男性とでは決して味わえないセックス
――続けて下さい。
「そのあとは、乳首を吸われて……舌先で転がしてくるんです。男性よりも細く薄い舌の動きは繊細で、たまらなく気持ちよかった……そのうち、彼女の手が私の下腹へと降りてきたんです。
指先で性毛を軽く梳かれると、それだけで『ああ……』と喘ぎが漏れましたね。そして、彼女の唇が乳房からわき腹、下腹へと伝いおりました。両脚を広げられ、アソコを見つめられて……『W子のヴァギナ……可愛いわ。いっぱい濡れてるわよ』って言いながら、彼女は私のワレメにキスしてきたんです。
その瞬間、私はあまりの気持ちよさに腰を跳ね上げてしまいました。次いで、A美は私の太ももを両手で押さえながら、ワレメに沿って舌を這わせてきたんです。下から上にゆっくり舐めあげ、クリトリスをねぶり回し、尖らせた舌をズブリと膣口に差し入れてきました。
もう、されるがままです。
ラブジュースがあふれてシーツを濡らすのが分かりました。
クリトリスが舌で幾度も弾かれ、『W子のクリちゃん、ズル剥けね』ってエッチな言葉まで言われて……そのうち、彼女はクリトリスを口に含み、立て続けにチュパチュパと吸ってきたんです。これには私も身をよじらせて『ひっ、くううっ』と悲鳴を上げました。
全身の血液が逆流するほど気持ちよくて……私はそのまま絶頂を迎えました。
男性とでは決して味わえないセックスに、私は息を荒らげながら幸福を噛みしめていました。
私もお返しをしなくちゃと思い、上体を立てると、A美は『そのままでいて。貝合わせしましょう』と、私のワレメに彼女のワレメを密着させてきたんです。
『松葉崩し』のように脚を交差する体勢で、ヴァギナ同士をこすり合わせられて……レズビアンの経験はありましたが、私はネコ(受け身)で、貝合わせは初めてだったので興奮しましたね」
イッてくれて嬉しい
――聞いている私も体が火照ってきます。
「A美は腰を器用に動かしながら、『あ……気持ちいい……二人ともすごい濡れようね。ふふ……』と笑っていましたね。エキゾチックな美貌がさらにセクシーさを増して、私、彼女のうっとりした表情を見ているだけで、アソコが熱く疼いて、さらに愛蜜が噴きこぼれるのが分かったんです。
A美はレズビアンとしてかなり性感が開発されているようで、貝合わせをしながら、自分でクリトリスを摘まんではひねって……その姿もエロティックでした。
彼女は細身ながらもバストは丸々と豊かで、彼女が動くたびに揺れる乳房もセクシーでした。
そのうち彼女の腰づかいが荒々しく、ヴァギナにかかる圧も強くなって……おそらくクリトリスへの刺激もそうとうな力だったと思います。『あ……イクわ!』と喘ぎながら、絶頂を迎えていました。
――続けて下さい
「A美がイッてくれて嬉しかった。こんな時、男性が『女がイクと嬉しい』という気持ちが理解できますね。
そのあとは二人でバスルームに行き、一緒にお風呂に入りました。海外ブランドのバラの入浴剤がいい香りで……大きなバスタブでも抱きしめながらキスしたり、乳房を触り合ったりとイチャつきましたよ(笑)」
つらい別れ際…恋愛に男女差はない
――幸せな時間でしたね。
「はい、久しぶりに満たされたセックスでした。そして、抱かれる前よりもA美のことをもっと好きになっている自分がいました。
ただ……私は結婚している。家族は大切ですから、それを壊すことはできません。A美のことを今まで以上に好きになると同時に、家族がいる現実とどう向き合っていくか、大きな壁にぶつかったのも事実です。
――いわゆる不倫ですものね
「はい、同性と言えども不倫になります。それがつらかった。夫との生活も捨てられない。だからと言ってA美とも別れることはできない。A美も口にこそ出しませんが、これからのことをあれこれ考えていたのではないでしょうか。
その日は午前様になりましたが、帰宅することにしました。A美はそのままホテルに泊まると言って……別れる時がつらかった。
帰宅後も、ついさっきまで愛撫されたヴァギナがヒクついていました。抱かれたあとなのに、もう抱かれたい。逢いたい。キスしたい。
恋愛に男女差はありませんね。
その後も逢瀬を重ねることとなるのですが、A美には信じがたい「ある一面」があることを知ったんです。そこから、私の「天国と地獄を行きかう日々」が始まったんです。
続きは次回。
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