お金が貯まらない…貯金できない人の特徴&貯蓄する方法6つ

コクハク編集部
更新日:2021-11-28 06:00
投稿日:2021-11-28 06:00
 社会人になれば自分で稼いだお金で好きな物を買い、生活することになります。収入は人によって異なりますが、中には、「なかなか思うように貯金できない」と思っている人も多いでしょう。しかし、それは収入が問題ではなく、お金の使い方が間違っているのかもしれません。そこで今回は、貯金できない人の特徴と貯金する方法をご紹介します。

貯金できない人の3つの特徴

「貯金しなければ……」と思いながらも、なかなか貯められない人には特徴があります。もしかすると、あなたもその特徴に当てはまっているかもしれませんよ。

1. お金の収支を把握していない

 お金が貯められない人は、収支を把握していないという特徴があります。毎月、何にどのくらいのお金がかかっているのか分からなければ、何を節約すれば良いのかが分からなくなってしまいます。

2. 欲しいものを我慢できない

 誰にだって物欲があります。「これだけは、どうしても買いたい」と、高額な買い物をすることもあるでしょう。しかし、貯金できない人は「これだけは……」でなく、欲しいものがあると我慢できず、「自分へのご褒美」といっては予算を決めずに購入する傾向にあります。

3. 貯金目標、目的がない

 貯金できない人は、貯金する目標や目的がないのも特徴的。目標がなければ、やる気が起きないのも当然です。しかし、人生は何が起こるか分かりません。欲しいもの、やりたいことがなくても、社会人になれば貯金は必須でしょう。

お金を貯めたいならはじめよう! 貯金する6つの方法

 今まで貯金をしてこなかった人、できなかった人にとっては、貯金すること自体、ハードルが高く感じるかもしれませんね。そんな人は、これからご紹介する方法を試してみてくださいね! 

1. 目標額と期間を決める

 何かを始める際、まずは目標や期間を決めることが大切です。貯金をはじめる際にも、まずは目標額や期間を決めましょう。

「来年までに、100万円貯める」といったように、より具体的に決めることがポイント。目標額がはっきりとしていれば、それまでにどうお金を使えばいいかも見えてくるはずです。

2. 今の収支を把握する

 今まで貯金をしてこなかった人は、収支を把握していない人が多いでしょう。そんな人は、自分が毎月どんなことにお金を使っているかを知ることが必要。

 あらためて収支を知ると、「収入以上にお金を使っている」「こんなに無駄遣いしているの?」と気づくことができます。危機感を感じて、貯金へと意識を向かわせることができるでしょう。

3. 家計簿をつける

 収支を把握したら、これからのお金をしっかりと管理するために家計簿をつけていきましょう。スマホアプリなどを用いれば、簡単に管理できます。

 毎日、家計簿をつけていくうちに「これは無駄だったな」と思うようになれば、自然と節約という意識が湧いてくるはずです。

4. 残ったら……ではなく先取貯金する

 貯金できない人は、「残ったお金を貯金しよう」と考えていた人が多いのではないでしょうか? でも、これでは予算がないため、どんどんお金を使ってしまうことになります。

 これを防ぐためには、先取貯金をすること。お給料が入ったら、まずは決めた金額を貯金! そして、残ったお金でやりくりしましょう。

5. 銀行口座やクレジットカードを上手に使い分ける

 上手に貯金をするためには、まずは銀行口座をいくつかに分けることがおすすめ! 例えば、家賃やスマホ代が引き落とされる口座、貯金用の口座、使っても良い口座と分けることで、使えるお金がはっきりとします。

 また、公共料金の引き落としはクレジットカード、買い物は一つのクレジットカードを使うことで、ポイントも貯めやすくなりますよ。

6. 固定費を見直す

 目標を立て、収支を把握し、家計簿をつけはじめたら「もっと、節約できないだろうか?」と感じてくるはずです。

 そうなったら、固定費を見直してみましょう。毎月かかる光熱費やスマホ代、保険代などは見直すことで節約できる可能性があります。この機会に、電気や水道の使い方、スマホ代や保険の見直しをしてみましょう。

無理のない方法から貯金をはじめることが大切!

