更新日:2021-08-14 11:49
投稿日:2021-08-14 06:00
女子ボクシング“蔑視発言”問題で、野球評論家の張本勲氏(81)への批判の声がますます高まっている。
張本氏は、8月8日放送の報道番組「サンデーモーニング」(TBS系)にリモート出演。東京五輪女子フェザー級で金メダルを受賞した入江聖奈選手(20)の報道について、次のように話した。
「女性でも殴り合い、好きな人がいるんだね。見ててどうするのかな。嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合ってね。こんな競技、好きな人がいるんだ」
この発言の直後から「女性蔑視だ!」と怒りの声がネットで噴出。すぐさまメディアが飛びつき、日本ボクシング連盟の抗議を受け、TBSが同番組プロデューサー名で謝罪文を送る事態となった。
謝罪文には張本氏のコメントが添えられていたが、その内容がまた火に油を注ぐ結果に。
「今回の私の発言は言葉が足りませんでした。入江選手の快挙を称えると共に、自分も金メダルを取れるのではと思って、ボクシングをやる女性が増えてほしいということを本当は言いたかったのです。言葉足らずで反省しています」
これに対し、ネットニュースのコメント欄では「言葉足らずとかじゃないだろう。発言の内容そのものに問題があるんだよ」「なぜ素直に非を認められないのだろう」などと怒りがますますヒートアップ。完全に裏目に出てしまった格好だ。
今回の問題は海の向こうでも波紋を呼び、韓国メディアが「妄言」と厳しく糾弾するなど世界規模で批判を浴びる形になっているが、張本氏の発言はこれまでもたびたび問題視され、“放言”や“妄言”として炎上した過去がある。
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