断捨離で社会貢献 「古着deワクチン」レポ 2021.10.22(金)

コクハク編集部
更新日:2021-10-22 06:00
投稿日:2021-10-22 06:00
 整理整頓が苦手です。特に洋服。気が付くとクロゼットはいつもパンパン。そのくせ着る服はいつも一緒という残念な事態に。このままじゃいけないと一念発起し断捨離をすることにしました。
 とはいえ、物を捨てることに罪悪感……。まだ着られるのにもったいないと思ってしまうんです。どうせ着ないのにね。貧乏性ですな。なので今回は「古着deワクチン」というサービスを使うことにしました。

「古着deワクチン」とは

「古着deワクチン」とは、不要な衣類や服飾雑貨をリサイクルすることで、国内外の雇用を創出し、さらに開発途上国の子どもたちにポリオワクチンが届けられるというサービスです。回収キット一口で5人の命を救うことができるそうです。

 クロゼットもスッキリするし人助けにもなる。一石二鳥ですね。

 HPで専用回収キット(税込み3300円)を購入すると、2、3日でこのような形で届きます。

 早速回収キットを広げてみると……。

 おお、でかい! 長辺は約160センチほどあります。

 紙だけど強度は大丈夫? 破れてしまうのでは? という心配は無用。なんと25キロ程度までは問題なく耐えられるのだそう。

ランニングシューズもOK

「古着deワクチン」の回収キットに入れていいものはこちら。

・衣類
・バッグ
・靴
・帽子
・ベルト
・サングラス
・未使用のタオル・シーツ
・アクセサリー
・ネクタイ
・マフラー
・ストール
・スカーフ

 洋服だけでなく、靴や雑貨も詰められるのがありがたい!

 朝のランニングが日課な筆者は、シューズをこまめに買い替えます。走り方に変な癖があるので、すぐにソールが削れてしまうんですよ。とはいえ、靴としてはまだまだ履けるんですよね。

 ああ、もったいないなあ……と今までは泣く泣く捨てていましたが、どこかの国で誰かの役に立つのならうれしいことです。

思い出の服にも行ってらっしゃい

 ただでさえ物を捨てられない性格なのに、その品物に思い出があったりしたらなおさらですよね。

 左は夫に初めて買ってもらったコート、右は母からもらったジャケットです。どちらも衣替えの度に、もう着ることはないだろうけど手放すのは惜しいと躊躇していました。

 ですが! 名残惜しいけど、旅に出てもらうことにします。また誰かの素敵な思い出になるといいな。

捨てられないTシャツたち

 これまた捨てられないのが、マラソン大会の参加賞Tシャツです。あんなにしんどい思いして走ったんだから、捨ててしまうのはなんか悔しい!

 とはいえ、一体何枚あるんだ? と数えたところ19枚もありました。いっぱい走ったんだな。うん、そんなにいらんわ。コロナ禍が収束したらまたマラソン大会に参加するしな。きっとまたどんどん増えていくはず。

 どこかの国の誰かが、日本のマラソン大会のTシャツを着てると想像するとちょっと楽しい。

梱包作業は玄関で!

 袋いっぱいに詰めたらガムテープでしっかりと閉じて、佐川急便さんに集荷に来てもらいます。

 回収キットに「中身が重くなるので、玄関で詰めると楽です」という注意書きがあるのですが、本当にその通り! かなり重くなります。

 突然、玄関に現れた謎の巨大な物体にもん様も困惑気味です。

おわりに

 何年も使っていなかったバックから、懐かしのiPodも出てきました。

 残念ながら電源は入らず。っていうか、iPodを失くしたことさえ忘れていたよ。ごめんね……。

 これからは、もっと物を大事にしようと心から反省したのでした。

 断捨離で社会貢献ができる「古着deワクチン」のHPはこちら

(編集K)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


【難解女ことば】漢検準2級「嫡嗣」なんて読む?画数は「27」
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
【45歳からの歯科矯正】ワイヤー装着し14カ月、別のワイヤー着けた!?
 昨年4月に歯科矯正(表側のワイヤー矯正)を始め、14カ月が経ちました。「やり始めてしまえば、あっという間ですよ」(主治...
【独自】ホスト嫌いのラッパーが歌舞伎町に喝!「ポンコツどもを俺が鍛える」RYKEY DADDY DIRTYインタ
 東京・八王子に生まれ、中学生の頃から暴走族やギャングといったアウトローの世界を生きてきたラッパー、RYKEY DADD...
【独自】全身タトゥーや元受刑者も!? 歌舞伎町に誕生したラッパーだらけのホストクラブが異次元だった
 なにかと悪評が絶えないホストクラブ業界の聖地、新宿・歌舞伎町に斬新すぎるお店が誕生。人気ラッパーで発信力も持ち、インフ...
大バズり流行語5選、理解してる?40代でも話についていけるように解説
 2024年も半分が過ぎ、振り返ると今年の上半期もさまざまな流行語が登場しました。40代の皆さんが聞き馴染みのない言葉も...
330円って本気? 職人が作る高見えグッズ、ダイソー姉妹店で見つけた!
 ダイソーが提案する新しいブランド「スタンダードプロダクツ」で、日本が誇る職人技の商品をコスパ良くゲットしてきました。 ...
現金より危険な面も…「電子マネートラブル」よくある事例と3つの対策法
 近年、現金を持ち歩かず、電子マネーを利用する人が増えていますが、それに伴って急増しているのが、電子マネートラブルです。...
親子でしっぽシマシマ隊! チビ“たまたま”がすくすく育ちますように
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
命がけで庭の雑草駆除、今年もやるの?ローメンテを叶える夏の雑草対策
 雑草が気になる季節になりました。「雑草」という植物なんて無いねえ~と言われちゃえばそれまでですが、道端はまぁいいとして...
トレンド入り「猫ミーム」インフルエンサーの投稿じゃないのになぜバズる
 2024年春、突如日本のSNSシーンで流行し始めた「猫ミーム」というカルチャー。日本だけでなく、今世界で流行し、そして...
え、ハブられてる? ママ友に嫌われる言動ランキング&上手に付き合う術
 子育て中の女性が必ず直面する「ママ友との付き合い」。気の合う人に出会えれば、情報交換や悩みごとを共有できる仲間として心...
カスハラとクレームの違い 料理が30分経っても出ないから文句言ったら?
 パワハラ、セクハラ、モラハラ…。最近何かと「ハラスメント」という言葉を耳にしますよね。その中でもここ数年でよく見聞きす...
「風呂キャンセル界隈」失敗談 足の臭いでバレ!自分を奮い立たせる方法
 ネットスラングで「風呂キャンセル界隈」というワードが話題になっています。読者の皆さんの中にも、その日の入浴をキャンセル...
丸見え族、参上! うさぎシッポの“たまたま”君にロックオン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
何をそんなに怒っているのだ?
 何をそんなに怒っているのだ?  東京都庁近くにて。
ほっこり癒し漫画/第75回「ヘルプみーこ」(後編)
【連載第75回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...