回の蔑視発言と謝罪コメントがすべてを物語っています」(同)
この騒動、まだまだ収まりそうにない。
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