「貯金がない」と思い、焦って貯金をはじめる人もいるでしょう。しかし、貯金は急に増やすことはできません。無理をして貯金をすれば、「何のために働いているのだろう?」と、負担になってしまいます。そうならないためにも、まずは無理のない方法から貯金をはじめることが大切ですよ。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


「私は親なんだから!」実母のワガママに限界…40代女性が心を守るために選んだ“思い切った決断”
 結婚をしてからも、実母との関係に悩む人は決して少なくないもの。「実の親子なのだから、分かり合えて当たり前」と思いがちで...
35歳すぎたら肌課金すべき? 美容部員が教える「正解スキンケア」。高級コスメとプチプラの“リアルな実力”
 35歳を過ぎてから、急激に容姿の衰えを感じるようになった筆者。SNSは数多のコスメ情報で溢れかえり、美容医療も治療法が...
ランチ6500円が普通だと…? 金銭感覚がおかしい衝撃LINE3選。240万稼いだってマジか
 あなたはどんな金銭感覚の持ち主に「おかしい」と感じるでしょうか? 金銭感覚の違いにより、相手との関係がこじれたり疎遠に...
「あの子、消されたらしいよ」“噂”が立った瞬間、表舞台には戻れない。芸能界に漂う“沈黙のルール”
 世間を揺るがす芸能界のさまざまな噂。ニュースとして報じられ、真実が明らかになることも増えました。  現在は清浄化...
仕事したくな~い! 連休明け、仕事中にこっそりやってる “現実逃避テク”7選。これでメンタル保ってます
 長い連休が終わった翌日の仕事…。朝からやる気が出ず、つい現実逃避したくなるものです。そんなとき、みんなはどんな方法で気...
もっと高く!ジャンピング“にゃんたま”を見よ。躍動感あふれる猫から目が離せない♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
親の介護、孤独死のニュースで実感…私が40代で「終活」を始めたリアルなきっかけ
「終活」というキーワードを聞いて、何歳から始めるものだと思いますか? 実は近年、特に健康に問題がなかったり、若年層であっ...
【動物&飼い主ほっこり漫画】第104回「夢でもいいからアエルトイイナ」
【連載第104回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽの...
【漢字探し】「梛(ナギ)」の中に隠れた一文字は?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
誕生日にめちゃ嬉しい♡ 斬新な“たんおめLINE”3選。「宝探し開始!」お茶目な姉の仕込みにキュン
 大切な親友や気になっている人など、あなたにとって特別な相手へ“誕生日おめでとう=たんおめLINE”を送るときは一工夫す...
スマホ社会にゾゾッ…。65歳童貞、アナログ人間に世間は厳しい? 僕が“鉛筆”にこだわる壮大な理由
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(65)。多忙な現役時代を経て、56歳...
「息子の結婚相手はこんな人がいい!」8人の姑が“理想の嫁像”とリアルな本音をガチ告白
「息子の結婚相手はこんな人がいい」という理想の女性像を、姑の立場になる方たちに語ってもらいました。結婚を決めるのは本人た...
義母vs実母の“初孫”バトル勃発! マウント合戦に巻き込まれた新妻の叫び「私たちは代理戦争の駒じゃない」
 幸せなはずの新婚生活に影を落とす、姑との問題。令和の時代でも根強く残る嫁姑トラブルに直面したケースをご紹介します。
おやつにワクワク♡ 猫の尻尾がピン♪ “にゃんたま”の勝利ポーズが尊すぎる
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
子どもを思うほど胸が痛い…ひとり親家庭が抱える“見えない苦労”。差別や偏見とどう向き合う?
 2024年に離婚した夫婦の数はなんと18万組にのぼるのだそう。なかには「ひとり親家庭」となる人もいるでしょう。子どもと...
コンクリ貫通の生命力!「タカラジェンヌ」が由来の高貴なお花、寒さに弱いはずが“3度の冬”を越えたわけ
 今年の夏も暑かった!、我がお花屋の店先では、暑さにめっぽう強い見上げるほど大きく育った「南国生まれの貴婦人」が見ごろを...